高校生の子供に教えるべき定期テスト対策の基本7つ|時間の使い方や勉強法
教育(高校生)
2021.04.02
目次
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高校と中学の定期テストの違いとは?
高校と中学の定期テストを「同じようにやればいい」と考えていると、テストの結果が伴わないことがあります。
高校のテストは、テスト範囲の広さや科目数の多さが、中学の比ではありません。そのため、中学の頃であれば、一夜漬けでも平均点を取れる可能性があっても、高校ではそう簡単に点数がとれないでしょう。
本記事では、高校生の子供に教えるべき定期テスト対策の基本7つや、テスト対策において時間の使い方や勉強法を紹介していきます。子供が高校のテストで良い結果を出せず悩んでいる保護者の方はぜひ参考にしてみてください。
テスト範囲の広さ
中学の時は、1学期の中間や期末テストで出題された内容が、2学期にまた出てくることは少ないでしょう。しかし、高校の定期テストは、1学期の中間・期末テストで出題された知識や技術が、2学期以降のテストでも引き続き出題されることがあります。
つまり高校でのテストは範囲が広く、過去に覚えた内容までしっかり覚えておかないと対応できません。1学期につまずいてしまった内容をそのままにしていると、2学期以降も解けない問題が出てきてしまう状態になります。
科目数の多さ
高校と中学の定期テストの違いは、科目数の多さもあります。例えば、英語であれば、「英語コミュニケーション」と「論理・表現」という科目に分かれ、国語は「現代文」と「古典」、社会は「歴史」「政治経済」などに分かれます。
中学までは、国語・英語・社会、など一括りにされていたものが、高校では分かれて1つの科目になっているため、テストの科目数も大幅に増えてしまうのです。
高校生の子供に教えるべき定期テスト対策の基本7つ
高校の定期テストに出題される範囲の広さや科目数の多さがわかったところで、次はどうしたらテストで好成績を残せるか、対策について考えていきましょう。
ここでは、高校生の子供に教えるべき定期テスト対策の基本7つについて紹介していきます。高校生の子供に教えるべき定期テスト対策の基本には、定期テスト対策の時期や確保すべき勉強時間、スケジュールの立て方などがあります。
1:定期テスト対策はいつから始めるべき?
高校生の子供に教えるべき定期テスト対策の基本として1つ目は、定期テスト対策はいつから始めるべきか、という点です。
定期テストは2週間前からスタートさせると良いでしょう。2週間あれば、十分にテスト対策が可能であり、実際にテスト日の発表も2週間前あたりが多いです。テスト範囲が出たらすぐにテスト勉強の計画を立てましょう。
2:勉強時間を確保すべき時間は?
高校生の子供に教えるべき定期テスト対策の基本として2つ目は、勉強時間を確保すべき時間はどのくらいか、という点です。成績が良い子供の場合は、毎日3~5時間勉強しています。
普段あまり勉強しない子が、突然何時間も勉強するのは難しいので、徐々に時間を増やす形でも良いでしょう。テスト対策期間は最低でも約2時間、休日の日には約5時間を勉強時間に充てることをおすすめします。
高校1・2年生の場合と高校3年生の場合で、確保する時間が変わってきます。高校3年生からは、部活の引退時期と重なり勉強時間を確保しやすくなるため、上記の時間以上にテスト勉強に充てることも可能でしょう。
時間を確保することが難しい子どもには、効率的に勉強することができる個別指導塾がおすすめです。
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3:スケジュールの立て方
高校生の子供に教えるべき定期テスト対策の基本として3つ目に、スケジュールの立て方があります。
数学や物理、化学は問題集などで内容を理解できていないと回答できない科目になるため、早めに取り組み、解き方が分かるまで繰り返し勉強したほうが良い科目です。また暗記量がものを言う英語や古文、社会科系の科目も全体の暗記量を把握する必要があります。
試験日から逆算して時間がかかりそうな科目は多めに時間をとり、曜日ごとにやる科目を決めていきましょう。スケジュールを前もって立てることが可能であれば、毎日こなせばよい勉強範囲が分かり、子供も勉強しやすくなります。
4:時間を有効活用させる
高校生の子供に教えるべき定期テスト対策の基本として4つ目は、時間を有効活用させることです。1日のうちで空いている時間を、勉強に充てていきましょう。
例えば、歯磨きやお風呂、トイレの時間、テレビ番組のCM中、通学の電車の中、帰宅から夕食までの時間などです。この時間に、暗記のために単語帳を使って勉強しておきましょう。
5:勉強の質を高めるようにする
高校生の子供に教えるべき定期テスト対策の基本として5つ目は、勉強の質を高めるようにすることです。どんなに勉強時間を使っても質が悪ければ結果を出していくのは難しいでしょう。
勉強はできれば短期集中型よりも、長期的に振り返りながらコツコツ行っていくほうが着実に記憶に残っていきます。嫌いな科目だからといって1日2日で終わらせてやった気になってしまうのは禁物です。
暗記ばかりではなく、応用的な問題も解いていけるか、着実に学習したことが身に付いているか、理解できているか勉強の質を確認しながら、テスト対策していきましょう。
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