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大学の学部の選び方!主な10の文系学部の特徴・学部選びのコツをご紹介

 

大学の学部の選び方!主な10の文系学部の特徴・学部選びのコツをご紹介

 

教育学部では、教育の在り方について学びます。内容としては、教育学の基礎から始まり、教育の組織や制度などについて学ぶ比較教育学や、発達心理学も含まれるのが特徴です。

 

教育学部を卒業することで教員免許を取得できますが、小・中・高のどの教員免許が取れるのかは大学ごとに異なります。子供が目指している教員免許に対応したカリキュラムを有する大学かどうか、前もってしっかり確認しましょう。

 

6:外国語・国際教養学部

外国語学部では学びたい外国語の文法・会話だけではなく、その言葉の成り立ちや文化・社会的背景を含めて学べます。授業自体が学んでいる外国語で実施されることも多く、言語の習得は最低条件と言えるでしょう。

 

国際教養学部は、その名の通り国際教養を学ぶ学部です。国際教養とはグローバル社会で活躍できるための知識や、コミュニケーションスキルなどです。

 

どちらの学部も留学制度が充実している傾向があり、留学を義務付けている大学もあるため、子供と共に志望大学の特徴を十分に調べてから選びましょう。

7:社会学部

社会学部は、人間が生活する社会の仕組みや構造、社会が抱える問題などについて研究することが目的です。

 

社会学部は専攻がさらに細分化され、社会学専攻のほか心理学専攻・メディア専攻などに分かれる大学も存在します。

 

社会学部を卒業した後の就職先は、金融・保険業、情報通信業、製造業など多岐に渡ります。子供が将来就きたいと考えている仕事と直結した専攻を選べるようにサポートしましょう。

 

8:総合政策学部

総合政策学部では、貧困や格差の拡大などの社会におけるさまざまな問題に対し多角的視点から考え、解決策を模索することを目的としています。

 

総合政策学部では、経済・マーケティング・国際政治経済・環境政策など幅広い分野の学問を身に付けることが可能です。

 

多様な学問の知識をベースに、一つの物事を多面的に見る思考の柔軟性や行動力を習得できるので、社会問題の解決に貢献したいと考える子供には総合政策学部が最適でしょう。

9:スポーツ系の学部

文系学部に含まれるスポーツ系の学部は「スポーツ科学」・「スポーツ健康学」・「体育学」などに分類できます。

 

スポーツ科学は、スポーツに対して科学的にアプローチすることで有効なトレーニング方法を編み出したり、スポーツのコーチを育成したりします。

 

スポーツ健康学では人が健康に生きるためのスポーツの役割について研究し、体育学では中・高における保健体育指導者の育成も目指します。

 

10:芸術系の学部

芸術系の学部は、音楽系・美術系などに分類されます。音楽学部では作曲・声楽・器楽・指揮など、美術学部では絵画・彫刻・工芸・デザインなどが学べます。

 

芸術系の学部では、芸術の表現者になるための学びのほか、教職課程がある大学では音楽や美術の教員を目指すことも可能です。一般企業に就職する卒業生も多いため、子供の希望する大学の就職状況も事前にチェックしておくと良いでしょう。

文系学部選びの3つのコツ

文系学部を志望することは決まっても、学部の種類が多いため子供が学部選びに迷うこともあるでしょう。

 

文系学部選びのコツは3つ挙げられます。以降で、3つのコツについて具体的に見ていきましょう。

 

1:カリキュラムなどを入念にチェックする

文系学部を選ぶときは、カリキュラムやシラバスを入念にチェックしましょう。カリキュラムとは卒業に必要な単位数などの要件をまとめたもので、シラバスとは各講義の詳細な内容をまとめたものです。

 

カリキュラムを知ることで、子供が卒業までの大学生活の概略を把握でき、シラバスをチェックすることで講義の具体的内容がイメージできるようになるでしょう。

2:将来やりたいことから逆算する

文系学部を選ぶときは、将来の夢や就きたい職業から逆算して決めると良いでしょう。

 

たとえば将来教員になりたいと考えているのに、教職課程のない学部に進学してしまっては、大学に行く意味そのものがなくなってしまいます。

 

将来の目的に合致した大学であるのかどうか事前に十分リサーチして、充実した大学生活を送れるように子供にアドバイスできると良いでしょう。

 

3:高校の文理選択は慎重にする

高校の文理選択はどちらを選ぶかで学ぶ内容に大きな差が生じるため、その後の大学進学にも影響する重要なファクターとなるでしょう。

 

文系学部進学が決まっていれば、高校でも文系を選択するのが望ましいです。しかし、子供が自分で何か大きな決定をするのが初めての場合、戸惑うことも考えられます。将来を見据えた選択ができるように、子供とよく話し合いましょう。

 

 

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