海外の薬剤師事情って?日本と異なる地位や資格取得の難易度

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薬剤師という職業は日本だけに限らず、海外でも必要不可欠な職業です。

もしかしたら、この記事を読んでいる人の中にも「薬剤師として海外で働きたい!」と思っている方もいるでしょう。

ただ、基本的に海外で薬剤師として働くには、その国の薬剤師免許を取り直す必要があります。
また、日本と海外では医療体制や薬剤師の社会的地位も異なっているのです。

そこで本記事では、海外で働きたいと思っている薬剤師の方のために、各国の薬剤師の平均年収や仕事内容、社会的地位などをそれぞれ解説していきましょう。

この記事で分かることは、以下の通りです。

この記事で分かること

  • 海外の薬剤師平均年収
  • 海外の薬剤師の働き方
  • 日本の薬剤師が海外で働くためには
  • 日本人薬剤師が海外で働く前にやっておくべきこと
  • 薬剤師が海外で働くメリット
目次

海外の薬剤師平均年収ランキング

まずは、海外の薬剤師の平均年収をランキング形式で比較してみました。

薬剤師の平均給与が高い国TOP10
ランキング 国名 薬剤師平均年収 薬剤師以外の平均年収
1位 アメリカ 1220万円 568万円
2位 スイス 880万円 620万円
3位 香港 730万円 547万円
3位 カナダ 730万円 487万円
4位 アイルランド 620万円 649万円
5位 日本 562万円 437万円
6位 ノルウェー 560万円 567万円
7位 スウェーデン 530万円 490万円
8位 オーストラリア 510万円 535万円
9位 ベルギー 500万円 493万円
10位 ニュージーランド 480万円 443万円

参考:アメリカの報酬調査サイト「PayScale(ペイスケール)」より
日本の平均年収は厚生労働省の「令和元年 賃金構造基本統計調査」を参照

上記の表を見ると、オーストラリアとノルウェー以外は薬剤師の年収の方が高いことが分かります。

海外の薬剤師の中で最も平均年収が高いのが、アメリカでその年収は1200万円以上です。
アメリカは、州ごとによって年収の差はあるものの、いずれにしても日本より高年収であることは間違いありません。

ちなみに、このランキング調査には日本のデータがなかったため、参考までに厚生労働省の「令和元年 賃金構造基本統計調査」の薬剤師年収は562万円なので、5位にランクイン。

こうしてみると、日本の薬剤師の平均年収は世界的に見ても、さほど低くないことが分かります。

しかし、日本よりも薬剤師の平均年収が高い国は数多くあり、海外で働きたい薬剤師にとっては参考にしておきたいランキングです。

日本と海外の薬剤師の働き方と給与事情

薬剤師と一言でいっても、日本と海外では社会的地位や給与、働き方などが大きく異なってきます。

ここからは、いくつかの国をピックアップし、薬剤師の働き方と給与事情、社会的地位について解説していきましょう。

日本

日本で薬剤師になるには、一般的に6年制の薬学部を卒業し、薬剤師国家試験に合格し免許を取得します。
平成18年以前までは、4年制の薬学課程でしたがより高い医療スキルを習得するために、6年制になりました。
今でも、4年制の薬学部は一部存在していますが、その過程だけでは薬剤師免許は取得できないシステムです。

