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高校3年生が数学でつまずく理由とは?苦手を克服する勉強法と参考書も紹介

 

高校3年生が数学でつまずく理由とは?苦手を克服する勉強法と参考書も紹介

 

 

定積分の計算ミス

数学Ⅱでは、積分をすると2次方程式になることが多く、3乗の計算をして2乗の計算をするなど、ややこしい計算が多くあります。

 

さらに積分の計算上、分数と整数が入り交じることも多く、累乗の計算をクリアしても通分の計算でミスをすることも多くあります。ここでミスが多い場合は、落ち着いて計算するように心がけさせましょう。

数列の問題に苦戦

数列の問題は等差数列や等比数列、階差数列や漸化式など、今まであまり見たことのない式や記号、解き方を目にすることが多いです。その影響で、数列は難しいと思いこんでしまうことがあります。

 

覚えるべきことは決して多くないものの、苦手意識が選考して十分に覚えていないまま数列の極限まで扱うことで、より一層解けないという状況になってしまうことがあります。

 

そもそも基礎に不安がある

集大成に近い数学Ⅲといえど、基礎をおろそかすると、何がわからないのかさえわからなくなります。

 

数学Ⅲでは微分・積分が主たる内容ですが、これらは数学Ⅱで学ぶ微分・積分の知識があってこそになります。この数学Ⅱでの微分・積分では2次関数を中心に扱うので数学Ⅰの2次関数についての知識が必要となるでしょう。

 

また、数学Ⅲの微分・積分では三角関数や指数関数などを扱うので、これもまた数学Ⅱの三角関数や指数関数などの基礎知識が必要となり、三角関数については数学Ⅰの三角比の知識が必要になります。

 

このように、今まで学習した内容を踏まえて次の段階へと進みますので、これまでの学習内容に不安な点がないか、もう一度やり直しをさせてみるのも重要なことです。

苦手な数学を克服するための勉強法

ここからは苦手な数学を克服するための勉強法について解説していきます。数学が苦手と感じる場合の勉強法はそんなに多くありません。

 

日頃の勉強から押さえておきたいことをまとめていますので、参考にしてみて下さい。

 

基礎の勉強を怠らない

数学は基礎の積み重ねです。日頃からノートを取るなど授業を大事にするのはもちろん、数学ⅠAやⅡBの内容の復習も行うと良いでしょう。

 

数学ⅠAとⅡBは共通テストでもほぼ必須となりますので、不安がある場合は数学Ⅲと関連する分野から学習していくと理解も深まるでしょう。

間違えた問題から苦手分野を見つける

中間考査や期末考査などの定期テストや大学入試の模試などを受けたときは、苦手分野を見つけ出すチャンスです。

 

特に定期テストでは決まった範囲からの出題になりますので、間違えた問題から苦手な分野を見つけ出しやすくなります。また、高校3年生で受ける模試は範囲が広いため、数学Ⅰの内容から網羅的に苦手な分野を見つけ出すことができるようになります。

 

間違った部分が計算ミスなのか、そもそも理解できなかったかなども併せて確認して、その分野を重点的に復習させるようにしてみましょう。

 

公式や定理の本質を理解する

問題を解くためだけに公式を覚えていると、少しひねった問題など解き方は同じなのに問題の問い方が違うだけで解けなくなってしまうこともあります。

 

公式や定理を覚えるのはもちろんですが、それらがどんな意味があるのか、どんな場面で使えるのかまで把握するように心がけると応用もききやすくなり、忘れにくくもなります。

中学生の分野まで戻ることも視野に入れる

理解の程度によっては、高校3年生でも中学生の分野まで戻ることも視野に入れた方が結果として理解できる近道になることもあります。

 

高校数学の基礎は中学数学、特に高校3年生で学習する内容でもあります。特に因数分解や2次方程式、2次関数に関して不安がある場合はまず数学1に、それでも難しい場合は中学3年生まで戻って確認させてみましょう。

 

自分に合った参考書を使う

高校の数学の参考書は、難関大学入試に対応したハイレベルなものから授業の基礎から固めていくベーシックなものまで多種多様です。

 

参考書を選ぶときのポイントは、今の自分に必要なものがどのレベルのものなのかを把握することです。今のレベルに合わないものを使用するとかえって理解できずに力がつきませんので、無理せず今の自分にあったレベルの参考書を選ばせましょう。

 

 

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