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【飛行機】どのくらいの速度で飛ぶのか?新幹線とどっちが速いのか

 

【飛行機】どのくらいの速度で飛ぶのか?新幹線とどっちが速いのか

「飛行機ってゆっくり進んでいるように見えるけど、どれくらい速いんだろう?」このように子供に質問されたら、皆さんはどう答えますか。飛行機はジェット機、プロペラ機など機種によって飛行速度は様々です。

本記事では、飛行機の速度に加えて、世界一速い飛行機・世界一遅い飛行機についてもご紹介しますので、最後までチェックしてみてください。

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飛行機の速度の基本

飛行機の速度を理解するためにも、まずは基本的な情報について知っておきましょう。ここでは、飛行機の速度は何で決まるのか、よく速度の単位で使われるマッハやノットとはどのくらいの速さなのかについて解説していきます。

 

飛行速度は何で決まる?

まず初めに、飛行機の速度は飛行機の性能や設計によって異なります。主な要因としては以下の4つです。

【機種】飛行機の機種によって、最適な速度の範囲は異なります。例えば商用旅客機と戦闘機では速度の要件が大きく異なるでしょう。

【航空機の設計】空力特性・エンジン出力・燃料効率などの設計要素が速度に影響を与えます。高速旅客機の場合、設計は効率性を重視していることが多いです。

【気象条件】 風、気温、気圧などの飛行条件は飛行速度に影響を与えます。

【任務要件】飛行機の用途によって速度は変わります。長距離飛行や急な高度変更が必要になる場合では、しばしば速度を変えて飛行します。

旅客機の場合、上空での飛行速度は、それ以上失速すると浮力を得られなくなってしまう最低速度から、それ以上速くすると機体の設計に限界を迎える最高速度があります。飛行機のスピードを左右する要因の1つは風速です。追い風なのか向かい風なのかによって飛行時間に大きな影響を与えます。

マッハとは?

飛行機の速度を表す単位として用いられる「マッハ」ですが、これは音速に対する速度を表しています。音速は、秒速340m、時速に直すと1225kmです。

 

ノットとは?

航空業界では飛行機の速度をノットを使って表すこともあります。1ノットは、1時間に1海里進む速さです。1海里は1,825メートルなので、1ノットは1時間で、1,825メートル進む速さになります。

飛行機の速度は何キロ?

飛行機の速度は、時速860km、マッハで表すとマッハ0.8になります。マッハ1が秒速340mなので、飛行機は秒速300mで飛行している計算です。ここでは飛行機の平均速度や限界速度について解説していきます。

 

飛行機の平均速度

一般的な旅客機の平均速度は時速800〜900kmです。これは高度10,000m前後を飛行した場合の速度になるので、空気圧や気温、高度の高さによって平均速度は変わってきます。

飛行機の最高速度

飛行機が誕生してから何十年と経過しているので、「最高速度はどんどん速くなっているのでは」と思う方もいるかもしれません。しかし、飛行機の最高速度は時速850〜900kmと何十年も変化していないのです。理由は、音速を越えて飛行する場合、空気から揚力や推力を得ることができず、機体を安定させるのに、膨大なエネルギーが必要と考えられているからです。

 

飛行機と新幹線はどっちが速い?

現代において、速く長距離を移動したいと考えたら、飛行機か新幹線を利用する方が多いのです。では、飛行機と新幹線は一体どちらが速いのでしょうか。新幹線は時速300kmに対し、飛行機の巡航速度は時速800〜900kmに及びます。

速度の時点で2倍以上の差があるため、やはり飛行機のほうが圧倒的に速いと考えられます。また新幹線は地上を走行するので、目的地まで直線距離で移動することが難しいです。その点、飛行機は大気という障害はあるものの、目的地までは比較的直線距離で向かうことができます。

飛行機の速度について子供に説明してみよう

地上から見上げる分にはゆっくり飛行しているように見えますが、飛行機は時速860kmというスピードで空を飛び回っています。もし子供が飛行機の速度について質問してきたら、「1秒で300mも進むんだよ」と教えてあげましょう。

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