日本の薬剤師法では、薬剤師について以下のように定義されています。

薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする。

引用:薬剤師法第1条

つまり、日本で薬剤師という職業は「薬のプロ」であり、それによって国民の健康を支えているのです。

そのため、社会的地位は高く給与も医師に次ぐ高い水準だといえるでしょう。

しかし、日本の薬剤師は原則として医師の処方のもとで、調剤業務を行う必要があるので権限があまり認められていないのが欠点です。

薬剤師は、医師、歯科医師又は獣医師の処方せんによらなければ、販売又は授与の目的で調剤してはならない。

薬剤師は、処方せんに記載された医薬品につき、その処方せんを交付した医師、歯科医師又医師の同意を得た場合を除くほか、これを変更して調剤してはならない。

引用:薬剤師法第23条

このように薬剤師は、OTC医薬品を除く処方箋が必要な医薬品に関しては、医師の指示のもと調剤業務を行います。

そのため、社会的地位としては「薬剤師よりも医師の方が立場が上」だと考える人がほとんどです。

アメリカ

アメリカの薬剤師は、社会的地位、給与、権限の3つの観点において非常に高いのが特徴です。
特に給与に関しては、年収が1000万円軽く超えます。

では、なぜアメリカの薬剤師はこれほどまでに社会的に高く評価されている職業なのでしょうか?
その理由として挙げられるのが、薬剤師になるまでの難易度。

通常アメリカで薬剤師になるには、高校卒業後すぐに薬学部への入学は認められていないため、2〜4年は数学や化学などを一般の大学で学びます。

その後、4年制の薬学博士号(Pharm.D.)が取得できる大学(日本でいう大学院)に進学し、さらに州が定める薬剤師免許試験に合格する必要があるのです。

つまり、アメリカで薬剤師になるには週によって修業過程は異なりますが、最低でも6〜8年を要します。
また、薬学部の競争倍率は非常に高く、入学するだけでも相当な努力が必要でしょう。

さらに、アメリカの薬剤師試験には2種類あり、どちらの試験にも合格するのが条件。

このように、アメリカの薬剤師になるには、かなりハードルが高いためさまざまな権限が与えられています。

例えば、アメリカの薬剤師には処方権があり、医師の処方がなくても薬を調剤することが可能です。
また、薬剤師が患者に予防接種などの注射も行えます。

そのため、アメリカでの薬剤師の地位は医師と同等レベルであるといえるでしょう。

アメリカの薬剤師事情について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

オーストラリア

オーストラリアで薬剤師になるには、高校卒業後4年制の薬学部へ進学し、1年のインターンシップ(実習期間)を行います。

既に日本の薬剤師免許を取得している場合は、日本の薬学部での成績を加味して薬学部の2年次または大学院への編入が可能です。
ただ、オーストラリアの薬剤師試験は筆記の他に口頭での面接試験もあるので、IELTSなどの外国人用英語力試験を受験する必要があります。

オーストラリアの薬剤師年収は、一般的に400〜500万円代で日本よりも少し低めです。
その理由としては、薬学部の定員増加などに伴う薬剤師の飽和状態が挙げられます。
ただ、給与は経験とともに順調に上がっていくのでキャリア次第では、年収800万円も夢ではありません。

しかし、オーストラリアは日本と同様に少子高齢化が問題となっている国なので、在宅医療のニーズの高まりとともに薬剤師の需要も高まっているので、社会的地位は高いといえるでしょう。

イギリス

イギリスで薬剤師の免許を取得するには、4年制の薬学部を卒業後1年間の実習が必要です。

その後、国家試験を受験し合格となれば薬剤師として働けます。

日本の薬剤師免許を取得している場合は、OSPAP(Overseas Pharmacists’ Assessment Programme)と呼ばれる外国人向けの薬剤師免許変換コースに1年通い、1年間のインターンを経験すると受験が可能。

また、IELTSのスコアも一定以上の成績が必要となります。

イギリスを含むEU圏の薬剤師年収は、日本よりも高めの600万円〜700万円前後です。

イギリスには薬剤師の指示のもと調剤する、ファーマシー・テクニシャンという職種があるため薬剤師の地位は比較的高く、より専門的な業務を行っているのが高年収につながっています。

イギリスの医療費は基本的に無料で受けられるため、各家庭に家庭医という制度があるのです。

しかしながら、イギリスは深刻な医師不足が続いており十分な治療が受けられない国民もいます。
そこで、注目され始めたのが薬剤師です。
イギリスの薬剤師は、処方権を有しているため薬剤師に相談するのが一般的になりました。

