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季節の親子クッキング
みんなで食べよう!ぎゅうぎゅうチーズフォンデュ

 

季節の親子クッキング
みんなで食べよう!ぎゅうぎゅうチーズフォンデュ

寒くなってきたこの季節、みんなで囲むといえば「鍋」が定番ですが、今年は「鍋」と同じく様々な食材を楽しみながら、お子さんには欠かせないカルシウムが摂れる「チーズフォンデュ」はいかがですか?

チーズフォンデュといえばフォンデュ用の鍋やホットプレートを使うことが多いですが、今回はオーブンで作れるチーズフォンデュをご紹介します。

 

あのチーズはどのタイプ?

チーズは乳を原料に作られるもので、1,000種類以上あると言われていますが、原料となる乳や発酵方法の違いによって8つに分類されます。

①フレッシュタイプ
熟成させず、水分量が多くやわらかいもの。
カッテージ、クリーム、マスカルポーネ、モッツァレラ など

②白カビタイプ
表面に白いカビをつけて熟成させるもの。
カマンベール、クロミエ、シャウルス など

③青カビタイプ
チーズの中に青カビをまぶし熟成させるもの。
ブルーチーズといわれ、風味が強烈で味は濃厚なのが特徴
ゴルゴンゾーラ、スティルトン、ロックフォール など

④ウォッシュタイプ
チーズの表面を塩水や酒で何度か洗ってから熟成させたもので、匂いが強いものが多い。
エポワス、ショーム など

⑤シェーブルタイプ
山羊の乳で作られたもの。シェーブルはフランス語で山羊を指す。
ヴァランセ など

⑥セミハードタイプ
チーズを作る過程で水分を少なくした硬めのもの。
ゴーダ、カンタル、サムソー など

⑦ハードタイプ
セミハードよりも水分量が少なく、重量があるもの。
チェダー、パルミジャーノ・レッジャーノ、ラクレット、エメンタール など

①~⑦のチーズは乳を乳酸菌や酵素を用いて発酵・熟成させて作るチーズのことで「ナチュラルチーズ」と呼ばれます。

⑧プロセスチーズ
日本でなじみが深く、ナチュラルチーズを1種類または数種類加熱して溶かした後、冷やして固めたもので、保存性が良いもの。
スライスチーズ、キャンディタイプ、ブロックタイプ など

子どもに不足しやすい栄養素の一つにカルシウムがあり、そのカルシウムを含む食品として代表的なものは牛乳などの乳製品です。
チーズを作るために、チーズの出来上がり量の10倍ほどの牛乳が使われます。
牛乳の栄養がギュッと凝縮されたチーズは手軽なカルシウム摂取におすすめです。
いろいろなチーズを食べ比べしながら、楽しく栄養を摂りましょう。

 

チーズフォンデュにはどのチーズが合うの?

チーズにはたくさんの種類があることが分かりましたが、特徴によっておすすめの食べ方が異なります。
チーズフォンデュに使われる代表的なチーズは「グリュイエール」と「エメンタール」で、どちらもハードタイプのチーズです。

スイスが発祥とされるチーズフォンデュは、スイスだけでなくフランスやイタリアなどの家庭料理として親しまれています。
どのチーズをどんな割合で混ぜるかは、家庭ごとに違うそうです。

また、チーズフォンデュは一般的にはチーズに白ワインを加えて加熱します。
加熱するのでアルコール分は飛びますが、ワインの代わりに牛乳を入れてもおいしいです。

牛乳で作る際は、チーズの半量から加え、様子を見ながらお好みの柔らかさになるまで調整してくださいね。

親子で作ろう!ぎゅうぎゅうチーズフォンデュ

<材料 4人分>
・カマンベールチーズ 1個
・じゃがいも 300g
・かぼちゃ 200g
・ブロッコリー 100g
・ミニトマト 8個
・ウインナー 4本
・バゲット 人数分

<作り方>

(1) ミニトマトは半分もしくは1/4に切り、それ以外の野菜とウインナーは一口大に切る。バゲットは食べやすい大きさに切る。
(2) じゃがいも、かぼちゃを耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジで600W5分加熱する。竹串がスッとさせるくらいまで加熱ができたらラップを外しておく。
(3) ブロッコリーを耐熱容器に入れ、大さじ2の水をかけてラップをし、電子レンジで600W3分加熱する。
(4) オーブンを180℃に予熱する。
(5) 天板にクッキングシートを敷き、真ん中のチーズを乗せる部分とバケットを乗せる部分を一部空け、その部分以外に⑵,⑶の野菜とミニトマト、ウインナーを並べオーブンで10分焼く。
(6) 天板を一度取り出し、カマンベールチーズとバゲットをのせ、更にオーブンで6分ほど加熱する。
(7) カマンベールチーズの上面にナイフで十字に切り込みを入れ、広げる。

※チーズは熱いのでやけどに注意しましょう。

 

☆アレンジポイント

・チーズの溶け具合を見て加熱時間を増やしたり、牛乳を加えたりして柔らかさを調整してください。
・カマンベールチーズ以外を使う場合は耐熱容器にチーズと牛乳を入れ、600Wで20秒加熱した後に混ぜ、チーズの溶け具合を見ながら追加で加熱してください。
・さつまいも、マッシュルーム、魚肉ソーセージ、食パンやロールパンなどお好みの具材にアレンジしてお楽しみください。
・天板のままの方が冷めにくいですが、小さなお子さんなど天板の熱さが気になる方は、工程(6)の後に、チーズや具材をお皿に移しましょう。

お子さんと作るポイント

 

☆1~3歳のお子さんには

◎バゲットをちぎってもらいましょう
「このくらいの大きさにちぎれるかな」と大人がお手本を見せながら行いましょう。
お子さんの手の力や噛む力に合わせてパンの固さ(種類)を変えても良いですね。

☆4~6歳のお子さんには

◎具材を切ってもらいましょう
「一口大」とはどんな大きさなのか、一緒に考えながら切ってみましょう。
包丁を使うので、手を切らないように大人が手を添えて行いましょう。
硬い食材や、まだ包丁を使えないお子さんは、大人が切ったものの大きさをチェックしてもらってはいかがでしょうか。

 

まとめ

今回はオーブンで作れてお子さんと楽しめるチーズフォンデュをご紹介しました。
レシピの中ではカマンベールチーズを使いましたが、チーズの種類をや具材を変えることで何回やっても楽しめるチーズフォンデュをぜひお試しください。
たくさんの種類がある中からお気に入りのチーズを見つけてみてくださいね。

みんなで食卓を囲むことで心も温かくなりますよね。
温かい料理を楽しく食べて、これから本格的にやってくる冬を乗り越えましょう。


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