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季節の親子クッキング 夏野菜でタコライスづくり☆

 

季節の親子クッキング 夏野菜でタコライスづくり☆

皆さんは、普段からお子さんと一緒に料理をすることはありますか?
親子クッキングでは、親子のコミュニケーションを増やすことができたり、食べ物や料理に対する感謝の心を育むことができるなど、さまざまなメリットがあります。

今回は、暑い夏にぴったりな、親子で作るタコライスを紹介していきます。

 

 

タコライスとは?

「タコライス」とは、沖縄県で誕生したご飯の上にタコスの具材とサルサソースをかけた料理のことです。メキシコ料理の「タコス」を、ご飯と一緒に食べるという、まったく新しい味として、沖縄で誕生しました。

タコスは、スパイシーに味付けしたひき肉、野菜、チーズ、サルサソースなどを「トルティーヤ」と呼ばれるトウモロコシを原料としたシェル(皮)にくるんだり、はさんだりして食べる、伝統的なメキシコ料理です。

このタコスがアメリカのテキサス州やカリフォルニア州に広まり、アメリカ人好みに食べやすくしたテクス・メクス料理(メキシコ風アメリカ料理)として浸透しました。

それから米軍経由で沖縄に広まり、少しずつ米軍周辺のレストランで提供されるようになりました。
タコスからタコライスへと変貌を遂げた理由は諸説あるようですが、沖縄の金武町の飲食店が発祥だといわれています。

今では認知度の高いタコライス。
沖縄料理店はもちろん、カフェやレストランだけでなく、給食のメニューとしても幅広く取り入れられています。

 


夏野菜を食べよう

夏野菜には、体を冷やす効果があると言われており、夏バテ予防にも効果的です。
旬の時期の野菜は栄養価も高くなるので、積極的に食事に取り入れましょう。
主な夏野菜には、トマト・きゅうり・なす・ゴーヤ・枝豆・オクラ・とうもろこし・ピーマン・パプリカ・ズッキーニ・モロヘイヤなどがあります。 
今回はこの中のトマト、なす、パプリカ、ズッキーニを使用してタコライスを作っていきましょう! 

親子でタコライスを作ろう!

では「夏野菜タコライス」の作り方をご紹介します。
お子さんに手伝ってもらえるポイントもお伝えします。

 

<材料>

(4人分) 

・合挽き肉…300g
・にんにく…1かけ
・サラダ油…大さじ1/2
・なす…1本
・ズッキーニ…1/2本
・パプリカ(黄)…1/2個
・サラダ油…小さじ1
Aカレー粉…小さじ1
Aトマトケチャップ…大さじ4
A砂糖…小さじ1と1/3
Aウスターソース…大さじ2
A顆粒コンソメ…小さじ1
Aしょうゆ…小さじ2
・レタス…4枚
・トマト…1個
・細切りチーズ(生食用)…40g
・ごはん…お茶碗4杯分
※お子さんでも食べやすいように、辛みのあるカレー粉は少なめにしています。
大人の方はお好みで調整してください。

 

<作り方>

⑴ にんにくはみじん切りにする。
⑵ フライパンにサラダ油を熱し、⑴と合挽き肉を炒め、火が通ったら皿に取り出す。
⑶ なす、ズッキーニ、パプリカは1㎝角、トマトは2㎝角に切る。レタスは太めの千切りにする。(お子さんに手伝ってもらう場合は、手でちぎるのも◎)
⑷ ボウルにAを合わせておく。
⑸ フライパンにサラダ油を熱し、なす、ズッキーニ、パプリカを中火で炒め、野菜がしんなりとしてきたら⑵を加える。
⑹ ⑷を加えて水分をとばすように炒め合わせる。
⑺ 器にごはんを盛り、レタス・⑹・トマト・細切りチーズ(生食用)の順に盛りつける。

 

お子さんと作るポイント

☆2~3歳のお子さんには

◎野菜を洗ってもらいましょう。

ボウルに水を入れ、トマトなどの野菜を入れます。野菜の感触を楽しみながら、やさしく洗うように声をかけましょう。なすはヘタにとげがあるので、ヘタを落としてから触ってもらうようにしましょう。

◎レタスをちぎってもらいましょう。 

指先を使った作業ができるようになってきます。大きさの見本を見せて一緒にやってみましょう。

◎ご飯の上に野菜、お肉を盛り付けてみましょう。

苦手な野菜も、自分で盛り付けると食べることができる場合があります。順序は関係なく、お子さんのやってみよう!の気持ちに寄り添ってみてください。

◎⑷の工程、調味料を混ぜてもらいましょう。

小さいボウルや、浅めのボウルではこぼしてしまう可能性があるので、大きめの底が深いボウルに、調味料を入れて混ぜてもらうとこぼれにくくなります。

 

 

☆4~6歳のお子さんには

◎野菜を切ってもらいましょう

お子さんが包丁を使用する場合、包丁の持ち方や切り方など、手を切らないようにきちんと見てあげてくださいね。子供用の包丁があると、お子さんもやりやすいと思います。

◎調味料を計量してもらいましょう

「この調味料を組み合わせればこんな味になるんだ!」と新しい発見から、料理が楽しいと思うことができます。分量が多少ずれても、あとから調整ができるので問題はありません。

◎具材を炒めてもらいましょう

炒めてもらう場合、フライパンを触らないように気を付けてください。
また、汁がはねる恐れがあるので、十分気を付けながら行うようにしてください。

◎お米を炊いてもらいましょう

お米を炊いてもらう場合は、お米のとぎ方、浸水の仕方、炊飯スイッチの入れ方など、このタイミングで教えておくと今後もお手伝いしてもらいやすいですよ。

まとめ

タコライスは様々な調味料を使用するため、いろいろな味がして、お子さんの味覚の幅が広がるメニューです。

お子さんからしてみれば、毎日当たり前のように出てくるご飯は、お父さん・お母さんが作ってくれたもの。親子クッキングは、お子さんと一緒にご飯を作ることで、料理や食材への感謝の心を育むことができます。また、「自分で作った!」という達成感も生まれ、いつも以上にご飯が美味しく感じられます。

乳幼児のお子さんと一緒に行うときには、お皿やフォークを準備する、食べ終わったお皿を下げることも約束としてお手伝いしてもらうといいですね。

年齢があがったら、食器を洗ったり、拭いたり、お手伝いの幅を広げてみましょう。

ぜひ長い夏休みの時間を使って、お子さんと一緒に料理をしてみてくださいね。

 

 

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