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認定こども園とは?保育園や幼稚園との違いや知っておくべきことについて

 

認定こども園とは?保育園や幼稚園との違いや知っておくべきことについて

 

 

4:就労していない保護者との交流も持てる

異なる年齢の子どもたちが交流できるだけではなく、就労している保護者と就労していない保護者が交流をもてるところも認定こども園の長所でしょう。

 

これは幼稚園と保育所の機能をあわせ持っている認定こども園ならではの魅力の一つで、様々な生活スタイルの家庭や保護者と情報交換や交流ができます。

5:仕事を辞めても転園させる必要がない

幼稚園や保育所の場合、保護者が就労しているかどうかで転園を検討しなければいけない場合があります。特に保育所の場合は、仕事を辞めると、認定区分を申請しなおして転園する必要があるでしょう。

 

それに対して、認定こども園は保護者が仕事を辞めたとしても、転園する必要はなく、そのまま通い続けることが可能です。保護者にとっては転園の手間が省けるのはもちろん、子どもも友達と離れなくて済むなどのメリットがあります。

 

6:給食が利用できる

認定こども園では、2号と3号認定を受けている家庭の子どもは給食を利用することが可能です。また、園には給食室が設置されているところが多いので、1号認定でも園によっては給食を利用できる場合があります。

 

お弁当などの負担がなく、栄養バランスもしっかり考えられている給食があるのは、保護者にとって嬉しい長所と言えるでしょう。

 

出典:幼児教育・保育の無償化の実施に伴う食材料費の取扱いについて|内閣府
参照:https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/administer/setsumeikai/r010530/pdf/s23.pdf

認定こども園の短所4つ

就労している保護者にとってもそうではない保護者にとっても、認定こども園には長所や魅力があるでしょう。

 

その反面、平日にイベントがある点や長期休暇の扱いが園によって異なっている点など、注意しておきたいポイントもあります。また、保育料以外に必要な費用がある点、園の数の少なさなど、事前に知っておきたいポイントもあります。

 

ここからは、認定こども園の短所を4つ紹介します。

  • ・平日のイベントや長期休暇に注意が必要
  • ・保育料以外にも必要な費用がある
  • ・保育所よりも数が少ない
  • ・申し込みが多い場合は利用できないこともある

 

1:平日のイベントや長期休暇に注意が必要

認定こども園は、種類によって保育所ベースのところや幼稚園ベースのところがありますが、幼稚園ベースの園では、平日にイベントが開催される場合があります。

 

また、夏休みなどの長期休暇の設定も園の種類によって異なるので、就労していて仕事を休むことが難しい方は、事前にこれらのポイントを確認しておくことが必要です。

2:保育料以外にも必要な費用がある

幼稚園や保育所も同じですが、認定こども園でも保育料以外に必要とされる費用がいくつかある点も注意が必要でしょう。

 

給食費や行事費用、送迎に関する費用だけではなく、認定されている時間内に迎えに行けなかった場合は、延長保育料金も発生します。かかってくる費用は私立公立の違いだけではなく、住んでいる場所によっても異なるので、事前に確認しておきましょう。

 

3:保育所よりも数が少ない

厚生労働省が公表した「保育所等関連状況取りまとめ」によると、令和3年時点での全国の保育施設の数は38,666か所となっています。うち保育所の数が23,896か所であるのに対して、幼保連携型または幼稚園型などの認定こども園の数は7,428か所です。

 

これは、認定こども園自体が比較的新しい制度によって生まれた施設であることが理由にあり、保育所と比較するとまだ数が少ない点は短所と言えるでしょう。

 

出典:保育所等関連状況取りまとめ(令和3年4月1日)|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/content/11922000/000821949.pdf

4:申し込みが多い場合は利用できないこともある

認定区分に関係なく、誰でも利用できる長所を持っているのに対して、申し込みが多い場合は利用できないこともあります。

 

これは、申し込んだ家庭の事情や条件に優先順位が決められているためで、地域によって条件や受け入れ人数が異なります。そのため、事前に情報収集を行って、確実に利用できるかどうか確認しておきましょう。

 

認定こども園も選択肢に入れよう

 

 

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