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子供が苦手な読書を克服する方法とは?本選びのコツや保護者が気をつける点も紹介

 

子供が苦手な読書を克服する方法とは?本選びのコツや保護者が気をつける点も紹介

 

 

3:子供の実体験に近い本を選ぶ

子供の実体験に近い本を選ぶと、無理なく興味を持ち、本の世界に入り込みやすいでしょう。実体験によって興味を覚えたジャンルであれば、「もっと知りたい」という気持ちは自然に湧きやすい傾向があります。

 

たとえば、海水浴に出かけた場合は「海」や「海の生物」「水」などのテーマの本がおすすめです。夜空の天体鑑賞をした場合は「惑星」や「宇宙」に関する本を選ぶと良いでしょう。

4:幼稚園や小学校で見たことのある本を与える

いきなり知らない本を読むというのは、読書を苦手としている子にとっては難易度が高いことです。読めない字や難しい表現が出てくるとそこで諦めたくなってしまいます。

 

幼稚園や小学校で見たことのある本なら、大体の内容は分かっているため展開も想像しやすく読みやすいでしょう。簡単な本から慣れることで、本の読み進め方や集中力を伸ばすことに役立ちます。

 

5:漫画や雑誌なども活用する

本を読むというと、漫画や雑誌を除外する方向で考えてしまう保護者の方もいるでしょう。しかし、楽しんで読めるという意味では漫画や雑誌はおすすめです。

 

どうしても本に興味を示さない場合は、漫画や雑誌なども活用してみてください。漫画や雑誌でも文字は書かれているため、語彙は身につきます。

子供の読書嫌いが加速する保護者の言動4選

最後に、子供の読書嫌いが加速する保護者の言動4選を紹介します。実は、子供が本を嫌いになっている原因が、保護者の言動という可能性も考えられます。

 

子供に本を好きになってほしい気持ちから、つい厳しい態度や言葉で子供に接していないでしょうか。以下の内容で思い当たる言動があれば、注意した方が良いでしょう。

 

1:ゲームをやめさせて本を読ませる

ゲームが好きな子供の場合、ゲームをやめさせて本を読ませたいと思う保護者も多いでしょう。しかし、ゲームが好きな子供は、楽しいと思ってゲームをしています。ここで、読書のために突然楽しいことを取り上げられて、素直に従う子供は少ないでしょう。

 

好きだったゲームができなくなり、好きではない本を渡されれば、ますます読書が嫌いになり、苦手意識を持ってしまう可能性があります。

 

この場合は、いきなりゲームを取り上げてしまうのではなく、ゲームと読書の時間配分について話し合って、「約束を守ろうね」という方向でまとめると良いでしょう。

2:保護者が子供の読む本を決める

保護者が子供の読む本を決めてしまうと、子供の好みは無視される形になってしまいます。一般的に児童におすすめ図書として紹介されていた本であっても、その子が興味を持たないことも十分あり得ます。

 

子供は、基本的に「面白い」と自分が思う内容にしか興味を示しません。保護者が読ませたい本ではなく、子供自身が読みたい本を読ませてあげるようにしましょう。

 

3:同じ本ばかり読むのをやめさせる

子供によっては、気に入った本があると同じ本ばかり読んでいることもあります。しかし、保護者としては、いろいろな本を読んで知識を広げてほしい気持ちから、「同じ本ばかり読むのは駄目」と言ってしまうこともあるでしょう。

 

同じ本を読むことは悪いことではありません。同じ本を深くじっくり読むことで、子供は集中力を身につけたり、読むたびに新しい発見をしていたりするでしょう。

 

無理強いはせず、他の本をすすめたい場合は、同じ作者の本や同じジャンルの本であれば、「それも読んでみたい」と子供が興味を持ちやすくおすすめです。

4:読んだ本の感想を聞く

読んだ本の感想を聞いてしまう保護者も多いのではないでしょうか。子供にとって感想を述べるのは難しく、「良かったよ」「面白かったよ」「あまり好きではなかった」など、簡単な表現しか言えない可能性もあります。

 

感想を求められることにうんざりして読書が嫌いになってしまうこともあるため、無理に感想を言わせるようなことはやめましょう。

 

子供が読書を楽しめる環境を作ってあげよう

すでに子供が読書に対して苦手意識を持っている場合は、強制的に本を読ませるのではなく、保護者が積極的に子供に関わって、サポート方法を工夫していく必要があります。

 

まずは、どうして読書が苦手なのかを知り、子供の個性に合わせて、保護者が読書を楽しめる環境を作ってあげてください。本を好きになるきっかけさえ掴めれば、読書習慣も自然に身についていくでしょう。

 

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