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気持ちの切り替えが苦手な4歳児への対処法は?声かけのポイントを紹介

 

気持ちの切り替えが苦手な4歳児への対処法は?声かけのポイントを紹介

 

 

日頃から「少しの我慢」を練習する

どうしても気持ちが切り替えられない場合は、日頃から少しの我慢の練習をさせたり、深呼吸をさせたりして落ち着かせると良いでしょう。

 

例えば、おやつの時間を決めて、時間がくる前に食べたくなってもその時間は守らせることや、使いたい遊具があるけど前に違う子が並んでいたら、「前の子が先に並んでいるから、順番ね」などと声かけしてあげることがおすすめです。

言葉で交渉することを学ばせる

気持ちの切り替えが苦手な理由のひとつに、言葉でのやり取りが未熟という問題があります。そのため、かんしゃくを起こすなど、感情表現だけで自分の気持ちを伝えてしまうのです。

 

「あと何回ならやってもいい?と聞けばいいんだよ」などと声をかけて、教えてあげましょう。

 

言葉が難しければ、「あと3回やります」といった言葉をカードにして、遊びの時などに選ばせる方法もおすすめです。こうした訓練をすることで、徐々に言葉での交渉ができるようになるでしょう。

 

ちょっとしたごほうびを与える

物を与えて気持ちをそらせるやり方は、エスカレートしやすいため慎重になった方がよいでしょう。しかし、ちょっとしたごほうびであれば、子供の意欲を引き出しながら、スムーズに訓練ができます。

 

例えば、苦手だったり嫌いだったりする活動の前には、活動後に楽しいことが待っていることがわかると、子供は我慢してみようという気持ちになります。小さなシールやおやつなどが待っていると思うことで、がんばろうという気持ちが高まるでしょう。

切り替えができた時はしっかり褒めてあげる

子供が上手に切り替えできた時は、しっかり褒めてあげることが重要です。「自分で泣き止んだね」など、褒めてあげると「お母さんに助けてもらえなくても自分で泣き止むことができた」と、感じられて子供の自信にもつながるでしょう。

 

たとえ、途中でまた遊び始めたとしても、少しでもできたことを見逃さずに誉めることが大切です。そうすることで、自分が認められたと感じて、次の指導を子供が受け入れやすくなります。

 

切り替えが苦手な4歳児の気持ちに寄り添ってみよう

気持ちの切り替えが苦手な子供でも、保護者の対応次第で少しずつ切り替えが上手になっていきます。

 

訓練をすることで少しずつできるようになっていくため、まずは、子供の気持ちに寄り添って、これまで紹介してきた方法を試してみましょう。

 

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