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薄力粉とは?その他の小麦粉との違いや代用可能かもあわせて紹介

 

薄力粉とは?その他の小麦粉との違いや代用可能かもあわせて紹介

 

 

その他の3つの小麦粉に適した料理

小麦粉に含まれるたんぱく質の量が、完成した生地の食感に違いを生じさせることが分かりました。では、どのように使い分ければよいのでしょうか。

 

ここからは、薄力粉、強力粉、中力粉それぞれに適した料理を紹介します。用途に合わせて小麦粉を選び、上手に使い分けましょう。

薄力粉に適した料理

ふんわり、サクサクとした食感を生み出すのが得意な薄力粉は、ケーキやクッキーなどのお菓子、天ぷらなどに適しています。

 

スポンジケーキに使用する際には、粉を加えたらさっくりと切るように混ぜるのがポイントです。ゴムベラなどでボウルの底から生地をひっくり返すようにして、なめらかになるまで混ぜましょう。

 

天ぷらに使う場合、混ぜすぎると重たい衣になってしまうため、ダマを全てなくそうとはせず、冷水で軽く混ぜるとよいでしょう。

 

強力粉に適した料理

弾力のある生地を作るのが得意な強力粉は、パンやピザの生地、餃子の皮作りなどに用いましょう。また、中華麺に強力粉が使われることもあります。

 

パンを作る際には、生地が手に付かなくなるまでしっかりこねると、グルテンの働きによって粘りが生まれ、よく膨らむ生地ができるでしょう。

 

クッキーなどのお菓子に強力粉を加えるレシピもありますが、入れすぎると食感が悪くなってしまうため、きちんと計量することが大切です。

中力粉に適した料理

やわらかさと適度な弾力のある生地を作り出せる中力粉は、主にうどんなどの麺類に適しています。水分を加えた生地をよくこねることで、コシの強いうどんができるでしょう。

 

また、中力粉はかりんとうやドーナツ、クラッカーなどのお菓子にも利用されることがあります。

 

その他の小麦粉を薄力粉で代用できるの?

薄力粉しか用意できない場合、その他の小麦粉を薄力粉で代用することは可能ですが、生地の質感に強く影響を及ぼし上手にできないこともあります。

 

特に、膨らみやもちもちとした食感が必要なパンでは、少し足すくらいなら味は変わりませんが、全て薄力粉で作ろうとすると質感の変わったパンができてしまうでしょう。

 

しかし、料理にとろみをつけるために少量加える小麦粉であれば、どの種類の小麦粉を使用しても大きな影響はありません。

 

膨らみや食感などが大切な料理では、なるべく代用せずにその料理に適した小麦粉を使うとよいでしょう。

料理に合わせて薄力粉を活用しよう

薄力粉もその他も同じ小麦粉ではありますが、含まれているたんぱく質の量が異なり、それは生地の質感に大きく影響します。お菓子に必要なサクサクとした食感やふんわりとした生地を作り出すのが得意な小麦粉は、薄力粉です。

 

小麦粉それぞれの特徴や違いをよく知って、料理に合わせて使い分けることで、もっと料理が楽しめるようになるでしょう。

 

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