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内弁慶な子どもの心理とは?原因や育て方を理解して克服しよう

 

内弁慶な子どもの心理とは?原因や育て方を理解して克服しよう

 

内弁慶な性格で見過ごされやすい障害が場面緘黙症です。場面緘黙症とは、家の中では元気よく親や家族とおしゃべりができても幼稚園や学校などの家庭以外の集団生活の場になると、自分の意志とは関係なく言葉が出てこなくなる症状のことです。

内弁慶な性格と似ているため、特に見過ごされやすい障害です。幼少期に発症することが多いと言われていますが、大人になるまで気づかず治療の機会を逃し症状が持続してしまう場合もあります。

出典:選択性緘黙(場面緘黙-ばめんかんもく-) | 発達障害診療ならハートライン沖縄クリニック
参照:https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/1342674.htm

 

場面緘黙症と内弁慶の違い

場面緘黙症と内弁慶の性格は、客観的に見ると同じに見えますが、この2つは違うものです。

内弁慶とは性格のひとつで、人の個性に当たるものですが、場面緘黙症は障害とされており、自分の意志とは関係なく話したくても話せない症状が続きます。

障害とは言われていますが、適切に関わったり治療したりすることで治る可能性があります。その点が他の発達障害や心身症などとは異なります。

子どもの内弁慶な性格は一時的なことが多い

子供の内弁慶は一時的なことが多く、成長に伴い改善されることがほとんどです。まれに大人になるまで内弁慶が続いてしまう場合もありますが、それは幼少期の親との関わり方次第とも言われています。

親はできるだけ子供との関わりを大切にしましょう。家族との関わりが深いほど、子供が自分の長所に気付く機会も増え自信を持てるようになります。そして他人との上手な関わり方を覚えて、内弁慶による生きづらさは改善されるでしょう。

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