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氷の溶け方に関する自由研究方法8つ|溶け方の変化の様子を観察しよう

 

氷の溶け方に関する自由研究方法8つ|溶け方の変化の様子を観察しよう

 

 

実験に適した室温とは

室温は高すぎない温度であれば大丈夫ですが、一定に保つことが大切です。

氷の融点は0℃であるため、冷凍庫から取り出せば溶けていきます。冷蔵庫に入れていても溶けるため、室温が何度であるかはあまり関係がありません。冬休みの自由研究などで行う際は、暖房によって氷がすぐに溶けないように気を付けることが必要です。

ただし、実験で氷を溶かしている間に室温が変わると、氷の溶ける時間に変化が起き、実験結果も変わってしまうため、室温を一定に保つことを意識してください。

氷の溶け方に関する自由研究方法8つ

ここからは氷の溶け方に関する自由研究方法について解説していきます。今回は、風を当ててみようを始めとした8項目をピックアップしていきます。

氷の溶け方に関する自由研究方法についてご興味がある方は、参考にしてください。

 

1:風を当ててみよう

一つ目の自由研究は、ドライヤーなどで氷に風を当てる方法です。

ドライヤーなどで温かい空気を当てれば、当然氷が溶けるためにかかる時間は短くなります。同じように、常温の空気を当てていても、氷は放置しているよりも早く溶けます。

ドライヤーのセットモードなどで温い風を当てれば、放置している氷が溶ける時間よりもどのくらい短くなるのかを観察する実験を行うことが出来ます。

2:氷を包んでみよう

二つ目の自由研究は、氷を様々なもので包み、溶けるまでの時間のかかり方を観察する方法です。

同じ大きさの氷を、様々なもので包むことで、溶ける時間は変化します。包むために使うものは、家庭にあるもので大丈夫です。アルミホイルやラップ、ガーゼ、不要なプリントの紙など、簡単に用意出来るものを使用してください。

実験には、何かで包んだ氷の他に、そのままの氷も用意しておくことで、溶ける時間の変化を比較する対象を作ることが出来ます。

 

3:様々なもので作った氷を溶かしてみよう

三つ目の自由研究は、様々な材料で作った氷を溶かしてみるという方法です。

氷は、水単体で作ったものと、何かを溶かしてある水溶液で作ったものとでは、融解点が違います。物質によって、凝固点や融解点は決まっています。凝固点は物質が固体になる温度であり、融解点は物質が液体になる温度のことなので、凝固点と融解点は同じ温度になります。

つまり、塩水や砂糖水、ジュースなどで作った氷は、溶ける温度や時間が違うので、それを観察するという自由研究を行うことが出来ます。

4:扇風機に当ててみよう

四つ目の自由研究は、扇風機で冷たい風を当てる方法です。同じ大きさの氷を、扇風機の風に当てることで、風を当てない場合との変化を観察することが出来ます。

扇風機の風は、私たちが浴びると冷たく感じますが、氷に扇風機で風を当てると、早く溶けます。これは、空気の温度の方が氷の温度よりも高いために起こります。

扇風機の風に当てる氷と、当てない氷を用意することで、溶け方の違いを確認できますので、氷は二種類用意してください。

 

風量の強弱でどうなるか観察する

更に深く自由研究をしたい場合は、扇風機の風の強弱による変化を観察する実験も行うことが出来ます。

強い風を浴びていた氷の方が早く溶けます。空気は氷より温度が高いため、より多くの空気を浴びる氷の方が早く溶けます。

実験を行う際は、強い風から当てても、弱い風から当てても大丈夫です。ただし、同じ大きさの氷を、同じ向き、同じ位置で風に当てることが重要です。これにより、より正確な実験結果を得ることが出来ます。

5:氷に色を付けてみよう

五つ目の自由研究は、氷に色を付けてみるという実験を行う方法です。

氷を作る際に、絵の具などを混ぜた色水を使用しても、色が均一になっているカラフルな氷を作ることは出来ません。これは、水が分子結合の物質であり、氷は分子結晶の物質になるため、絵の具などの色を付けるための物質が入り込めないからです。

しかし、色のついている氷は存在します。もちろん分子結合の間に、色素は入り込めませんが、分子のくぼみなどに付着することはあります。そのため、出来る限り氷を構成している分子を小さくすることで、氷全体に色を付けることが出来ます。

以上のことから、冷やして氷にする過程で何度も色水を混ぜることによって、色のついた氷を作ることが出来ます。

 

6:溶けても割れない「復氷現象」を観察しよう

 

 

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