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プログラミング的思考を子どもに養うメリット6選|育てるポイントも紹介

 

プログラミング的思考を子どもに養うメリット6選|育てるポイントも紹介

 

 

4:発想力を養う

メリット4つ目は、発想力を養うことです。発想には、先入観という強固な観念があって、普段はビクともしません。

でも、ある小さな「きっかけ」で動き出すことがあります。その「きっかけ」とは、「好奇心」と「疑問」です。そしてこの2つの「きっかけ」の生みの親が「プログラミング的思考」です。論理的に順序立てて物事を見ていくと、必ずどこかに発想の芽が隠れています。

5:物事を分解・分類する力を養う

メリット5つ目は、物事を分解・分類する力を養うことです。プログラムの命令文の全体記述を「メインルーチン」と言います。そして「メインルーチン」は、効率化された処理ブロック単位の「サブルーチン」で構成されています。

つまり、上から順番に「サブルーチン」が実行されていき、「メインルーチン」のプログラム実行が終了する形となります。これは、分類分けした機能グループを順序立てて実行し、意図する結果に導いていく「プログラミング的思考」と重なるものです。

 

6:学習意欲を養う

メリット6つ目は、学習意欲を養うことです。意図した結果が得られれば、プログラムの作り方は自由です。

ただ、前述しました、「正しい結論に導くための論理的な記述」の「ロジック」が、より「プログラミング的思考」で組み上げられている程、効率的なプログラムとして仕上がります。

いろいろな方法を試してみることが学習意欲を養い、「プログラミング的思考」を高めていきます。

子どものプログラミング的思考を育成するポイント8選

社会の価値観に染まらない子どもの感性は、あらゆる可能性を秘めています。論理性と言っても子どもには伝わりませんが、「分解」や「分類」は遊びの延長上です。

順番立て物事を考える習慣は、プログラム教育を踏まえての人格形成にも有意義なことです。ここでは、子どものプログラミング的思考を育成するポイント8選を紹介します。

 

1:電子機器を使わずに考え方を体験させる

子どもが幼い場合、まだタイピングができないことがあります、また、タイピングができても、プログラミングの難しいコードを理解できないこともあります。

そのため、プログラミング的思考を養うには、いきなりパソコンに向かうのではなく、まずはプログラミングとはどのようなものであるか教え、カードやフローチャートなどを使ってプログラムの流れを理解させてあげましょう。

2:プログラミングの意味を適切に伝える

「プログラム」とは、一言で言うと「最善の方法」です。

例えば小学校でウサギを飼っていたとします。ウサギ小屋の「一番きれいになって一番早く終わる」清掃方法をグループで競い合ってみましょう。

清掃道具の準備から清掃終了までの行動を1つ1つ落とし込み、作業単位に分類したフローチャートの作成は、プログラミングそのものです。

 

3:問題点を整理して解決方法を考えさせる

プログラミングで思うような結果が出ないのは、プログラムに問題があるのではなく、その前段階の「プログラミング的思考」に問題があります。

結果を急がず、論理的思考を働かせて、「行動単位の分解」「処理単位の分類」で問題点を整理し体系化することが、正しいアウトプットへの近道です。

4:結果のプロセスが大事なことを理解させる

結果が正しくアウトプットされれば、作り方は自由であることはプログラムの面白いところです。「プロセスが面白い」ということを理解させるためには、わざと違うやり方をしてみせることも効果的です。

コンピュータ内部では、割り算は引き算です。子どもの宿題の割り算を引き算で解いてみるのも良いでしょう。

 

5:保護者と一緒にコミュニケーションをとる

教育現場は学校だけではありません。保護者と子どものコミュニケーションは、より身近な発想の場ともなります。

大人の何気ない言葉で、子どもの好奇心に火が付けば、新しいものの見方や考え方が思考の受容体となり、論理性を広げていきます。プログラミング教育の素材は、日常生活にも溢れています。

6:子どもの考えを否定しない

 

 

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