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高校3年生が苦手な英語を得意に変える方法とは?勉強法やポイントも解説

 

高校3年生が苦手な英語を得意に変える方法とは?勉強法やポイントも解説

「高校になって英語がわからない」
「模試で英語の点数がなかなか上がらない」
「英語を勉強したいけどどんな方法があるの?」
大学受験では英語が必要とされることが多いですが、中学に比べて難解な英語に苦手意識がある高校3年生は多いのではないでしょうか。

 

この記事では、そうした生徒やその保護者の方向けに、高校英語で躓きやすい原因と、それを克服する方法、さらにおすすめの参考書などについて紹介しています。

 

この記事を読めば、計画の立て方や進め方がわかり、スムーズに勉強を始めることができるでしょう。

 

ぜひこの記事を読んで、自分に必要な勉強方法を見つける、悩んでいる子供へアドバイスするなど、活用してみてください。

 

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高校3年生の英語の学習内容とは?

文部科学省の指導要領によると、高校3年生の英語では、目的や場面に応じて多様な語句・文を効果的に用い、論理的に詳しく伝えられることを目標としています。

 

そのため英文はより長く複雑に、文法はより応用的に、単語はより難解になります。

 

これらを理解し、使いこなすことが求められるのです。

 

出典:高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 外国語編|文部科学省
参照:https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/03/28/1407073_09_1_1.pdf

 

高校3年生が英語が苦手と感じる原因

高校3年生の英語は、中学から学んできた英語の積み重ねで成り立っています。そのため、一度英語が苦手になってしまうと、何がわからないかわからない、何を勉強したらいいのかわからない、となってしまうことが多くあります。

 

英語が苦手な原因を理解し、そこに対策をしていくことが重要です。

 

ここではよくある苦手ポイントを見ていきましょう。

習得しなければならない英単語が多い

高校までに英単語をどのくらい覚えればいいのか、ご存知でしょうか。

 

中学の英語で覚える英単語が約1,600語〜1,800語ほどとされており、高校の英語で覚えるのが約2,000語〜2,500語ほどとされています。

 

つまり、高校3年生までにはおよそ4,000語覚える必要があることになります。これだけの英単語を覚えなければ、高校3年生の英語は読みこなせないのです。

 

さらに大学受験となると、4,000〜7,000単語もの英単語が必要と言われています。

 

高校2年生までの内容が理解できていない

学校で習う英語のまとめとなるのが高校3年生です。そのため、高校2年生までの内容を理解していることが大前提となります。

 

より応用的な高校3年生の英語を理解するには、基礎となるそれまでの英語を身につけておかなければなりません。

 

わからないところは、それがたとえ中学の内容であってもしっかりと復習して基礎を身につけましょう。

仮定法を理解していない

英語の中で苦手とされる単元の代表格が仮定法です。

 

仮定法というのは、「現実ではありえないことを話してますよ!」ということを時制によって明示する言い方です。古文にも反実仮想という、「現実ではありえないこと」を明示する言い方があります。

 

それに対して、現代の日本語ではこの「現実ではありえないこと」を明示するための文法がありません。

 

仮定法が苦手な場合、そもそも何のための表現なのかを理解し、基本の型を捉える必要があります。

 

長文読解力がない

長文読解を苦手としている高校生は多いことでしょう。

 

その一方で、課される英文はより長くなっている傾向にあります。例えば、2003年のセンター試験では総語数が約3,000語でした。2022年の共通テストでは約6,000語と、20年で2倍ほどに増えました。

 

これだけの長文を子細まで理解するのはとても大変です。全て理解するのではなく、大まかに読み進め、核を理解することが大切です。そのためには語彙力と文法の基礎が欠かせません。

 

 

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