MOSの合格率が高いと言われる理由｜独学や通信講座などで合格を目指そう

mokuji_dummy

高校生が将来なりたい人気の職業16選｜保護者が重要視するポイントも紹介

MOSの合格基準点の目安

MOSの一般的な合格基準点は、1000点満点で約700点が目安と言われています。

公式サイトでは科目ごとの合格点を発表していませんが、合格基準範囲は、550点～850点ほどと公表しています。しかし科目によってはこの合格基準点の範囲に入らないものもあり、試験の問題が更新されると合格点も変動するでしょう。

MOSの合格率とは

MOSの合格率はスペシャリストで約80％、エキスパートで約60％と言われています。MOSの公式サイトでは合格率を公表していないため、正確な数字は不明です。

一方で、さまざまなパソコンスクールの内部情報の統計では、合格率が約90～95％とも言われています。独学と比較した場合には、パソコンスクールを利用した方が合格率は高くなると言えるでしょう。

MOSの合格率が高いと言われる理由

MOSは合格率が高いと言われているために、就職や転職でのアピールが弱いなどネガティブな話題になることもあります。しかし、高いスキルがアピールできなくとも取得がマイナスに働くことはないでしょう。

ここからは、MOSが取得しやすい理由を3つ紹介していきます。

洗練された教材や講義があるため

MOSの累計受験者数は470万人以上（2022年1月16日時点）と人気の資格です。多くの人が受験する人気資格のため、教材も豊富でクオリティの高いものがそろっていることが、高い合格率の理由に挙げられます。

パソコンスクールや通信講座はもちろんのこと、書籍だけでもわかりやすい内容のものが数多く出版されています。

出典：試験に関するデータ｜MOS公式サイト
参照：https://mos.odyssey-com.co.jp/about/data.html

受験料が高いため

気軽に何度も受験できる受験料ではないため受験者の本気度が上がることも、合格率が高い理由に挙げられます。

MOSの受験料はスペシャリストレベルでもおよそ10,000円、学生割引を利用してもおよそ8,000円となっており、安いとは言えません。腕試しや遊び感覚で受験する人は少ないでしょう。

多くの人がMicrosoft Officeを日常的に使っているため

多くの受験者が勉強前から基礎知識を持っていることも、合格率が高い理由に挙げられます。

ExcelやWord、PowerPointなど、Microsoft Officeソフトは多くの企業で使われている他、学生のレポートなどにも利用されています。日常的に使用している技術や知識の検定であれば、それほど試験対策をせずとも合格レベルに達するでしょう。

MOSのレベル別から見る難易度

MOSは合格率が高いと言われている資格ですが、まったく準備せずに試験に臨んだ場合には残念な結果に終わることもあるでしょう。

ここからは、レベル別に見るMOSの難易度について紹介していきます。

エキスパートレベルの難易度