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内弁慶な子どもの心理とは?原因や育て方を理解して克服しよう

 

内弁慶な子どもの心理とは?原因や育て方を理解して克服しよう

 

 

他の子どもと比べない

親はつい、他の子供と比べてしまいがちです。他の子供よりも少し出来ないことというのは、苦手な分野である場合がほとんどです。

しかし、親にそれを比べられて責められると、苦手なことを押し付けられるストレスと他人より劣っている自分を突き付けられて、さらに落ち込んでしまいます。

それは兄弟姉妹も同様です。他人と比べず子供自身を基準に、褒めるべきところを探してあげましょう。

子どもの得意な部分を見る

内弁慶な性格の子供は自信が持てないことが多く、何に対しても失敗を恐れ消極的になってしまいます。そんな時はどんなことでも良いので、子供に自信をつけさせてあげましょう。

子供自身が興味を持っている習い事をさせる、得意なことは積極的にチャレンジさせるなど、子供の得意な部分を見付けて、その能力を伸ばしてあげることも大切です。また、お手伝いなどをさせて褒めてあげる機会を増やすことでも自信がつくようになります。

 

【時期別】内弁慶な子どもの育て方

内弁慶な性格の子供に対して親はどんな育て方をしたらよいでしょうか。親としては家庭以外でも、もっと社交的になってほしいという思いを抱くことも少なくないでしょう。

内弁慶な性格は幼少期から成長するにつれて、変化していくという特徴もあります。成長過程での育て方を把握しておきましょう。

幼稚園や保育園に通う時期

幼稚園や保育園に通っている幼児の時期の内弁慶な性格は、そう気に病むことではありません。幼児期は自分の思いをうまく伝えたり、表現したりすることが難しい時期で、これから経験し学んでいくものであるからです。

それでも、集団生活が始まると同世代の子供との関わりが増え子供の個性も見えてくるころです。

 

友達付き合いのサポートも大切

子供同士の関わりが増えてトラブルも増えてきますが、その度にトラブルの原因を理解させ、一緒に向き合ってあげることが大切です。そして、子供自身が問題に対して気づくことや、それを解決し答えを出すために、親はサポートを惜しまないことです。

幼児期の友だちとの付き合いでは失敗を恐れず積極的に行動し、成功も経験しながら上手に関わっていけるようになるでしょう。

小学校に通う時期

小学生の6年間というのは、心身共に大きな変化を感じる時期です。幼児期にはそう意識していなかった周囲の目を気にするようになり、特に友だちの存在は大きく、自分がどんな風に見られているのか気になるようにもなります。

また、幼児期に比べると親は一緒に過ごす時間も減り、子供の心の変化を把握しにくいこともあります。そのため、子供とは積極的に会話する時間を作るなど、適度にコミュニケーションをとることが大切です。

 

子供に自信を持たせることが大切

親は子供が自信を持てる機会を、できるだけたくさん作ってあげることが大切です。

子供を褒める機会を逃さないように子供との関わりを大切にしたり、学校が苦手であれば学校とは関わりのない習い事や、ボランティアに参加させたりする機会を設けるなどして、子供が自信を持てるチャンスを作りましょう。

子供は自信がつくことで、新たな自分を知るチャンスを掴みやすくなり行動力が増します。そして成長に伴い内弁慶も克服できるでしょう。

内弁慶な性格には発達障害が隠れていることも

内弁慶の性格の子供では、まれに発達障害などが隠れている場合があります。

特に内弁慶な性格の子どもは、家庭内では普通におしゃべりしたり行動したりできるため、それらの障害を見過ごされやすいという特徴があります。そのため大人になるまで気が付かず症状が継続し、生きづらさを感じる人も少なくありません。

このように、内弁慶な性格は場合によっては軽視できないこともあり「障害」と「性格」の違いは把握しておきましょう。

出典:【発達障害、対人関係4つのタイプ】 | 兵庫・大阪障害年金相談センター
参照:https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/1342674.htm

 

 内弁慶と似ている場面緘黙症とは

 

 

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