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小学生がゲーム依存症にならない方法6選|子供の様子をチェックする事が大切

 

小学生がゲーム依存症にならない方法6選|子供の様子をチェックする事が大切

 

子供がゲーム依存症に陥る原因は、2通り考えられます。

それは、子ども自身の本来の性格や能力といった内的な原因と、生活環境やゲームの中のコミュニティが影響する外的な原因です。

ここでは、子供がゲーム依存症になる原因について、具体的に3つの観点から見てみましょう。

 

1:子供のコミュニケーションスキルが低い

ゲーム依存症の内的原因の一つに、子供自身のコミュニケーションスキルが低いことが挙げられます。

内側にこもりやすく、嫌なことを避け、人との関わりが苦手な性格の子供は、ゲーム依存につながる可能性があると言えるでしょう。

出典:ゲーム依存症の特徴と症状|依存症対策全国センター
参照:https://www.ncasa-japan.jp/e-learning/assets/pdf/elearning_basic.pdf

2:子供部屋にゲーム機器が置いてある

子供部屋にゲーム機が置いてある環境は、親の目が届きにくいのでいつまでもゲームをプレイし続けて依存につながることがあります。

また、最近はスマホゲームやオンラインゲームの人気が高まっており、子供部屋にスマホを持ち込んでプレイしたり、部屋のパソコンを使ってゲームを利用する機会も増えています。

特にスマホは、どこにでも持ち歩けるため、利用時間が長くなりやすいと言えるでしょう。

出典:(1) 児童生徒の ICT 機器 ( デバイス ) 利用|株式会社情報通信総合研究所(文部科学省委託事業)
参照:https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/__icsFiles/afieldfile/2018/08/13/1408175_1.pdf

 

3:達成感を味わう事が出来る

実生活で孤独や満たされない気持ちを感じる子供は、「ゲーム」という狭いコミュニティの中で味わう達成感が快感になり、ますますゲームに夢中になることがあります。

テストの成績が悪かったり、家族や友達とうまくいかなかったりしても、ゲームの中で達成感を味わうと、「自分は何でもできる」「ゲームの中なら自分は認められる」と思い込んで、のめり込んでしまうこともあるでしょう。

特に、最初に挙げたコミュニケーションスキルが低い子供は、日常生活では感じられなかった承認欲求や自尊心をゲームが満たしてくれるので、依存が強くなる可能性があります。

出典:ゲーム障害|駒木の病院
参照:https://komagino.jp/medical-information/menu/game/

小学生がゲーム依存症にならない方法6選

子供がゲーム依存症に陥るのを防ぐためのポイントは、「依存にならない環境づくり」「子供との関わり方」「子供とのルール作り」の3つです。

特に子供と関わる時の姿勢が重要で、一方的に決めたり否定したりするのでなく、一緒になって考えるという姿勢を行動で示しましょう。

ここでは、依存症の予防について具体的に6つの方法を紹介します。

 

1:家族で会話を楽しむ時間を作る

まずは、家族で会話を楽しむ時間を増やし、子供が孤独に陥らないようにしましょう。

「認められない」「寂しい」と感じると、ゲームの中で味わう達成感が心地よくなり、依存につながることがあります。日常生活で家族と過ごすことの楽しさを経験させてあげましょう。

2:子供の興味がある事を見つけてあげる

「ゲーム=ダメ」と教えるのでなく、「ゲーム以外にも楽しいことがある」と行動で伝え、子供の興味や好奇心を育ててあげましょう。

ゲームが好きな子供にゲームを否定するような伝え方をすると、反発して逆効果になることがあります。ゲーム自体は悪いものではなく依存することが問題ですので、ゲーム以外にも目を向けさせることが大切です。

日常生活の中で子供が少しでも興味を持ったことに親も興味を持ち、一緒に楽しむようにすると、依存の予防につながります。

 

3:ゲームに依存するとどんな状態になるか子供と一緒に勉強する

一方的に子供の行動を責めるのではなく、むしろ問題に目を向けてゲーム依存はどんな状態を招くのか、子供と一緒に考えていくことが重要です。

自分が好きなことを「上から目線」で否定されると、子供は反発します。子供と一緒になって考えていくという姿勢を見せ、子供と寄り添っていくようにしましょう。

例えば「ゲームばっかりして!」「もう終わり!」と一方的に打ち切るよりも、ニュースや本で読んだことをそれとなく伝えて「どう思う?」「こんなことになったら怖いよね」などと一緒に考えていく方が子供は聞いてくれます。

4:親の目が届く部屋でゲームをさせる

子供部屋でなく、リビングなどでゲームできる環境を作ると、親の目が届きやすくなります。

誰も見ていない子供部屋では、どうしても夢中になってゲームが長時間になってしまいます。これでは、時間のコントロールが苦手な小学生にとって、依存につながりやすくなる環境を作ってしまいます。

ゲームができる場所を子供と一緒に決め、気軽に会話や声掛けができる環境を作りましょう。これはゲーム機だけでなく、スマホゲームやオンラインゲームにも言えることです。

 

5:ゲームをするルールを親子で決めておく

 

 

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