高校生の子供に貯金方法を教える時のポイント5つ|明確な目的を持たせよう 高校生の子供に貯金方法を教える時のポイント5つ|明確な目的を持たせよう - 2ページ目 (3ページ中) - chokomana
ホーム >

高校生の子供に貯金方法を教える時のポイント5つ|明確な目的を持たせよう

 

高校生の子供に貯金方法を教える時のポイント5つ|明確な目的を持たせよう

 

やみくもに貯金すればよいというわけではありません。なぜなら、何に必要かという明確な理由や目的がないまま貯金すると、貯金することが良いことで、使うことに罪悪感を覚えてしまうといったデメリットがあるからです。

貯金する際には、お子さんに具体的な理由・目的を持たせて貯金するようにしましょう。

たとえば、「欲しい財布がある」「車や原付の免許取得のため」「卒業旅行に行くため」など、遠い未来ではなく、近いうちに実現できそうな目標のために貯金しましょう。その方が、お子さんの貯金へのモチベーションにもつながるからです。

 

2:貯金額を毎月決めさせる

毎月の貯金額をお子さんに決めてもらい、貯金額を初めに「差し引いて」から、1ヶ月やりくりできるように教えていきましょう。

なぜなら、貯金の理由・目標額が「卒業旅行に行くために3ヶ月後に5万円貯金したい」のであれば、1ヶ月のうちにいくら貯金すれば貯まるのかは明確です。すると、5万円を3ヶ月で割った金額を1ヶ月に貯金すれば貯まるといったゴールが見えてきます。

なんとなく「貯金すればいつかは貯まるだろう」と思いながら、漠然と貯金することは得策ではありません。「無理のない範囲で貯金する」のであれば、必要なものに使ってしまい、結局ほとんど貯金ができなかったということにもなりかねないからです。

3:昼食の飲食代を節約させる

高校生のお子さんに毎日500円など飲食費を渡しているならば、500円全て使うのでなく、少しでも節約できる方法はないか考えましょう。

例えば、毎日ジュースやお茶を買う代わりに水筒を持参する、ごはんを持参しておかずだけを購入するだけでも節約になります。1日だけで考えるとたいした金額ではないと思うでしょうが、1ヶ月20日登校すると考えれば大きな金額が節約できます。

自分が行動を変えるだけでどのくらいお金が節約できるか、親子で計算してみるのも楽しいでしょう。

 

4:コンビニではなくスーパーを利用させる

コンビニではなく、割引販売されているのが前提のスーパーを利用するようにお子さんに伝えましょう。

コンビニは基本的に定価販売になっています。最近ではプライベートブランドなどもあり価格をおさえた商品もありますが、「ついで買い」してしまうことを考えると、スーパーを利用した方が長期的に見て支出がおさえられます。

コンビニは買い物も手早く済ませられるので、つい利用してしまうのも分かりますが、多少時間はかかってもスーパーを利用するようにしましょう。

5:自転車通学に切り替えさせる

お子さんが通っている高校の自宅からの距離やアクセスにもよりますが、電車やバス・地下鉄などの乗り物を利用している場合、通学定期代がかかります。

無理のない範囲で、例えば電車とバス通学であればバスの部分のみを自転車に切り替えるなどし、通学定期代を節約するといった方法があります。

通学定期代は3年間在籍している間の決まった支出でもあるので、この定期代が節約できるとかなりの金額が貯金に回せるのではないでしょうか。

 

高校生の貯金についての注意点

高校生のお子さんが貯金する際に気を付けなければいけない点は、どのようなことでしょうか。

ここでは、その注意点について解説します。注意点を知り、お子さんが貯金する際に役立てましょう。

保護者から渡すお金は現金のみにする

保護者から渡すお金は現金のみにしましょう。現金にしないと、お金が多い少ないといった感覚が身に付かないからです。

バイト代は銀行口座に振り込みの場合が多いでしょう。その際も、貯金する場合は通帳から引き出し、貯金箱に貯金する方がよいでしょう。なぜなら、現金を手にしないとデータや机上の数字だけになり、お金の感覚が身に付きにくいといったデメリットがあるからです。

 

電子マネーやQRコード決済をさせるリスクは?

最近増えてきたのが電子マネーやQRコード決済です。小銭が増えないため、手軽に利用できる方法として広まっています。

また、通学定期を持たないお子さんの場合、公共交通機関を利用する際に交通系カードを利用することで、わざわざ切符を買わないで良いといったメリットがあります。

リスクとしては、紛失や盗難などのリスクが考えられるでしょう。ひとつの電子マネー頼みの生活にしてしまうと、もし何かあった場合、大変なことになります。

電子マネーを利用する際は少額での利用にとどめ、いくら使ったのか把握できるようにお子さんに教えましょう。

お小遣いのバランスを考える

お小遣いを渡す際には、金額的なバランスを考えましょう。お子さんが普段交友している友達より、少なすぎ多すぎどちらにしてもバランスが悪くなります。

家庭の方針もありますが、お子さんの友達付き合いを考え、可能であれば周囲に合わせられるように配慮してみましょう。

 

高校生の子供へ貯金方法を教えよう

 

 

関連記事一覧

関連記事一覧へ