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季節の親子クッキング 苦手な野菜もパクパク⁉お家でハンバーガーづくり

 

季節の親子クッキング 苦手な野菜もパクパク⁉お家でハンバーガーづくり

待ちに待った夏休み。

家族で過ごす時間が増え、お家での食事の機会も増えてきます。

今日は何をつくろうかな?と、子ども達の好き嫌いなども考えての食事の準備は、マンネリ気味になってしまうことも…。

親子で楽しく、いつもと違う雰囲気の演出に「ハンバーガー」はぴったりのメニューです。

子どもも大人も楽しめる、お家ハンバーガーのレシピをご紹介します。

 

【ハンバーガーとは?】

私たちの生活にもなじみのあるハンバーガー。手軽に食べられることから、ファストフードの代表格で、ランチなどで気軽に食べる機会も多い料理の1つではないでしょうか。

ハンバーガーはサンドイッチの一種です。

パティをパンに挟むというハンバーガーの始まりはアメリカとされていて、日本では鶏肉やフィッシュフライを挟んだものも「ハンバーガー」と連想する場合もありますが、アメリカで「ハンバーガー」という呼称を使えるのは、牛肉100%のパティをサンドしたもののみです。

このパティについても、卵やパン粉などのつなぎを使わないものとされているため、牛肉100%のパティ以外のものがサンドされたものは「フィッシュバーガー」「照り焼きチキンバーガー」などのような「○○○バーガー」と呼ばれています。

日本では丸いパンやバンズを使っていますが、アメリカではバンズに限らず、サンドイッチのような見た目のものあるようです。

 

 

【日本ではいつから?】

日本でハンバーガーが食べられるようになったのは、戦後といわれています。

旧日本海軍の基地のあった佐世保には、戦後、アメリカの海軍基地が置かれ、いろいろなアメリカの文化が佐世保の地に広がりました。

ハンバーガーもそのうちの1つで、アメリカ海軍基地から聞いたレシピでハンバーガーを作り、お店で販売を始めました。そのため、佐世保は「ハンバーガー伝来の地」とされています。独自のアレンジが加わり、現在はソースの味付けにもこだわった、各店ごとに個性あふれる佐世保バーガーが味わえます。

 

【牛肉の栄養】

ハンバーガーのパティの材料である牛肉には、体をつくるもとになる良質なたんぱく質が豊富で、特に牛肉の赤身は、人間が体内で合成することができない「必須アミノ酸」をバランスよく含んでいます。

この「必須アミノ酸」は、摂取することで運動時の筋肉の疲労を軽減したり、筋力の維持・増強に役立ち、中にはリラックス効果や集中力を高める効果が期待できるものもあります。必須アミノ酸は9種類あり、バランスよく含む食材としては、牛肉以外にも豚や鶏などの肉類、魚類があげられます。

肉類や魚類には脂質を多く含む食材もあるので、摂り過ぎには注意が必要ですが、必須アミノ酸は体にとっても必要な栄養素なので、特に成長期のお子さんには意識して摂っていきたいですね。

必須アミノ酸のほか、代謝を助けるビタミンB群や余分なナトリウムを排出するカリウム、貧血を予防する鉄なども含まれています。

 

 

【牛肉100%のハンバーガーの作り方】

ご家庭では合挽き肉を使ったハンバーグで作る場合もありますが、今回は牛肉100%のパティで作るハンバーガーの作り方をご紹介します。

一緒に挟む野菜やソースは、ご家庭の好みに合わせてアレンジしてみてください。

<材料>(4人分)

 

<作り方>

・牛挽き肉(粗挽き)…400g
・サラダ油…小さじ2
A牛乳…大さじ4
A塩…小さじ1/2
A砂糖…小さじ1
Aこしょう…少々(大人用には、粗挽き黒こしょうがおすすめです)
・トマト…1個
・レタス…3枚
・スライスチーズ…4枚
・マヨネーズ…適量
・トマトケチャップ…適量
・バンズ…4個
・サラダ油…大さじ1

(1)ボウルに牛挽き肉・A・サラダ油を合わせてこねて、10分ほど冷蔵庫でねかせる

つなぎがなくまとまりにくいため、粘り気が出るまでしっかりとこねる。

(2)挟む具材を用意する。

・トマトは1㎝の厚さの輪切りにする。切り口にキッチンペーパーを当て、水気をとる。

・レタスは水分が残っていると、バンズやパティが水っぽくなってしまうため、しっかりと水気をとり、食べやすい大きさにちぎる。

(3)ねかせておいた⑴を、1.5㎝くらいの厚さの円盤型に成形する。・表面が割れないように、なめらかにして成型する。

バランスよく作るために、バンズの大きさに合わせて作る

(4)フライパンにサラダ油を熱し、中火にして⑶の片面を2分ほど焼く。

(5)パティを裏返し、弱火にして蓋をして4分ほど蒸し焼きにする。

(6)パティの上にスライスチーズをのせ、再び蓋をして火を止め、余熱でチーズを溶かす。

(7)バンズは上下で半分に切り、両面をトースターで軽く焼く。

(8)バンズ、パティ、ほかの具材を皿に並べ、自分でサンドする。

※お子さんが食べやすいように、具材の大きさを小さく揃えてミニハンバーガーにしたり、一口サイズにカットしてあげても良いです。

※レタスに多く含まれている栄養素6つ⇒レタスに多く含まれている栄養素6つ|品種やおすすめの食べ方についても解説

 

【お子さんと作るポイント】

☆2~3歳のお子さんには

◎野菜を洗い、レタスをちぎってもらいましょう。

何度かお手伝いをお願いすると、お子さんも慣れてきます。

様子を見て、細かく説明せずにお子さんに任せてみるのもいいでしょう。

◎パティをこねてもらいましょう。

こねやすいように、深めのボウルに具材を入れてあげましょう。

こねる際は、大人がボウルを押さえてあげるとこねやすくなります。

☆4~5歳のお子さんには

◎パティを焼いてもらいましょう。

フライパンの油がはねることがあるので、大人が必ず付き添いましょう。

パティを裏返すときには、一度火を止めて、焦らずに作業ができるようにしましょう。

バンズや挟む具材をテーブルに用意したら、あとはお子さんにも自分で好きなように具材を選んでのせてもらいましょう。いつもは食べない野菜も、まわりの様子を見ながらちょっとのせてみようかな、と思うきっかけになります。

自分で作った特別感から、最初のひと口がとてもおいしく感じるのではないでしょうか

 

アレンジのポイント

今回紹介した具材のほかに、スライスした焼き玉ねぎ、アボカド、目玉焼き、ピクルスなどを組み合わせて、オリジナルハンバーガーを作ってみましょう。

また、ピーマンや青菜などの苦手な野菜も、自分で作ったバーガーだと食べてみようと気持ちが前向きになるかもしれませんね。

ソースもケチャップを焼き肉のタレに、マヨネーズをサウザンドレッシングやタルタルソースに変更するなど、味付けのアレンジもおすすめです。大人向けには粒マスタードを取り入れてみるのもいいですね。

 

 

【まとめ】

自分で好きなように挟むだけでも、お子さんにとっては新鮮な体験です。

テーブルに具材を並べただけでも、いつもの食卓とは違い、ワクワクした気持ちがさらに高まることでしょう。夏が旬の新鮮なトマトやレタスなどの野菜は、素材の味はもちろん食感も楽しむことができます。

自由に具材を組み合わせたり、バンズの種類を替えたりして、出来立てのハンバーガーをぜひご家族で味わってみてはいかがでしょうか。

 

 

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