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復習ノートの基本的な作り方やまとめ方7つ!暗記と演習それぞれの作り方も解説

 

復習ノートの基本的な作り方やまとめ方7つ!暗記と演習それぞれの作り方も解説

 

 

復習ノートを作るときの注意点4つ

復習ノートは学校に提出するようなものではないため、人に見せることを意識する必要はありません。あくまで使う子ども自身が見やすいこと・活用しやすいことを意識して作成していきます。

 

ここからは、復習ノートを作るときの注意点を4つ紹介していきます。

1:きれいにまとめることが目的ではない

復習ノートは、きれいにまとめることが目的ではありません。子どもの弱点の洗い出しや、後に実施される定期テストや模試のための参考書として活用されるものです。家庭によっては自主学習の習慣付けのため、というケースもあるでしょう。

 

あくまでそのため、子ども自身が見やすい・活用しやすいことに重点を置いて作成していきます。

 

子どもの性格によっては、イラストを入れてかわいくしたい、何色も色を使ってカラフルに仕上げたいといったこだわりを持つ場合もあるでしょう。ノートをきれいに作ることに集中すると、完成したことに満足してしまい、学習内容の定着に結びつかない可能性があります。

 

きれいに完成させることではなく、学習内容を定着させること・振り返りに活用することが大切です。

 

2:問題以外の失敗点もあればまとめる

テストで間違えた問題の解き直しは、答えを書いて正誤チェックするだけでは何の単元のどの問題かわかりません。間違えた問題は、問題文も記入しておきましょう。

 

余白をとっておくことで、正誤チェックや解説を確認して気付いた解き方のポイントや、失敗した点も追記できます。また、間違えた問題のキーワードに関連した情報を、コンパクトな図やマインドマップのように余白に書き加えていくのもおすすめです。

 

見開きやラインを入れるなどして、余白を上手く活用していきましょう。

3:予習ノートも併せて作る

子どもが作る家庭学習・自主学習は、問題演習ノートや復習ノートだけに限りません。予習ノートも併せて作ることで、授業の理解がさらに深まります。

 

予習ノートは、学習内容のインプットに活用します。ここでもノートのルールを決めてポイントをまとめていきましょう。大切なのは、これから学習する内容を頭に入れていく中で、不明点を洗い出しておくことです。

 

予習ノートで確認した不明点・理解できなかった点は授業を受けることで、理解につながります。さらに授業を受けた後、復習ノートを作れば授業内容がより定着するでしょう。

 

苦手分野の把握、家庭学習の習慣化、さらにはまとめ方・予習の進め方を子ども自身が検討することで自主性の向上も期待できます。

 

4:その日のうちに復習ノートを作る

授業を受けたその日のうちに復習ノートを作るよう、子どもに習慣づけましょう。授業や講義で学習した内容は、当日中なら鮮明に残っているため、思い出しながらノートを作成するひと手間がありません。

 

こうすることで、毎日の学習の習慣づけになり、効率的に復習ノートを記入できるようになります。復習ノートを作るときは、学習内容のアウトプットを意識し、理解しているだけでなく人に説明できるレベルまで内容を定着させるのが理想です。

 

ただ漫然と右から左に写すのではなく、子ども自身で要点を整理しながらノートに記入するという行為は、頭の中に学習内容を定着させる手助けになります。

復習ノートを作って効率的な勉強をさせよう

復習ノートを作ることは、勉強効率をアップさせることに有効です。

 

その日の授業内容を振り返ることで学習内容の定着が期待でき、日々の家庭学習の習慣化に役立つでしょう。さらに子ども自身がまとめ方を工夫し、何が大切な項目なのか整理していくことは、自分で考え・自分で学んでいくという自主性にもつながります。

 

復習ノートの活用は、授業の振り返りだけでなく、模試などで間違えた問題の解き直しにもおすすめです。ただ解き直すのではなく、間違いやすい問題を蓄積することよって苦手分野の洗い出しにつながります。解説や解き方のポイントまで復習ノートに落とし込むことで、子ども独自の参考書としても活用できるでしょう。

 

復習ノートを子どもにすすめて、効率的な勉強・学習内容の定着、さらには実力アップに役立てましょう。

 

 

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