そのため、イギリス国民にとって薬剤師の信頼度は、医師よりも高いといえるでしょう。

韓国

日本のお隣である韓国の薬剤師制度は、6年間の薬学部に通いPEETと呼ばれる試験に合格する必要があります。

日本の薬剤師免許がある場合は、韓国の薬学部に通わずともPEETに合格すれば薬剤師になれるのです。
アメリカのように、現地の大学に通い直す必要がありません。

韓国の薬剤師年収は約600万円と日本よりも高めです。

また、韓国は日本に比べて物価も安いため日本の年収に換算すると、約1000万円とかなりの高給となります。

さらに、韓国の薬剤師は「国民が尊敬する職業ランキング」に毎年上位にランクインするなど、社会的地位が非常に高く、憧れの職業の一つです。

働き方もに本当に似ており、医師の処方のもとで調剤業務を行います。

このように、韓国の薬剤師は日本とは似ていますが、年収や社会的地位が高いのが特徴です。

香港

香港で薬剤師になるには、4年制の薬学部を卒業後、薬剤師の認定試験「PHARMACY AND POISONS BOARD OF HONG KONG」を受験し合格する必要があります。

また、半年〜1年間のインターンシップを修了した者が薬剤師となれるのです。
つまり、香港で薬剤師になるには5年程度の歳月がかかります。

日本で、薬剤師免許を取得していても香港の薬科大学への入学が必要。
そのため、かなりハードルは高いといえるでしょう。

香港の医療保険への加入は強制ではないため、診察料金は国民によって幅があります。
さらに、診察料は医師が自由に決められるため、高額な医療費になってしまうことも珍しくありません。

そのため、香港では医師の診察を受ける前に、薬局の薬剤師に相談するという習慣があります。

香港の薬剤師の年収は、約730万円と世界でもトップレベルの高さです。

また、香港では西洋医学と東洋医学が混在しているため、漢方薬の処方も頻繁。
医薬品の他に漢方の知識も必要とされるでしょう。

カナダ

カナダで薬剤師になるには、国と州の2つから認定を受ける必要があります。

日本の薬剤師免許を保有している場合は、現地の薬学部に通うことなく受験が可能です。

だた、事前の書類審査や講義や実技実習を受けなければならないので、それなりに時間とお金がかかります。

カナダは、アメリカ同様に州ごとに薬剤師免許が指定されており、州によってばらつきがありますが、年収は、調査によると約730万円と高水準。

日本と同様に国民保険制度があり、加入すれば基本的に医療費は無料になります。
しかし、病院へのアクセスの悪さや医師不足などの問題から、薬剤師に頼る国民も少なくありません。

