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PTAの必要性って何?役員や委員の主な活動内容や辛い点3つを解説

 

PTAの必要性って何?役員や委員の主な活動内容や辛い点3つを解説

 

 

1:任意なのに義務化されているところが多い

PTAがつらいと思われる点の1つ目は、自分の意思とは関係なくPTA活動が義務化されていることです。

本来、PTAへの加入は本来任意です。そのため、PTA組織への加入は本人に確認を取り、その上で加入をしなければなりません。しかし、実際には入学と同時に自動的に加入したとみなされている場合が多いです。

また、「PTAに加入したら一度は委員を引き受ける必要がある」のような暗黙のルールがあるなど、任意のはずの活動が強制的になっている学校が多い現状があります。

2:作業量が多く負担が大きい

PTAがつらいと思われる点の2つ目は、作業量が多く負担が大きいことです。PTA活動はボランティア活動ですが、PTA活動における役員の仕事量が多いため、本来の仕事や家事に支障が出る場合も多いです。

また、PTA活動は学校が開いている日中に行われることも多く、そのために保護者が有休を使う必要があることが大きな負担となっています。また、定期的な会議や保護者の懇親会など、あまり優先度の高くない活動もあり、それらが一層PTA活動への不満に繋がっています。

 

3:仕事が理由にならない

PTAがつらいと思われる点の3つ目は、PTA委員や役員を断る理由に、「仕事があるから」が理由にならないことです。

専業主婦が多かった昔と違い、現在は共働きの家庭が多くなっているため、仕事を持っているという理由だけではPTA役員や委員を断るのは難しいのが現状です。必要性を感じないPTA活動のために仕事を休まなければいけないということに辛さを感じている人も多いでしょう。

PTAの必要性ってある?

PTAへの加入は、本来任意であるのにPTA活動は義務だというイメージや、私生活や仕事への大きな負担が問題になっています。

PTAに長い歴史がある場合「これまでやって来たから」という理由で続いている活動もあり、「子どものため」という本来の趣旨から外れているものもあるでしょう。

それらのことから、「PTAに必要性があるのか」という疑問の声や、「PTAに必要性は無い」、「PTAを無くすべきだ」という声も上がるようになりました。

しかし、PTAとは本来は「子どもたちが学校生活を快適に送るために、保護者と教師が協力して必要な活動を行う」のが目的です。また、PTA活動は子どもたちのためになるだけでなく、定期的に学校へ行くことで得られるメリットもあります。

PTAの必要性をもう一度考え、その活動内容を見直すことが必要でしょう。

 

子供のためになっていない活動の必要性を見直す

PTA活動にはメリットもありますが、従来のPTA活動ではライフスタイルの変化に対応できておらず、保護者の大きな負担になっているのも事実です。

そのため、最近では改革を進めているPTAも増えています。保護者の負担を減らすには、保護者同士の親睦会や報告だけの会議などの必要性を低い行事をカットし、本当に子どものためになる活動だけを行うなど、活動の見直しを行うことが大切です。

PTAの活動内容を把握し必要性を検討しよう

子どもたちが健やかに育っていくためには、地域の大人が学校と協力して見守ることが必要です。PTAはその活動の一端を担っています。また、PTA活動を通して学校や先生とのつながりができたり、学校での子どもの様子を近くで見ることもできます。

しかし、昔ながらのやり方では今の時代に合っておらず、その必要性を感じられない人が多いのも事実です。PTA活動を続けていくには、時代に合ったやり方に変えていくことが必要とされています。

PTAの活動内容を把握し、「本当に子どものために必要な活動は何なのか」や「できる人ができる時にできる活動を行えるようにする」など、PTA活動の必要性を再検討しましょう。

 

 

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