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子どもの遊び食べで見られる行動は?食べ物で遊ぶ理由や対処法も紹介

 

子どもの遊び食べで見られる行動は?食べ物で遊ぶ理由や対処法も紹介

 

遊び食べは、子どもの大切な成長過程といえます。とはいえ、食事のたびに周囲を汚されたり、作った食事を台無しにされたりすると、保護者としてもイライラしてしまいます。

 

イライラを少しでも和らげ、遊び食べの時期をうまく乗り切る対処法を見ていきましょう。

  • ・汚れても片付けやすいように事前に準備する
  • ・毎日決まった時間帯に食事する
  • ・おやつの量を見直す
  • ・食材の大きさや硬さを見直す
  • ・叱らず温かく見守る
  • ・遊んではいけない理由を具体的に伝える

 

1:汚れても片付けやすいように事前に準備する

遊び食べで子どもがよくやることは、食べものをこぼす、投げるなどの行為です。壁や床、カーテンが汚れたり、洋服もシミだらけになったりするため、食後の掃除が大変です。

 

最初から、子どもが遊び食べの時期は家の中が汚れるものと覚悟を決めて、汚れても片付けやすい方法を考えましょう。

 

子どもには大きめのエプロンを用意し、テーブルの下には新聞紙などを敷いて、拭き掃除の手間を減らしましょう。

 

子どもが食事をする場所は、食べものや食器が飛んでも当たらないように、できるだけ壁やカーテンから離しておきます。壁にビニールシートを貼っておくのも1つの方法です。

 

さらに、バケツや雑巾を用意する手間を省くために、使い捨ての水拭きシートを常備しておくこともおすすめします。

2:毎日決まった時間帯に食事する

遊び食べが激しく、用意した食事を十分に食べてくれない状態が続くと、栄養不足が心配になるでしょう。必要な量を食べてほしいと考え、いつまでも食事を続けたり食事を早めたりしてしまいがちですが、それは逆効果です。

 

ご飯をしっかりと食べさせたい場合は、毎日決まった時間帯に食事をさせましょう。また、1回の食事は20分程度で終わるようにします。

 

まだ食事が残っていても、時間になり遊び食べを始めたら食事を終わらせることが大切です。時には、次の食事までにお腹が空いたと言われることもありますが、おやつをあげ過ぎることはやめましょう。お腹が空けば、ご飯が楽しみになり遊び食べも減ります。

 

3:おやつの量を見直す

子どもは1度に食べられる量がそれほど多くないため、3食食べていても補食になるようにおやつを与えますが、遊び食べが激しい時はおやつの量を見直しましょう。

 

おやつの内容によっては、食事の時間にお腹がすいていないという状況になりかねません。腹持ちのよい食品を間食として与えた場合には、夕食の量を減らすなどしてバランスを整えましょう。

4:食材の大きさや硬さを見直す

いろいろと工夫していても遊び食べが続く場合、食材にも目を向けましょう。食材の大きさや硬さが子どもの成長に適したものになっているかどうか確認する必要があります。

 

子どもの口の中はとても敏感です。食べた時に食材が硬すぎたり、逆に柔らかすぎたりすると嫌がります。また、食材が大きいと食べにくく、小さすぎると食べごたえがないため、食べるのを嫌がります。

 

食べるのが嫌になると、食事に集中できずに遊び出してしまいます。子どもの月齢や好みに合わせ、食材の大きさや硬さを変えていきましょう。

 

5:叱らず温かく見守る

子どもの遊び食べは、成長過程においてどの子どもが行ってもおかしいことではなく、自然なことで、成長の一環です。いたずらをしようとしているわけでもなければ、保護者がきちんとしつけていないわけでもありません。

 

保護者が理解して、子どもの成長を大らかな気持ちで見守りましょう。遊び食べは永遠に続きません。長くても2年ほどで、成長が進むにつれて自然にやらなくなります。

6:遊んではいけない理由を具体的に伝える

成長の一環でありいずれはしなくなる遊び食べですが、食べもので遊ぶこと自体はやはり良くないことです。

 

遊び食べを始めたらダメだと叱るだけではなく、なぜそういうことをしてはいけないのかをきちんと伝える必要があります。

 

食べものは遊びに使うものではないこと、食べものを床に落としてしまったら食べられなくなってしまうことなど、具体的に遊んではいけない理由を伝えましょう。単なる否定ではなく、子どもが小さくても言語化することが大切です。

 

遊び食べ対策でおすすめできないこと

先にも述べましたが、遊び食べの対策として、理由を言わずにただ叱ることは、おすすめできません。

 

子どもは、悪いことをしようと思って遊び食べをしているわけではないため、ただ叱られるだけでは、なぜ叱られているのか理解できません。食事のたびに保護者に叱られたり、イライラされたりすると、食べること自体が嫌いになる可能性もあります。

 

また、遊び食べをしている子どもの気を引こうとして、おもちゃなどを使うこともよくありません。おもちゃなどを使ってしまうと、余計に気が散って食事に集中できなくなります。

 

食事の前にはおもちゃを片付けるルールを設け、保護者もテレビやスマホを見るのをやめて、子どもが食べ終わるまで一緒にいることを心がけましょう。

 

 

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