そのため、カナダでは医師の処方なしに薬剤師が調剤したり、予防接種が行えたりするので、薬剤師の地位は高いといえるでしょう。

タイ

タイで薬剤師になるには、日本の薬剤師免許を保有していれば働くことが可能です。

職場は、日系の病院や企業がほとんどで、日本人患者を対象としているため現地の言葉が話せなくても問題ありません。

タイでは、日本人が多く働いている国でもあるので、日本人薬剤師の需要は高いといえるでしょう。

タイの薬剤師平均年収は、400万円〜450万円程で日本と比べて低めです。

しかし、タイの物価は日本の約3/1なので、年収が400万円代でもかなり裕福な暮らしができます。

海外で薬剤師として働きたいけど、ハードルが高くで諦めている方でも、タイは初めての海外勤務でも日本人にとって働きやすい国です。

海外の薬剤師の仕事内容

海外の薬剤師は、日本の薬剤師にはない仕事内容や権利が数多くあります。

以下では、海外の薬剤師の仕事内容について解説していきましょう。

日本と異なる海外の薬剤師業務

  • リフィル処方箋のチェック
  • 予防接種
  • 処方権

リフィル処方箋のチェック

リフィル処方箋とは、一定期間内であれば医師の診察を受けなくても同じ薬をもらえるシステムです。

この制度はアメリカ やイギリス、フランス、オーストラリアなどの国で実施されています。

リフィル処方箋が導入されたことにより、医師の負担は軽くなり薬剤師のチェックが必要なため、より高度な知識が薬剤師には求められることになりました。

その結果、リフィル処方箋が導入されている国の薬剤師の地位は、高いといえるでしょう。

今後日本でも、導入が検討されていますが薬剤師の地位向上に期待が高まっています。

予防接種

海外の薬剤師の中でも、予防接種をすることが認められている国は多いです。

例えば、アメリカやカナダなどでは、薬局で薬剤師から予防接種を受けるのが一般的。

そのため、ワクチンの摂取率も高く日本のように打ち手不足問題にも陥りません。

このように海外の薬剤師は、予防接種業務も行えます。

処方権

カナダ、アメリカ、イギリスなどの薬剤師には医師と同様の処方権が与えられています。

特にアメリカの薬剤師は、医師が処方した薬に対して意見や委任ができる権利を有しているのです。
また州によって異なりますが、医師の処方がなくても薬を処方できる権利があります。

そのため、アメリカの薬剤師は国民や医療従事者からの信頼は厚く、社会的地位も高いといえるでしょう。

日本の薬剤師には、このような処方権は一切ありません。
それ故、社会的地位はアメリカよりも低いというイメージです。

このように、海外と日本の薬剤師の処方権の違いは、社会的地位を大きく分けてしまっている一つの要因でしょう。

日本の薬剤師が海外で働くには

日本の薬剤師が海外で働くために必要なことは、なんなのでしょうか?

以下では、日本の薬剤師が海外で働く方法や疑問を解消していきます。

日本の薬剤師資格は海外では通用しない

まず、基本的に日本での薬剤師資格は海外では、通用しないと考えて下さい。

一部の国では、タイなどのように日本の薬剤師免許のみで働ける場合もあるようですが、基本的にはその国の薬剤師免許を取り直す必要があります。

そのため、文化や医療体制が全く違う海外で働くには、それなりの覚悟と努力が必要です。

しかし、日本で薬剤師を経験していることは、海外で働くにあたり必ずプラスになります。
日本人ならではのきめ細やかなサービスや気遣いなどは、海外から高く評価されるでしょう。

どんな職場がある?

薬剤師が活躍できる海外の職場は、病院や薬局、製薬会社などで日本とさほど変わらないでしょう。

ただ、海外で日本人が働く場合は、日本語での対応が必要な場合に重宝されます。

特に、日本人駐在員や観光客が多い国などでは、日本人薬剤師は頼りになる存在です。

ワーキングホリデー

日本人薬剤師が海外で働くには、就労ビザが必要です。

しかし、この就労ビザは国によって審査が厳しく、そう簡単にとれるものではありません。

そこで、ワーキングホリデーと呼ばれる働き方があるのをご存知でしょうか?

