9歳の壁を克服するポイント9つ|要因や中学受験対策の進め方についても解説 9歳の壁を克服するポイント9つ|要因や中学受験対策の進め方についても解説 - 2ページ目 (3ページ中) - chokomana
ホーム >

9歳の壁を克服するポイント9つ|要因や中学受験対策の進め方についても解説

 

9歳の壁を克服するポイント9つ|要因や中学受験対策の進め方についても解説

 

9歳になると、周りとの発達の個人差に劣等感を抱くようになりがちですし、勉強についていけなくなると、自分は頭が良くないと悲観してしまいます。自分に対して肯定的な感情を持てず、自尊心を失いやすくなる時期でもあります。

そんな時に保護者から褒めてもらえるという事は、自尊心や、自信を取り戻すことになります。1つでも多く「できた」を褒めたり認めたりして、子供自身が前向きになれるようにしましょう。

 

具体的に褒める

9歳の壁を迎えた子供は、これまで褒め言葉として使ってきた「えらいね」「すごいね」といった抽象的な褒め言葉が響かなくなってくる年頃です。褒めるときには、その内容を具体的に説明することで、子供も認められたと実感できます。

9歳の壁を克服するには、結果だけでなく、過程や学習態度も褒めたいものです。子供が頑張っていること、褒められたいことを具体的に褒めることで、9歳の壁にぶつかった子供の前向きな気持ちを引き出せます。

2:前兆を見落とさない

ある朝、突然「お腹が痛いから学校に行きたくない」と子供が言い出すかもしれません。ここでポイントなのは、本当にお腹が痛いのか、何か他の理由があって学校に行きたくないのかを判断する事です。

「学校に行きたくないからお腹が痛いと嘘をついてる」と叱らないようにしましょう。友達との人間関係がうまくいっていない、勉強についていけないなどの理由があるかもしれません。前兆を見落とさず、子供と向き合うようにしましょう。

 

3:不安や悩みを聞いて解決へ導く

悩みを抱えている子供は、保護者に心配をかけないようにと、すぐに相談してくれないことがあります。

不安や悩みを聞き出すことは難しいですが、友達の話が減った、元気がない、表情がない、体調不良を訴える、反抗的になりイライラしている、など、普段と違う様子がないか見逃さないようにしましょう。

悩みを打ち明けられたときには、よく話を聞き、共感することが大切です。寄り添って話を聞き、味方だと伝えることで、これからも悩みを相談しやすい関係が築けます。よく話し合い、必要に応じて学校に相談するなど、解決に導いていきましょう。

4:学習面では原因を突き止める

勉強についていけない場合、原因を突き止めるのが9歳の壁を突破する第一歩です。

例えば1/3は、ミカンを3つに分けた内の1つであることなど、具体的に置き換えて考えるようにしましょう。学習面はどんどん難しくなるので、一度つまずくとずっとわからないまま先に進めなくなります。

理解出来なければ、早い段階でわからない事を一緒に解決することが重要です。

 

5:ありがとうをたくさん伝える

ありがとうを沢山伝えて、自己肯定感や自信を持たせるようにしましょう。普段は言わないような些細なことでも、子供が行ったらありがとう、と伝えましょう。

料理を手伝ってくれた、兄弟の面倒を見てくれた、など実際の行いに対してありがとうを伝えるのはもちろんですが、生まれて来てくれてありがとう、傍にいてくれてありがとう、などあなたが存在していてくれることが嬉しいことだと伝えることで、自尊心が育まれます。

6:お手伝いしてもらう

普段ありがとうをいう機会がない、と思われる保護者の方でも、子供に洗濯物を畳んでもらったり、食器を食器棚にしまってもらうなどして、褒めるきっかけを作りましょう。

どんな小さなことでも、保護者に褒められることで、子供の自尊感情が成長し、自信に繋がります。

 

7:本を読ませる

9歳の壁を超える為に、本を読むことをおすすめします。本を読むことで、今まで自分の中にはなかった考え方や感情が芽生え、他者への共感を高めることが出来ます。

おすすめの本は多数ありますが、書店では特に夏休みなど、小学3年生~4年生におすすめの本が特設ブースになっていることも多いのでチェックしてみるのも良いでしょう。

8:体験活動をさせる

9歳の壁を克服するポイントに、実際に体験させるというものがあげられます。

例えば地域のボランティア活動などで、キャンプやハイキングに参加し、普段接する友達とは違う人と、社会を体験することで、色々な考え方や感じ方を学ぶことが出来ます。体験活動を通して、実社会への関心や興味を持つこともあります。

今まで考えもしなかったことや他者への思いやり、集団の中での自分の役割や責任感も身につき、9歳の壁を超えるきっかけになることもあるでしょう。

 

9:長所を伸ばすようにする

9歳の壁は、自己肯定感が生まれ、自分と他人を比較して揺れ動く時期です。子供の長所を見つけ、伸ばしてあげることで自信につながります。自信を持つことで、自己肯定感も高くなり、他人と比較して落ち込むことも減り、9歳の壁を克服していくことが可能です。

長所は勉強以外の面でも構いません。好きなことや特技を追求することが、将来の力になることもあります。9歳の壁にぶつかっているようなら、勉強面だけでなく、長所や得意なことにも目を向けて褒めてあげるようにしましょう。

9歳の壁と「中学受験」

 

 

関連記事一覧

関連記事一覧へ