高校生の息子の反抗期を招く保護者の特徴とは?対処法も紹介 高校生の息子の反抗期を招く保護者の特徴とは?対処法も紹介 - 2ページ目 (2ページ中) - chokomana
ホーム >

高校生の息子の反抗期を招く保護者の特徴とは?対処法も紹介

 

高校生の息子の反抗期を招く保護者の特徴とは?対処法も紹介

 

反抗期の高校生の息子がいる保護者は、どのようにして息子と向き合っていけば良いのでしょうか。感情的に怒鳴ったりすると、息子の態度がさらに悪化することは想像に難くありません。

 

下記で、高校生の息子の反抗期に対するおすすめの対処法を3つ紹介します。

 

1:息子のことを否定しない

反抗期の子供を持つ保護者は、子供の価値観や趣味を尊重し、否定をしないほうが良いでしょう。

 

「もっとこうすればいいのに」というアドバイスは子供の反抗心を煽ってしまいます。子供と接するときには否定から入らず、「なんでこうしようと思ったの?」という、行動の理由を聞くに留めましょう。

2:息子が自分から話すまで待つ

子供を心配する気持ちがあったとしても、あれこれと質問攻めにせず、子供が自分から話すのを待つのが良いでしょう。

 

子供の人生の課題を最終的に引き受けるのは子供自身ですので、そこに保護者が介入すると子供を自分の所有物のように振り回すことになってしまいます。

 

「勝手に介入はしないけど助けを求めるなら援助するよ」という態度でいれば、子供は保護者からの信頼を感じて自分から口を開いてくれるはずです。

 

3:息子に自分で考える機会を与える

中学、高校生の子供は、自分の頭で考えて物事を判断する器が十分にあります。

 

なんでも保護者が決めたりアドバイスをしたりしてしまうことは、子供の自立を阻害して反抗心を煽ることになってしまうでしょう。

 

勉強方法や進路など、子供にとって重要な選択は自分自身に考えさせるのがその後の子供の人生のためになります。

「メタ認知」を高める声かけ

メタ認知とは、自分のことを客観的に見つめ、冷静にものごとを分析する力のことです。

 

他人を思いやり、失敗にもくじけず、誘惑に負けず生産性の高い人材になるためにはこのメタ認知が欠かせません。

 

子供のメタ認知を向上させるためには、子供のミスなどを感情的に攻めるのではなく、「どうしてミスをしたと思う?」と、一歩引いた視点から質問を投げかけたりする態度が重要になります。

 

保護者が息子から子離れできない理由とは?

保護者が息子から子離れできない理由は、保護者自身が自立できていないからです。

 

子供に依存して子供を保護者の所有物のように考えているからこそ、無意識のうちに子供の自立を阻害するような言動をとってしまうのです。

 

自立できている保護者であれば、子供が親元を離れてうまくやっていけるように見守ることができます。

高校生の息子が反抗期を迎えるのは成長の証!

高校生の息子の反抗期それ自体は、息子が健全に成長している証です。

 

「自分とは何者なのか?」「自分は何がしたいのか?」という自我意識を構築していくために、保護者への反抗が始まることもあるのです。

 

反抗期の高校生の息子を持つ保護者には、子供が自我意識を形成して自立していくプロセスを見守り、適度な距離感で息子に向き合っていく姿勢が求められているのです。

 

 

関連記事一覧

関連記事一覧へ