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PTA活動ってどうなの?みられる問題点8つと参加するメリットを解説

 

PTA活動ってどうなの?みられる問題点8つと参加するメリットを解説

 

 

5:会費が強制徴収

PTA活動における問題点の5つ目として、PTA会費があげられます。PTAに加入すると会費が徴収されます。金額や支払い方は学校によって様々ですが、無料のところはあまりないでしょう。

PTA活動は仕事ではないので、ほとんどの場合、無報酬で行われます。PTA活動のために時間を割かなければならない上に、会費までとられるとなると、関わる事にメリットが見いだせなくなるという保護者もいるようです。

6:個人情報漏洩の場になっている

個人情報の漏洩は様々な場所で問題になっています。大きなニュースになって新聞やテレビをにぎわす事もあります。個人情報の取扱には十分な注意が必要で、それは大企業であってもPTAであっても同じです。

しかし、PTAのようなボランティア色の強い非営利団体では、個人情報の取扱がおろそかになってしまう事があります。気楽に話してしまった子どもの情報が外に漏れてしまい、トラブルに発展する事もあるようです。

 

7:会費の使途が不明

PTAの運営は、会員から集められたPTA会費で賄われているところがほとんどのようです。年度初めの総会で活動報告と決算報告がされ、使い道や残金などを会員に報告するようにしているPTAも多いでしょう。

しかし、費目が会社のように細かく分けられておらず、ざっくりとした説明で済まされている場合もあり、大きな金額が動いていても、何に使われているのかわかりにくいという問題点もPTA会費にはあります。

会費流用事例

会員の知らないうちにPTA会費が流用されていたという事例も、残念な事ですが時々起きています。また、会計や経理のプロが必ずしもPTAの会計になるわけでもないので、支出の一部が流用になっていた事に気が付かない事もあるようです。

学校の備品を会員の承諾なしに購入したり、通常なら学校側が支払うはずの非常勤講師の時間外手当が支払われていたりなど、PTA活動に直接関係のない支出に流用されている場合もあります。

 

8:役員になると権限を持ったと勘違いする保護者がいる

PTAの役員になると、学校を訪れる機会が増えます。会長や副会長などの大役に就くと、週に何度も学校に顔を出す事もあります。そして、学校に度々顔を出すようになると、自然に教師との距離も近くなります。

しかし、学校や教師と距離が近くなるほど、自分に一般の保護者以上の権限があると勘違いする人もいるようです。役員活動に熱心ではない保護者に活動を強制したり、学校運営に口出しする保護者も時々見受けられます。

勘違い行動事例

常識ある保護者が多い中で一部の保護者に見られる事例として、役員になった途端に役員以外の保護者を見下すような態度をとる保護者がまれにいるようです。事情があって参加できない保護者を問い詰めたり、役員選出で無理強いしたりといった事例もあります。

また、PTA主催の行事に教師の参加を強制したり、すでに決まっている行事予定を変えるように迫ったりするなど、学校へ圧力をかける行為をするPTA役員もいるようです。

 

PTA活動も問題点ばかりではないメリット5つ

PTAと聞いただけで、憂鬱な気分になるという保護者もいるのではないでしょうか。PTAの歴史は古く、1946年にアメリカから持ち込まれ急速に普及しました。PTAの役割は保護者の立場から子どものために教育環境を整備するのが主なものです。

子どもを思う気持ちは、アメリカも日本も同じだったからこそ、ここまでPTAが普及してきたともいえます。PTAにはその存在意義とともに、参加するメリットももちろんあります。

出典:第1章 PTAの誕生と発展|日本PTA全国協議会日本PTA全国協議会
参照:http://www.nippon-pta.or.jp/jigyou/ayumi/ayumi01.html

1:教師との交流が密になる

PTAの問題点の1つとして、学校や教師との距離が近くなりすぎて、役員が権限を越えた行動をしてしまうという事がありました。しかし、教師との交流が密になる点は、PTA活動するメリットの1つに挙げられます。

子どもの心配事を教師への遠慮からなかなか相談できないという保護者であっても、顔を合わせるタイミングがあれば、気楽に相談できる場合があります。お互いに信頼関係を築く事もでき、安心感も得られます。

 

2:学校へ多く行くようになる

PTAは活動場所が学校である場合が多いので、必然的に学校に行く事が多くなります。働く保護者の多い現代では、会議を夜に行うPTAもありますが、行事の準備や花壇の手入れなど、日中の活動もあります。

日中、子どもは学校で勉強している時間です。子どもによっては、学校の話を家でほとんどしない子どももいるでしょう。活動の傍らで、授業や休み時間の様子を垣間見られる点は、PTA活動のメリットといえます。

3:直接参加して問題解決ができる

 

 

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