看護学校の受験勉強法について｜メリットや勉強するポイントもあわせて解説

mokuji_dummy

看護学とは看護師を養成するための学問です。人間の体と心をトータルでケアすることや健康な状態を維持できるようにケアする知識や技術を学べます。

体と心をケアする看護学を学ぶことで病気やケガで困っている人をサポートしたり、病気を未然に防ぐお手伝いができます。

3：将来的な需要が高い

今後75歳以上の高齢者が増え超高齢化社会になることが予測されています。現在の急性期医療から今後施設や在宅医療の需要が増大されるため介護関連での看護師のニーズが高まりつつあります。

看護師を必要としているのは医療現場だけではなく介護施設や在宅看護など、看護師を必要とするサービスが増えてきており今後も将来的に需要の高い職種になります。

4：安定した仕事に就ける

看護師の仕事は不景気になったからと言って求人件数が少なくなったり就職先が見つからないということはほとんどありません。

人間の健康や生死にかかわることは世の中の景気が良くても悪くても関係なくおこります。病気やケガして苦しんでいたりつらい思いをしている患者さんを助ける仕事のため、景気がよかろうが悪かろうがいつでもどこでも看護師は必要になります。

看護師の仕事は比較的不況にも関係なく安定した仕事につけます。

看護学校の受験に向けて勉強する10個のポイント

看護学校の受験に向けて勉強する際のポイントについて説明します。看護学校受験でおさえておくことはどの教科も「基本重視」でよいということです。

しかし看護学校の入試問題は学校ごとの独自性や癖が強いため一通り基本を勉強した後は、自分の志望校の過去問題に目を通してそれにあった対策をとる必要があります。

1：英語の勉強

英語の問題は長文・発音やアクセント・文法問題・和文英訳などが出題されていますが出題傾向・難易度は学校間の差が大きく、また看護学校受験に向けての英語の勉強に関しては人によって大きく違います。

大学受験で英語を受けた方はそれをもう一度振り返るだけで充分です。大学受験を受けていない、または英語の基礎的はことがわかっていないと自覚している人はそれなりに時間がかかることを覚悟しなければなりません。

ポイントとしては中学レベルの英文法をおさらいし、英単語を繰り返し覚え語彙力をつけることです。

2：国語の学勉強

看護学校の入試にむけての国語の学習は基本的に「現代文」をする必要があります。なお読解問題のほかに漢字・語句の意味・四字熟語・慣用句・文学史など国語知識問題のウェイトが高いのでこちらの対策も必要です。

ポイントとして現代文対策では大学入試向けに書かれた問題集のうち「基本」と記されているものを使用するといいです。

3：数学の勉強

看護学校受験に向けて数学では、出題範囲が数学Ⅰ（2次関数や三角比など）だけの場合と数学Ⅰ＋数学Ａ（場合の数・確率など）の場合があります。

自分が受験する学校の組み合わせを考えながら数学Aを勉強するか決めましょう。現時点でどうなるのかわからない場合は数学Iの範囲を優先して勉強します。ポイントとして難しい問題をじっくり解くというより基本的な例題の解き方をマスターしておくことが大切です。

4：小論文の勉強

小論文の出題形式としてテーマ（課題）を示して書かせるものと資料を読ませてその内容を踏まえてかかせるものがあります。

テーマ（課題）を示して書かせるものとしては、自分について・志望動機について・自事的なテーマについて・一般的な抽象題についてなどがあげられます。

資料を読ませてその内容をふまえて書かせるものとしては、課題文を読ませて自分の考えを述べるもの・統計グラフ・データを見て自分の考えを述べるのが挙げられます。

また国語のテストの中に、文章の内容を踏まえて自分の考えを述べよといったような実質的に「小論文」の問題が含まれるケースもあります。

5：面接の練習

面接はほとんどすべての看護学校受験で実施されます。看護系の入試ではその職種の特性からコミュニケーション能力をチェックする面接試験は非常に重要しされるため、時間をかけてしっかり準備しておく必要があります。

面接は個人面接、集団面接、集団討論があります。

個人面接・集団面接する上でチェックされるポイントとしては、身だしなみ・言葉づかい・あいさつの仕方・表情や態度、協調性、コミュニケーション能力、この道を進むという強い熱意・意欲・覚悟についてしっかり自分なりにまとめておく必要があります。

集団討論では普段から医療や健康に関わるニュースに目を向け、自分なりの感想・意見をまとめておく必要があります。

6：受験予定校の試験科目を把握