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子供が苦手な読書を克服する方法とは?本選びのコツや保護者が気をつける点も紹介

 

子供が苦手な読書を克服する方法とは?本選びのコツや保護者が気をつける点も紹介

 

読書が苦手な子供に多い傾向として、日常において静かに本を読むための時間や環境が整っていない可能性があります。まずは、読書の時間と静かな環境を与えることから始めてみましょう。

 

たとえば、常にテレビをつけっぱなしのリビングであれば、子供が本を読もうとしても、意識がテレビの音の方に向いてしまいます。テレビを消して、子供が本の世界に入り込みやすい状況を作るようにしてみてください。

 

2:最後まで読む習慣をつける

本嫌いな子は、本を読み切る前に飽きてしまい、最後まで読まないまま終わってしまうことがあります。本を渡されても「どうせまた読み切れなさそうだ」という苦手意識から、本を読む習慣がつきにくいでしょう。

 

この場合は、分からないところがあっても気にせず、とりあえず最後まで読むことを目指すように子供に伝えてみてください。まずは「最後まで読んだ」という達成感を、子供に感じてもらうことから始めていきましょう。

3:読んだ本のタイトルを記録していく

市町村が運営している図書館では、通帳型の冊子を通して、自分の借りた本のタイトルを記録する「読書通帳」を発行しているところもあります。

 

「読書通帳」は、自分がどれだけ本を読んだか一覧として可視化できるため、子供にとっては自分が読んだ本のタイトルを記録する楽しさを味わえるでしょう。読書通帳に印字することが楽しくなって、図書館に通いたがる可能性があり、本に触れる動機づけとしておすすめです。

 

4:公共施設に併設されている図書スペースに行ってみる

公共施設に併設されている図書スペースに行くと、普段とは違った形で本を読む体験ができるでしょう。

 

科学館やブックカフェに併設されている図書スペースであれば、そこまで堅苦しい雰囲気にはならず、楽しんで本に触れる機会になります。特別な空間で本を読むという意味で、子供にとってワクワクする時間になるでしょう。

5:小さいときに好きだった本を読ませる

今は読書が苦手でも、子供のときに読み聞かせたときは好きだったこともあるでしょう。この場合は、小さいときに好きだった本を読ませてみるという方法を試してみてください。

 

保護者から読み聞かされたときとは違い、自分で読み進めるとまた違った気持ちを味わえることもあります。すでにストーリーを知っているため、自分で読むことのハードルも高くはないでしょう。

 

6:大人が読み聞かせをしてあげる

知らない漢字が出てくると読む気が失せてしまうという子供の場合、年齢に関係なく大人が読み聞かせをしてあげると、本への抵抗感が薄れる可能性があります。

 

読書に苦手意識がある子供は、文字を読むこと自体に必死になってしまい、物語の世界に浸れていないこともあるでしょう。大人が読んであげることで、ストーリーに集中できるようになります。そうすることで、物語の内容をイメージする力も養われるでしょう。

子供が読める本選びの5つのポイント

ここでは、子供が読める本選びの5つのポイントを紹介していきます。実際に、子供が読書を好きになるために、どのような本を選べばいいのか悩んでいる保護者の方も多いのではないでしょうか。まずは、自分の子供に合った方法を探して実践してみてください。

 
  • テレビや映画で見た内容の本を選ぶ
  • 小学生でも楽しめる絵本を選ぶ
  • 子供の実体験に近い本を選ぶ
  • 幼稚園や小学校で見たことのある本を与える
  • 漫画や雑誌なども活用する

 

1:テレビや映画で見た内容の本を選ぶ

テレビや映画で見た内容の本であれば、どんな物語なのか、どのようなキャラクターが登場するのかなどの事前知識があるため、読み進めていきやすいでしょう。

 

本ではテレビや映画で紹介された部分以外の内容が書かれているため、新しい発見もあります。自分自身で、その作品を深く知っていく楽しさを味わうきっかけにもなるでしょう。

2:小学生でも楽しめる絵本を選ぶ

読書への苦手意識の克服や、本を読む習慣を身につけていくという意味では、子供自身が本を楽しめるかが大事になってきます。そこで、本を選ぶ際に、文字ばかりの本ではなく、絵本も検討対象に入れてみてください。

 

小学生でも楽しめる絵本も世に出ています。子供の好みに合った絵本を探しにいきましょう。絵本は、美しいイラストが描かれていることもあり、美術的な感性を伸ばす意味でも効果的です。

 

 

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