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お宮参りの初穂料の相場とは?のし袋の書き方やお金の包み方も紹介

 

お宮参りの初穂料の相場とは?のし袋の書き方やお金の包み方も紹介

 

初穂料は気持ちを表すものであり、誰が払うかは特に決まりはありません。両家の祖父母がお参りに参加する場合、初穂料を折半して出し合うという選択肢もあります。

 

他にも、赤ちゃんの父側の祖父母が初穂料を、母側の祖父母がお参り後の食事会や赤ちゃんの衣装・写真代を支払うなど、費用をはじめから分けておくと当日揉めることなくスムーズにお参りができるでしょう。

 

事前に支払う人と金額を具体的に決めておくことで、慌てずにお参りすることができます。

 

3:渡すタイミング

初穂料を渡すタイミングは、お宮参りの申し込み時に祈祷料として渡すのがお勧めです。

 

「初穂料です。神様にお供えください」と差し出せばわかりやすいでしょう。また、少し言いにくい場合もありますが「ご神前にお捧げください」や「ご献納(けんのう)ください」という言葉でご祈祷料をお渡しするのも良いでしょう。

初穂料を包むのし袋や封筒を用意するときのポイント7つ

初穂料を支払う際、お店で品物を買うかのようにお財布からお金を取り出して直接お支払いというのはマナー違反とされています。初穂料は、行く前にのし袋や封筒に包んで渡すようにしましょう。

 

冠婚葬祭が執り行われるときには、それぞれ種類があり、違う色や形ののし袋や水引を使用します。例えば、結婚式に使うご祝儀袋はのし袋の表に「寿」と書いて受付に渡し、お葬式のときは宗教によって黒色の入ったのし袋や黄色の袋を使う場合もあります。

 

また、神社によっては、独自のしきたりや奉納方法が違うので確認するようにしてください。無事に産まれた赤ちゃんを祝ってもらう場所で、神様に失礼がないようにしましょう。

 

ここではのし袋や封筒を用意するときのポイント7つをみていきます。

  • ・失敗に備えて余分に用意する
  • ・水引が紅白の蝶結びのものを選ぶ
  • ・表書きには「御初穂料」や赤ちゃんの名前を書く
  • ・中袋に住所と大字で金額を書く
  • ・封筒の場合は白い封筒を用意する
  • ・比較的きれいなお札を用意する
  • ・お金の包み方

 

1:失敗に備えて余分に用意する

初穂料を入れるのし袋や封筒は、百貨店や文房具店に置いてあります。最近では100円均一ショップなどでも購入することができます。

 

気を付けたいことは、「中に入れるお金に見合ったのし袋を使用する」という点です。中に入れる金額が高額なのに安いのし袋だと、マナー違反となることがあります。

 

印刷されているものを使うのも良いのですが、可愛い赤ちゃんの健康と健やかな成長を願うこころを込めて、手書きにするのがお勧めです。書き損じても慌てないように、複数枚準備すると良いでしょう。

2:水引が紅白の蝶結びのものを選ぶ

のし袋に掛かっている水引は、紅白色の蝶結びのものを選びます。「紅白蝶結び」は、結び目を何度でも簡単に結び直せることから、「何度繰り返しても良いお祝い事やお礼」という意味に繋がるからです。

 

お宮参りのときに使う水引は、結婚やお葬式のように何度もあっては良くないという意味の結びきりではなく、何度も解いて結び直すことのできる蝶結びを選ぶようにしましょう。

 

3:表書きには「御初穂料」や赤ちゃんの名前を書く

初穂料を入れるのし袋または封筒が手に入ったら、次は表書きを行います。水引の結び目に文字がかからないようにしながら、のし袋の上部真ん中に「御初穂料」と記入します。

 

その下に赤ちゃんの名前を書くようにします。赤ちゃんの名前はフルネームで書きましょう。神主さんが読み間違わないように読み仮名を付けると良いです。

 

また、ボールペンなど線の細いペンで書くのはマナー違反とされています。筆ペンや小筆と墨で記入するようにしましょう。

4:中袋に住所と大字で金額を書く

市販されているのし袋の水引を外すと、中に「中袋」と呼ばれる白い封筒が入っているので、この中袋にお金を入れましょう。

 

中袋には表に金額、裏に住所と赤ちゃんの名前を記入します。包む金額を大きく「金 ○○○円」と書くのですが、金額は数字の「1・2・3」や漢数字の「一・二・三」の代わりに、「壱・弐・参」で表す「大字(だいじ)」で書きましょう。

 

1万円を中封筒に入れて包みたいときは、「金 壱萬円」と書きます。絶対に大字で書かなければならないというわけではありませんが、せっかくのお祝い事ですので、習わしに従って書く方が好ましいでしょう。

 

中袋の裏には、住所と赤ちゃんの名前をフルネームで記入します。のし袋同様、毛筆または筆ペンで書くのがお勧めです。

 

 

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