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公立中学校に通ったときにかかる9種類の学費|私立中学校との違いも解説

 

公立中学校に通ったときにかかる9種類の学費|私立中学校との違いも解説

 

次に教科外活動費についてです。教科外活動費とは、クラブ活動、学芸会・運動会・芸術鑑賞会や臨海・林間学校などのために必要な費用を指します。

平成28年度子供の学習費調査によれば、公立中学校での教科外活動費は1年生で48,317円、2年生で28,900円、3年生で17,436円かかります。

 

5:通学費

次に通学費ですが、通学費はほかの費用よりも安い傾向にあります。公立中学校の通学費は1年生で16,747円、2年生で2,434円、3年生で3,209円となっています。

6:通学用品費

通学用品費とは、生徒が通学時に必要とされる物品に対する費用を指します。雨がっぱ、防犯ブザー、反射板などが通学用品費に該当しますが、公立中学校での通学用品費は、平成28年度子供の学習費調査によると1年生で17,121円、2年生で7,180円、3年生で6,835円となっています。

公立小学校とは異なり、中学校に入ると公立の場合での制服は必要になってくるので注意が必要でしょう。

 

7:給食費

次に給食費についてですが、給食費は公立中学校では1年生で44,828円、2年生で44,271円、3年生で42,153円となっています。一方で私立中学校では1年生で7,785円、2年生で9,584円、3年生で8,333円となっており、給食費の場合は公立中学校の方が費用がかさみます。

私立中学校の場合は給食を提供していない学校も多く、生徒はお弁当を持参することが一般的です。一方で、公立中学校では給食を学校側が提供している場合が多いため、公立中学校の方が給食費の費用がかさみます。

8:塾代

次に塾代ですが、塾代は公立中学校では1年生で117,795円、2年生で162,548円、3年生で322,386円となっています。後述しますが、この塾代に関しては私立中学校の方が高校受験しない生徒が多いため、安く抑えられている傾向があります。

 

9:通信費

最後は通信費についてですが、通信費は実際のところ公立・私立問わず人によって異なることが多いでしょう。どのキャリアで契約しているかによって費用も異なります。

また、そもそも中学生の時点では携帯をまだ買い与えないという教育方針をとっている保護者の方もいらっしゃるでしょう。

大手キャリアの場合は月々3,000円から7,000円かかりますが、格安携帯を買ったり、大手キャリアの家族割引・学生割引を利用したりするなどの工夫次第で通信費は抑えることができます。詳細については各携帯キャリアのホームページなどをご参照下さい。

公立中学校と私立中学校の学費を比較

公立中学校と私立中学校の学費には差があります。実際にどれくらい違うのか、比較してみましょう。

1年間の学費総額は、公立中学校で488,397円、私立中学校で1,406,433円となっています。このように比較すると大きな差があることがわかります。

さらに、私立中学校の学費総額は近年増加傾向にあります。その点も考慮した上で進路を決定するとよいでしょう。

出典:平成30年度子供の学習費調査の結果について |文部科学省
参照:https://www.mext.go.jp/content/20191212-mxt_chousa01-000003123_01.pdf

 

公立中学校と私立中学校の学費の7つの違い

中学校受験を控え、公立と私立どちらを選択すべきか悩む方も多いでしょう。環境を考えると私立がよいと思っていても、気になるのが学費です。

そこで、ここからは私立中学と公立中学の学費の違いを検証していきます。

1:私立中学校は授業料がかかる

私立中学校は授業料の支出が大きく、学校教育費の4割を占めます。一方で公立中学校は授業料が無料です。すべて国の税金で賄われます。

私立中学校の授業料は平均428,574円です。授業料の有無だけでも私立中学校と公立中学校の学費には大きな差があることがわかるでしょう。

出典:平成30年度子供の学習費調査の結果について |文部科学省
参照:https://www.mext.go.jp/content/20191212-mxt_chousa01-000003123_01.pdf

 

 

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