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季節の親子クッキング 豆乳クリームのフルーツパイづくり

 

季節の親子クッキング 豆乳クリームのフルーツパイづくり

実りの秋、たくさんのおいしいフルーツを使ったお菓子の一つにパイがあります。

ぶどうや柿、りんごなど、使うフルーツによっていろいろな味や見映えを楽しめるのが嬉しいですね。

サクサクのパイとジューシーなフルーツにカスタードクリームを加えると、ワンランク上の仕上がりになります。

今回は、カスタードクリームの代わりに女性はもちろん、お子さんにも嬉しい栄養たっぷりの「豆乳クリーム」を使ったフルーツパイをご紹介します。

 

豆乳ってなに?

豆乳は大豆から作られています。

大豆を軟らかくゆでて絞ったあとの液体、豆腐に固める前の状態が「豆乳」です。

ちなみに絞った後の液体以外の残り部分を「おから」といいます。

 

豆乳の栄養

豆乳には、植物性たんぱく質、イソフラボン、オリゴ糖などの栄養素が含まれています。

植物性たんぱく質

大豆は「畑の肉」と言われるように、たんぱく質の材料となるアミノ酸をバランスよく含んでいます。

吸収率が高く、牛乳のたんぱく質に比べてゆっくりと吸収されます。

消化に時間がかかるので腹持ちがよいのが特徴です。

近年では「大豆ミート」を使った代替肉の商品が増えています。

たんぱく質をしっかり摂れる上に、肉類に比べると脂質が少ないのでエネルギーを抑えられます。

また食物繊維や鉄などのミネラルも含んでいるのが嬉しいポイントです。

 

大豆イソフラボン

大豆イソフラボンはポリフェノールの仲間で、女性ホルモンに構造が似ていることで同じような作用があるといわれており、骨の健康などに寄与することが期待されています。

オリゴ糖

便秘は健康の大敵ですが、大豆には腸内細菌のエサとなるオリゴ糖が含まれています。

オリゴ糖は、胃や小腸を通過し大腸まで届き、大腸にある善玉菌を活性化させることで便秘解消効果が期待されます。

豆乳だけでなく、厚揚げや納豆などにも含まれているので、色々な大豆製品をまんべんなく食べるといいですね。

 

親子で作ろう!豆乳クリームのフルーツパイ

<材料>(作りやすい分量)

  • 冷凍パイシート…2枚
  • 黄桃缶(果肉)…200g
  • 黄桃缶(シロップ)…大さじ6
  • お好みのフルーツ(ぶどう・柿・りんご・いちじくなど)…適量
  • ホイップクリーム…適量

【豆乳クリーム】

  • 無調整豆乳…200ml
  • 薄力粉…大さじ4と1/2
  • 砂糖…大さじ2と1/2
  • 塩…少々

 

<作り方>

  1. 冷凍パイシートは冷蔵庫に移し解凍する。
  2. 黄桃缶は果肉とシロップに分けて、果肉は食べやすいようにスライスする。
  3. 鍋に薄力粉、砂糖、塩を一緒にふるいながら入れる。
  4. 豆乳を数回に分けて加え、その都度混ぜ、黄桃缶の果汁も加えて泡だて器などでよく混ぜ合わせる。
  5. (4)を弱火~中火にかけ、木べらなどで混ぜながら加熱する。もったりとしたとろみがついたら火を止める(固まりやすいので常にかき混ぜながら温める)。

  1. (5)をバットやボウルに移し、粗熱を取る。粗熱が取れたら絞り袋に入れる。
  2. オーブンを200℃に予熱する。
  3. パイシートは4cm×6cmくらいに切り、クッキングシートを敷いた鉄板に並べ、パイシートに豆乳クリームを絞り(2)の果肉をのせる。
  4. 200℃のオーブンで15分焼く。
  5. パイの粗熱が取れたら、ホイップクリームやカットしたお好みのフルーツを盛りつける。

お子さんと作るポイント

 

☆2歳~4歳のお子さんには

◎作り方(3)のふるいにかける、をやってもらいましょう。

大人がザルを持ちお子さんがたたく、お子さんがザルを持ちふるう、などできそうなことをやってみましょう。

ザルと鍋の大きさが同じくらいだと粉がはみ出てしまうので、ザルより大きめの鍋かボウルを使うと良いでしょう。

◎パイシートに豆乳クリームや黄桃をのせてもらいましょう。

豆乳クリームは絞り袋よりも、スプーンですくってのせるようにすると小さいお子さんでもやりやすいでしょう。

きれいに仕上げることよりも、パイシートの上にのせることができただけで、子どもたちの達成感につながります。

難しい場合は大人が手を添えて一緒にのせてみてください。

☆5歳~6歳のお子さんには

◎パイ生地をカットしてみましょう。

包丁で手を切らないよう注意が必要です。

怪我には十分に注意し、大人が目を離さないようにしましょう。

引いて切るのではなく、押さえるようにして切ることがポイントです。

スケッパーでも代用可能です。

◎計量や盛り付けを任せてみましょう

豆乳クリームを火にかける工程は加減が難しいですが、それ以外は比較的簡単な作業が多いです。

「これが大さじだよ。」

「どうやって盛り付けたらおいしそうかな?」など

お子さんと話しながらやってみましょう。

まとめ

クリーム作りは一度覚えると手軽にできます。

植物性のたんぱく質やオリゴ糖などを多く含む豆乳を使うことで、子どもにも大人にも身体にうれしいポイントがたくさんありますね。

ぶどう、柿、いちじくなど秋に旬を迎えるフルーツはたくさんあるので、最後のトッピングに使うフルーツを、お子さんと選ぶところから始めてみてはいかがでしょうか。

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