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子供に速読を学ばせるメリットとデメリット|読書以外で得られる効果も解説

 

子供に速読を学ばせるメリットとデメリット|読書以外で得られる効果も解説

 

速読は左脳だけでなく右脳も使うため、右脳が活性化されます。速読で右脳が活性化されると、空間認識能力も大きく向上すると言われています。

空間認識能力とは、物体がある場所や向き、大きさ、形、物体同士の位置関係を正確に把握する能力のことを言います。

そのため、速読の効果によって図形の学習がスムーズになり、算数や数学の成績向上にもつながるでしょう。

 

3:物事を覚えるスピードが上がる

記憶力を担うのは大部分が右脳です。記憶することが苦手な人は右脳の映像処理能力が乏しく、物事を覚えるのが苦手で、何かを覚えるのに時間がかかってしまいます。

しかし、先述したように、速読を身に付けることで右脳が活性化され、映像処理能力が向上します。

そのため、速読をすることで、物事を覚えるスピードが上がるという効果が期待できるでしょう。

4:読書量と共に知識量が増える

速読をすることで本を読む速度が速くなり読書量が増えると共に、知識量も増えるという効果があります。

普通に読書をするのと速読をして読書をするのとでは、同じ時間でも読める文字数が全く異なります。たくさん読めば読むほど知識量も増えるため、勉強はもちろんのこと、社会に出てからも役立つことが多いでしょう。

 

5:話のポイントを掴めるようになる

速読に慣れると、話のポイントとなる部分を掴めるようになるという効果もあります。本を読んで右脳を使いイメージ化する際に、脳が自然と話のポイントを抜き出すようになります。

抜き出すと言っても、重要なポイント以外を読み飛ばすということではありません。話を最後まで読む中で、脳が素早く話のポイントだけを拾い上げていきます。

全体をしっかり理解しながら話のポイントを掴めるようになるのが、斜め読みや読み飛ばしなどと異なるところです。

6:精読と併せることでより成績向上の効果が期待できる

国語の試験ではじっくり文章を読む「精読」をする時間の余裕はないですが、普段の学習では基本的にそういった時間の縛りはありません。普段の学習でお子様が国語の練習問題に取り組む際は、精読をして文章の内容を理解する練習をすることのほうが大切です。

また、速読が身に付いていれば精読にかかる時間も短くなる可能性もあります。「ななめ読み」や「飛ばし読み」ではなく、理解力を落とさずに読む「速読」を身につけていれば、記憶力や思考力といった処理能力も向上している可能性が高いからです。

速読と精読を使い分けることで、普段の学習と試験本番の両方で成績向上の効果が期待できます。

 

7:長文読解にかける時間を短縮できる

速読を学ばせる効果として「長文読解にかける時間を短縮できる」ことが挙げられます。

国語の試験は物語文や解説文を読み、その文章の中から問題が出されることが多いため、長文読解が重要になります。長文読解に時間がかかり試験時間内にすべての問題を解くことができないため、お子様が国語に苦手意識を持つという可能性があります。

長文読解の時間が短くなれば、問題を考えて解く時間を十分にとることができ、見直しの時間も確保できるようになれば、うっかり間違いにも気づきやすくなります。

また、国語以外の教科についても、算数や理科の文章問題や社会の年表を使った問題など、文章を速く理解する能力を要求される問題は多くあるので、そこでも速読は役に立ちます。

8:瞬時に的確な判断ができるようになる

速読に慣れることで、見る力と見たものを脳に素早く伝達し、情報を処理する力を高められるため、瞬時に的確な判断ができるようになります。

目と脳、体は密接に関係しているため、速読によって目や脳を鍛えると、即座に正確な判断が問われるスポーツなどで、効果を発揮するでしょう。

 

9:視野が広がる

視野の広がりも、速読を学ばせる効果の1つです。速読によって、1つの文章をじっくり読んでいくスタイルから、全体像を見渡しながら読むスタイルに変わります。

最初に文章が書かれているページを見渡す癖がつくため、物語において重要なポイントを探すようになります。速読によって、自然と視野は広がっていくでしょう。視野が広がると、動体視力が向上するため、球技などスポーツでも効果を発揮する可能性があります。

10:記憶力が向上する

右脳を重点的に動かす速読方法を取っていると、記憶力の向上に役立ちます。右脳には、全体的把握やひらめき、イメージ処理、創造的発想という役割があります。

速読によって、文字を映像化して右脳に覚えさせることで、自然と記憶力もアップしていくでしょう。読んだ内容を、紙に書き出すなりアウトプットする行動も取り入れると、より効果的です。

 

子供に速読を習得させる時のポイント8つ

 

 

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