【太陽の寿命ってどれくらい?】現在の年齢や太陽がなくなった後の地球を予想 【太陽の寿命ってどれくらい?】現在の年齢や太陽がなくなった後の地球を予想 - chokomana
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【太陽の寿命ってどれくらい?】現在の年齢や太陽がなくなった後の地球を予想

 

【太陽の寿命ってどれくらい?】現在の年齢や太陽がなくなった後の地球を予想

「太陽の寿命ってどれくらいなんだろう?」「太陽って今何歳なの?」と疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。子供に質問されたときには、わかりやすく答えられるように知っておきましょう。

本記事では、太陽の寿命を中心に、太陽の寿命が尽きた後の地球についても紹介していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

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太陽の現在の年齢

そもそも太陽は現在、何歳なのでしょうか。太陽が誕生したのは今から約46億年前と考えられているため、年齢に直すと46億歳です。これまでに数十億年間、太陽は私たちが住んでいる太陽系を照らし続けてきました。

宇宙空間には、水素やガスなどが多く集まっている箇所が存在しています。集まったガスは引力により回転しながら縮み、円盤系の形へと変形していきます。中心の塊に、薄いガスやチリがまとわることによってできたものが、太陽のもとです。

 

太陽は寿命はいつまでなのか

現在太陽が誕生してから、約46億年が経過しているわけですが、太陽の寿命は一体どれくらいなのでしょうか。太陽の寿命は現在の理論計算によると、約100億年と言われています。誕生が46億年前なので、太陽は後50億年は現在と同じように太陽系を照らし続けるでしょう。

太陽はほとんどが水素という粒子で作られています。太陽は水素を燃料として燃えているので、水素が無くなってしまうと太陽の寿命は尽きてしまうのです。

太陽の寿命が尽きたら起きること

では実際に太陽の寿命が尽きてしまったら、太陽自身、太陽系はどうなってしまうのでしょうか。ここでは太陽の寿命が尽きた場合に考えられることについて、説明していきます。

 

周りの惑星を飲み込むほどに膨張する

太陽は寿命の終盤に差し掛かると、水素供給が枯渇し、内部での核融合反応が減少します。これにより、太陽の中心部は縮んで高温となり、外側は膨張します。太陽は巨大な赤色巨星に変わり、その膨張は地球を含む周囲の惑星に影響を及ぼすでしょう。太陽はその膨張によって、地球の軌道を拡大させ、地球そのものを飲み込む可能性があります。

核融合を終えると縮んでいく

太陽の外側が膨張を続ける一方で、内部は縮んでいきます。外部の表面温度が下がり続けると、太陽の表面からガスがはがれていき、これは「惑星状星雲」という状態です。表面のガスが宇宙に散らばっていった結果、中心部には核だけが残り、白色矮星(わいせい)に変化します。白色矮星は地球ほどの大きさと考えられており、熱が冷えて光を失うと、黒色矮星へと姿を変えます。これが太陽の最期です。

 

太陽消失後の地球はどうなっているのか?

仮に太陽が消失してしまった場合、私たちの住んでいる地球はどうなってしまうのでしょうか。地球上における生命活動は、ほとんどが太陽エネルギーによって支えられているので、太陽が消失してしまっては、地球の存続は難しいでしょう。ここでは太陽消失が地球に与える影響について説明していきます。

気温は-200℃

地球の温度は太陽から発せられる光と反射する太陽光をとどめておく大気のおかけで、温かく保っています。しかし、太陽光そのものが無くなってしまえば、地球は-200℃近くまで気温が下がると考えられています。

 

生物の生命が困難

太陽が消失してしまった場合、私たちが住んでいる地球上においてあらゆる生命活動は機能しなくなります。そのため「太陽の寿命が尽きる≒地球の寿命が尽きる」と考えられるでしょう。また太陽が消失する際に起こる核融合の段階で、太陽は他の惑星を飲み込むほどに膨張すると考えられているため、地球だけが残る可能性は低いです。

身近な太陽の寿命について知っておこう

太陽の寿命が尽きたときに考えられることについて説明してきましたが、約50億年後の話では、イメージしづらいでしょう。私たちの生活は太陽のエネルギーによって、支えられていることを理解できたのではないでしょうか。子供に太陽の寿命について質問されたら、この記事を参考に一緒になって考えてみるのも良いかもしれません。

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