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STEAM教育とは?おすすめ教材や関連スクール・海外での取り組みをご紹介!

 

STEAM教育とは?おすすめ教材や関連スクール・海外での取り組みをご紹介!

 

 

海外での主なSTEAM教育の取り組み5選

ここまで、日本におけるSTEAM教育についてご紹介して来ましたが、近年、STEAM教育は世界中で取り組まれています。

STEAM教育の事例としてドイツ・韓国・アメリカ・フィンランド・オーストラリアの5カ国の取り組みについてご紹介します。

1:ドイツでの取り組み

まず、ドイツについてご紹介します。ドイツでは、対面で行う一斉授業から個人に対応した授業を推奨しています。

個別で週単位の学習計画を決めたりプロジェクト方式の学習を取り入れたりすることで、能動的に考えながら学習ができる仕組みづくりを進めています。

 

2:韓国での取り組み

続いて韓国ですが、10年ほど前から小・中・高校で「創造的な体験活動」の時間を導入しているほか、中学校では「進路探索活動」などの能動的な学習を促す体験活動や「自由学期制」の導入を進めています。

「自由学期制」については、特に試験などは行わず討論や課題解決学習などを中心的に行うことで、学習の動機づけを促進する取り組みになっています。

3:アメリカでの取り組み

次に、アメリカについてもご紹介します。

まだ数は少ないですが、履修時間の長さに関わらず能力の習得状況によって単位を認定する学校が出てきています。

この取り組みは、パフォーマンスで評価が決まるので主体的・協働的な探究学習を促すねらいがあります。

 

4:フィンランド

世界で国民の幸福度がもっとも高い、と言われているフィンランドでは、独自の探究型教育方法が実践されています。

「現象ベース学習」と呼ばれる手法で、従来の教科学習に加えて、教科横断型の授業が義務教育に、2016年から取り組まれるようになりました。世界の複雑さや多様性をテーマに、子どもたちが自ら主導してテーマを探求し、教師はガイド役を務めます。

また、フィンランドでは成人後の社会人が学ぶ学校「フォルケホイスコーレ」も発展しています。そこでは、一般的な学校のような決められたカリキュラムがなく、学生同士が自由なテーマで探求型学習を行い、それぞれの能力や人間性を研鑽し合っています。

5:オーストラリア

オーストラリアでは、ジェンダーの平等実現にフォーカスした独自のSTEAM教育が進められています。

「女性のエンパワーメントSTEM戦略活動」や、「STEM 10ヵ年計画」など、政府主導でSTEM/STEAM分野で活躍する女性を支援し、女子学生が社会に出てからもSTEAM分野でのキャリア形成が実現できるようにサポートする政策を打ち出しています。

 

子どもの教育のためにSTEAM教育への理解を深めておこう

ここまで、STEAM教育に関するさまざまな情報をお伝えしてきました。これからの教育は私たち保護者の世代が受けてきた教育とは大きく変わっていきます。

その流れに乗り遅れないことが大切です。

教育は保護者の影響をかなり受けます。そのため、STEAM教育への理解を高めておきましょう。

 

 

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