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消費期限が切れた肉の注意すべきポイントとは?冷凍保存や解凍の正しい方法も紹介

 

消費期限が切れた肉の注意すべきポイントとは?冷凍保存や解凍の正しい方法も紹介

 

牛肉と豚肉では、傷むまでの日数はほとんど変わりませんが、比較的牛肉の方が長持ちする傾向にあります。どの組み合わせでも、傷むまでの日数が1日ということはなく、他の肉よりは傷みにくいことが分かるでしょう。

肉のタイプ保存温度傷むまでの日数
スライス10℃3日
 4℃6日
 0℃7日
ブロック10℃3日
 4℃6日
 0℃7日
ひき肉10℃2日
 4℃3日
 0℃5日

 

消費期限が切れた肉の注意すべき3つのポイント

肉を買ってから家の冷蔵庫に入れるまでの過程や、冷蔵庫内の保存状況、季節によって、肉が劣化する速度は変わります。

 

そのため、消費期限が過ぎていても、保存状態の良い肉は自己責任で食べられる場合もあります。食べられるかどうかは、肉の状態からも判断しましょう。

 

ここでは、消費期限が切れた肉の注意すべきポイント3つを見て行きましょう。

1:肉の色

買ったばかりの新鮮な肉の色は、艶がありますが、消費期限が過ぎた辺りからだんだん変わってきます。肉が空気に触れて酸化すると、肉の色は茶褐色、または黒っぽく変色します。

 

さらに時間が経過し、カビが発生したり、菌が増殖したりすると、肉の表面が灰褐色や緑、黄色っぽい色に変色します。

 

この状態になると、もう食べられなくなるため、処分してしまいましょう。

 

2:肉の表面

腐った肉は、表面がヌルヌルした状態になります。腐り具合によっては粘り気があり、糸を引くこともあるでしょう。

 

なお、鶏肉の場合はもともとヌルヌルしているため、水洗いをし、キッチンペーパーで水分を取ってから確認しましょう。

 

表面がヌルヌルしていたり、粘り気があって糸を引くような状態の肉は、食べないようにしましょう。

3:肉の臭い

肉は腐ると、生ごみのような臭いやヨーグルトが腐ったような酸っぱい臭い、鼻に付くアンモニア臭や硫黄の臭いなどがします。

 

冷蔵庫から出した直後は、臭いがはっきりしない場合があります。その場合は、肉の端を少し切ってレンジで温めてみましょう。異臭がした時は、食べない方が良いでしょう。

 

消費期限が切れた肉を食べる時の注意点

消費期限が切れた肉でも、肉の状態をよく確認して問題がなければ、自己責任の下で食べることができます。また、肉を冷凍保存することで、消費期限を延ばすことができるでしょう。

 

しかし、一度解凍した肉は菌が増殖しやすくなっているため、注意が必要です。解凍肉の再冷凍はしないようにしましょう。

 

なお、肉に付着している菌は15~50℃程度で増殖するとされているため、常温での解凍はしないようにしましょう。

冷蔵庫保存の正しい方法

肉を冷蔵庫で保存する場合の正しい方法を説明します。

 

・キッチンペーパーなどで水気をふき取り、臭みを取る。
・ラップで密閉し、さらにジッパー付き保存バックに入れる。

 

この2つの処理をした上で、冷蔵庫に入れます。冷蔵庫に入れる際は、チルド室やパーシャル室などの低温室があれば、そこに保存しましょう。また、下味をつけたり、加熱後に保存すると、より保存性が高まるとされています。

 

また、肉は空気に触れることで傷みやすくなるため、買い物から帰ってきてすぐ、新鮮なうちに処理するのが理想的です。

 

 

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