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「4歳の壁」を親子一緒に乗り越える方法4つ|発達の証と受けとめよう

 

「4歳の壁」を親子一緒に乗り越える方法4つ|発達の証と受けとめよう

 

 

3:突然泣きわめくことが増える

4歳の壁では、突然泣きわめくことが増えることも多くなるでしょう。外から入ってくる情報と、自分の感情の処理が追い付かず混乱して、泣きわめいてしまうのです。

 

子どももなぜ泣いているのか理解できていないことがあります。保護者は、イヤイヤ期が戻ってきたように感じるでしょう。

4:叱られた後にふてくされる

4歳の壁では、叱られた後、素直に謝らずふてくされる傾向も出てきます。これは、叱ってくる相手を「自分を理解してくれない相手」だと感じて不満を持っているからでしょう。

 

「4歳の壁」を親子一緒に乗り越える方法4つ

さまざまな特徴的行動を起こしてしまう4歳の壁ですが、対処法もあるため安心してください。基本的には成長の過程であり、時期が過ぎれば自然に落ち着いてくる行動ですが、保護者としてはなるべく早くおさまってもらいたいところでしょう。

 

続いては、4歳の壁を親子一緒に乗り越える方法について紹介します。以下のような方法で、子どもと接してみてください。

1:子どもの行動の理由を聞く

子どもが、泣きわめいたり、言うことを聞かずに反抗的な態度をとってきたりした場合は、子どもの行動理由を聞きましょう。

 

子どもがうまく自分の話をできない可能性も高いですが、「どうしたの」「何が嫌だったの」など、子どもの気持ちに寄り添おうとすることが大切です。頭ごなしに叱ると、さらにヒートアップしてしまうことがあります。

 

2:ポジティブな言動を心がける

4歳の壁の時期では、できるだけポジティブな言動を心がけましょう。叱るときも「叩いちゃだめ」と言うのではなく、「人やものを大切にできる人は偉いんだよ」と、ポジティブな言葉で伝えます。

 

子どもは褒められたい気持ちから、「じゃあ偉いって言われることをしよう」と思うようになるでしょう。

 

子どもを怒ってばかりいると、保護者のストレスにもなってしまうため、ポジティブな言葉を使って、自身の心に余裕を作るようにしましょう。

3:とにかく甘えさせる

4歳の壁では、抱っこをせがんだり、極度に甘えたがったり、赤ちゃん返りのような行動が見られることがあります。赤ちゃん返りしてしまうのは、不安な気持ち、状態を受けとめてほしい表れでしょう。

 

「不安なときはパパやママがいる」という安心感をしっかり与えれば、子どもの気持ちは落ち着きます。「もう4歳でしょ」と突き放さず、とにかく甘えさせてあげても良いでしょう。

 

4:「3歳児神話」にとらわれ過ぎない

「3歳児神話」とは、3歳までは母親が育児に専念すべき、しないと子どもに悪い影響が出る、という考え方です。

 

3歳児神話には、合理的な根拠はないと言われていますが、この考え方から4歳の壁にぶち当たったとき、「3歳までの育児が間違っていたのかも」と自己嫌悪に陥る保護者の方もいます。

 

3歳まで頑張り過ぎてしまった保護者ほど、4歳の壁の我が子を見て、ストレスを感じることもあるでしょう。「3歳児神話」にとらわれて「これまでの努力が無駄になったのかな」とは思わず、4歳の壁も成長の時期だと考えるようにしてください。

あまりに度が過ぎる場合は家でのしつけのルールを見直そう

 

 

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