高校生がプログラミングを学んだほうがいい理由!独学法やおすすめスクール14選
教育(高校生)
2021.08.06
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高校でも必修化されるプログラミング
現在の高等学校の学習指導要領では、情報科は「社会情報」「情報科学」のいずれかから1科目を選択することになっています。
これが、2022年から実施される新学習指導要領では、必修科目として「情報Ⅰ」が新設され、すべての生徒がプログラミング・ネットワーク・データベースの基礎を学習するよう改定されます。
また、新たに開設される選択科目の「情報Ⅱ」で、情報システムやデータを適切かつ効率的に活用する力や、コンテンツを創造する力を育成することになります。
出典:新学習指導要領のポイント(情報活用能力の育成・ICT活用)|文部科学省
参照:https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/05/21/1416331_001.pdf
高校生がプログラミング学んだほうがいい5つの理由
インターネットやコンピューターによるサービスは、今や生活から切っても切り離せないものとなっています。
そんな時代背景の中、プログラミングを学ぶことは、単にプログラミングの技能を習得するだけでなく、コンピューターを活用してよりよい社会を築こうとする態度を育むために、必要と考えられています。
そこで、高校生がプログラミングを学んだほうがよいといわれる理由を5つ取り上げてご紹介します。
1:IT化が進む時代を生き抜くスキルが身につく
身の回りの電化製品は、ほぼすべてがプログラミングされたものであるため、それだけプログラミングのできる人材が必要ということでもあります。高校生のうちにプログラミングスキルを身につけることは、将来にわたって大いに役立つのです。
2:論理的思考や問題解決力が身につく
コンピューターはあいまいな指示では動かせないため、目的を達成するためにどのような動きが必要なのか、手順を細かくプログラミングする必要があります。
この物事を順序だてて考えることは、論理的思考とも共通するものであるため、プログラミングを学ぶことは、論知的思考を身につけるのに役立つと考えられています。
また、コンピューターに自分が意図した動きをさせるには、さまざまな問題をひとつひとつ解決することが必要です。プログラミングを学ぶことで、問題解決の方法が1つではないことに気付き、問題解決の方法を多面的に考える問題解決力も身につくと考えられています。
3:自然と集中力が身につく
プログラミングを組み立てていくことは、非常に難しい作業であるため、一つのプログラミングを組み立てるだけでも、数時間かかってしまうことも珍しくありません。そのため、プログラミングを組み立てる作業をすることで、自然と集中力を身につけることができます。
プログラミングを学ぶことは、単にプログラミングに関する知識を身につけるだけでなく、他の勉強にも通じる集中力を高めることにもつながるのです。
4:純粋に実力が評価される
プログラミングには年齢は関係ありませんので、高校生であってもスキルやセンス次第で、プログラミングでお金を稼ぐこともできます。
実際にビジネスとしてお金を稼げるようになるのは、かんたんなことではありませんが、勉強したことが評価され、収入につながるのもプログラミングの魅力といえるでしょう。
就職で有利になることも
経済産業省の調査によると、2030年にはIT人材が最大で79万人不足する見込みであるとされています。また、IT人材白書2020でも、IT人材が不足していると考えている企業は89%にのぼり、企業のIT人材不足感は、年々上昇の傾向にあります。
これらのデータから、IT人材は今後も需要が供給を上回ることが想定され、プログラミング技術を身につけておくことは、就職の際に有利となるといえます。
出典:IT 人材需給に関する調査|経済産業省
参照:https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf
5:大人になってから学ぶより吸収しやすい
プログラミングの知識や技術は、大人になってからでも身につけることは可能ですが、学び始める年齢は、早ければ早いほど吸収しやすい傾向にあります。
また、プログラミングは次々と新しい知識を身につけていく必要があります。早くからプログラミングを学び始めることで、より多くの時間をプログラミングの勉強に費やせるため、深く広い知識を身につけられるのです。
高校生のプログラミング学習方法3選
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