ワーキングホリデーとは、観光目的で長期滞在する場合にアルバイト程度の就労が可能なシステムです。

ただ、就労ビザではなくあくまで観光ビザでの就労範囲なので、勤務日数や時間に制限があります。

しかし、海外で薬剤師にとして働くことができる最も簡単な方法です。

ワーキングホリデーを受け入れている国は、多数あるので調べてみるのもいいでしょう。

ボランティア

薬剤師が海外で働く方法には、もう一つ「ボランティア」があります。

ボランティアで代表的なのは、赤十字社海外派遣要員や国境なき医師団などです。

ボランティアといっても完全無償ではなく、団体によって現地で生活できるだけの収入や環境を整えてくれます。

ただ、収入は日本の薬剤師に比べると低く医療体制が整っていないところに派遣されるので、苦労することも多いでしょう。

しかし、薬剤師として海外で経験を積むにはボランティアもひとつの選択肢です。

薬剤師が海外で働くためにやっておくべきこと

日本の薬剤師が海外で働くためには、さまざまな準備が必要です。

以下では、薬剤師が海外で働く前にすべきことを解説していきましょう。

海外で働きたい薬剤師がやっておくべきこと

  • 語学力を身につける
  • 現地の薬事制度を把握
  • 現地の薬剤師資格の取得
  • 就労ビザを申請する

語学力を身につける

海外で薬剤師になるには、その国の人とコミュニケーションを取らなければなりません。

患者や医療スタッフと話せるレベルの語学力を身につけましょう。

国によっては、外国人が薬剤師資格を取得するために語学テストを設けているところもあります。

このように、海外で働きたい薬剤師が真っ先に取り組むべきは、言葉の壁です。

現地の薬事制度を把握しておく

日本では、国民保険への加入が義務付けられているため、日本の薬事制度は充実しています。

しかし、海外では国によって薬事制度が異なるため注意が必要です。

例えば、アメリカでは日本のように医療保険に加入していない国民が多いため、医薬品の料金が人によって異なります。

そのため、日本よりも計算方法が複雑になってしまうでしょう。

このように、働く国の薬事制度を十分に理解しておくことで、スムーズに働くことができるのです。

現地の薬剤師資格を取得する

先述の通り、海外で薬剤師として働くには、現地の薬剤師免許を取得しなければなりません。

自分が働きたい国の薬剤師免許の仕組みや、資格取得までにかかるお金や時間なども把握しておきましょう。

その国の、薬剤師免許を取得することで日本の薬剤師には認められていない業務が経験できます。

就労ビザを申請

就労ビザは、入国したい目的を示しその国許可を得るためのものです。

しかし、就労ビザを取得するには観光、留学目的のビザよりもハードルが高く、国によっては何年もかかる場合があります。

そのため、現地の就労ビザを取得するための条件などをあらかじめ調べておくのがいいでしょう。

薬剤師として海外で働くメリット

薬剤師が海外で働くとどのようなメリットが得られるのでしょうか?

以下では、薬剤師が海外で働くメリットをいくつか解説していきましょう。

薬剤師が海外で働くメリット

  • 多くの人がしていない経験ができる
  • 海外の文化や考えに触れることができる
  • コミュニケーションスキルが上がる
  • 海外の医療情報がいち早くわかる

多くの人がしていない経験ができる

海外で薬剤師として働くという経験は、誰もができることではありません。

そのため、多くの人が経験していないような貴重な時間を人生の中で過ごすことになるでしょう。

また、海外で働いたという経験は、キャリアアップにもつながります。

海外の文化や考えに触れることができる

日本国内だけで生活していると、我々は日本の常識が一般的だと思い込みます。

しかし、海外の文化や考えに触れることによって、さまざまな価値観や日本の常識が当たり前でないことに気づくでしょう。

そうした、新たな価値観や文化に触れることによって人間的にも成長できるのです。

コミュニケーションスキルが上がる

薬剤師にとって最も大切なものはコミュニケーションスキルです。

海外の語学力を習得することで、日本に戻っても薬剤師として外国人観光客とのコミュニケーションをスムーズにとることができます。

このように海外で働くことは、コミニュケーションスキルをアップさせてくれるでしょう。

海外の医療情報がいち早くわかる

新薬などの開発は、日本よりも海外の方が活発です。

そのため、日本にいるとどうしても海外の医療情報が入るまでにタイムラグが発生します。

しかし、海外で働くことでタイムリーな医療情報をいち早く入手することができるのです。

ただ、情報は手に入りやすい環境の中でも積極的な、学ぶ姿勢は忘れないことが大切でしょう。

まとめ:海外で薬剤師になるにはハードルが高いが魅力的

ここまで、海外の薬剤師事情と働くための方法について解説してきました。

まとめ

  • 海外の薬剤師は日本よりも社会的地位が高い
  • 海外の薬剤師も年収は高い
  • 海外で薬剤師になるにはその国の免許が必要(一部地域を除く)

海外で薬剤師になるには、免許を取り直す必要があったりとハードルはかなり高いです。

しかし、海外勤務を経験することでグローバルな視点を持つことができ、薬剤師としてのキャリアも上がるでしょう。

ぜひこの記事を参考にしながら、自分に合いそうな国を見つけて薬剤師として海外勤務を検討してみてはいかがでしょうか?

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