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STEAM教育とは?おすすめ教材や関連スクール・海外での取り組みをご紹介!

 

STEAM教育とは?おすすめ教材や関連スクール・海外での取り組みをご紹介!

 

3つ目にご紹介するのは、Tech Kids School(テックキッズスクール)です。

小学生向けのプログラミングスクールであり、従来の教室で行う指導のほかに短期間でプログラミングの面白さを知ることができるキャンプや、コロナ禍の新しい生活様式に合わせてオンラインコースが正式開講するなど、幅広い層が使いやすいスクールになっています。

基礎的なプログラミングのやり方から本格的なプログラミング言語まで対応しており、さまざまなアプリやゲームを開発する体験をすることができます。

小学校でプログラミング教育が必修化されたことに伴い、学校だけでは不安だというご家庭には手助けになるスクールでしょう。

 

4:LITALICOワンダー

次にご紹介するスクールは、LITALICOワンダーです。

LITALICOワンダーは、ITとものづくりを合わせた学習を得意としていますが、プログラミングの技術などを学習しながらその技術だけを学ぶだけでなく、子どもたちが考えて何か形にするという経験に重きを置いており、まさにSTEAM教育の考えに根ざしたスクールになっています。

対象は年長から高校生と幅広く対応しており、学習内容もプログラミング等を中心としたコース、ロボット製作等を中心としたコースなど幅広く設定されています。

5:Gakken×ArTeC

Gakken×ArTeC は学習教材企業大手の学研が運営する小学生を対象とした、5年間のカリキュラムでプログラミングを学ぶスクールです。

ここでは、小学校低学年のための「しくみKids」と、小学3年生以上が学ぶ「もののしくみ研究室」とに教室が分かれ、それぞれの段階に沿った学習を進めます。

しくみKidsでは、発達段階に合わせて、楽しみながら無理なくプログラミングに取り組むためのカリキュラムに毎月2回各60分参加し、2年間で24テーマを学びます。

もののしくみ研究室では、「勉強が好きになる」、「社会や産業に興味を持つ」といったテーマで、STEAM教育の探究型カリキュラムに毎月2回各60分参加し、3年間で36テーマを学習します。

もののしくみ研究室は全国800教室に展開しており、子どもたちは「研究員」としてロボットコンテストに参加することも出来ます。

 

日本での主なSTEAM教育の取り組み5選

文部科学省が制定した新学習指導要領で、2020年に小学校で、2021年には中学校でプログラミング教育が必須カリキュラムとしてスタートし、日本全国でSTEAM教育に大きな注目が集まっています。

未来のより良い日本社会を創造するために、必要な人材を育てるSTEAM教育に関しての国内の主な動きについて、必ず押さえておくべき5つの取り組みをご紹介します。

出典:新学習指導要領のポイント(情報活用能力の育成・ICT活用)|文部科学省
参照:https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/05/21/1416331_001.pdf

1:スーパーサイエンスハイスクール

1つ目にご紹介するのは、スーパーサイエンスハイスクールです。スーパーサイエンスハイスクールでは、文部科学省などから指定を受けた高等学校などにおいて、先進的な理数教育のほかに高大共同研究、国際性を育む取り組みなどを行なっています。

スーパーサイエンスハイスクールには、全国の高等学校など217校が指定を受けています(令和2年度指定校数)。

具体的な取組みとしては、全国の加盟校の生徒を対象に、日頃の研究活動の成果を発表する機会を設けるなど、従来の中等教育より実践的に理数系の研究に重きを置いています。

出典:スーパーサイエンスハイスクール|文部科学省
参照:https://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/gakkou/1309941.htm

 

2:STEM教育研究センター

続いて、STEM教育研究センターについてご紹介します。

埼玉大学を中心としてSTEM教育を指導できるように教員を研修し、STEM教育を意識したカリキュラムの作成などを行なっています。

さらに小さい頃からものづくりに触れる機会を増やすために、STEM教育に興味のある子どもたちと一緒に研究をしたり小学校や中学校での出張授業も行なっています。

3:科学の甲子園

3つ目にご紹介するのは、科学の甲子園です。

科学の甲子園とは、理科・数学・情報などの複数分野に関する競技を行う取り組みで、高校ごとにチームを組んで日本一を目指すというものです。

 

4:プログラミング教育

4つ目にご紹介するのは、プログラミング教育です。

現在小学校、中学校、高校の全てで新学習指導要領の切り替えが進んでおり、その全てにプログラミングに関する内容が含まれることになりました。

具体的には、小学校ではプログラミングを通して論理的思考力を養い、中学校では「技術・家庭科」の授業にプログラミングの内容を充実して加え、高校では共通必須科目として「情報Ⅰ」を新設するなどの動きが加速しています。

5:経済産業省ポータルサイト「未来の教室 ~learning innovation~」

最後にご紹介するのが、「未来の教室 ~learning innovation~」です。

こちらは経済産業省が運営しているポータルサイトですが、STEAM教育を進めるためのコンテンツの他に、EdTech(教育に関わるテクノロジー)を使って学びの自立化・個別最適化や新たな学習基盤の整備などを進めるための情報発信をしています。

昨今では新型コロナウイルスによる影響で対面授業ができないケースが出ていますが、そうした特殊事態にも対応できるようにEdTechの普及を進めています。

 

 

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