10歳の壁にはどんなものがある?保護者ができる対策方法を7つご紹介します 10歳の壁にはどんなものがある?保護者ができる対策方法を7つご紹介します - chokomana
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10歳の壁にはどんなものがある?保護者ができる対策方法を7つご紹介します

 

10歳の壁にはどんなものがある?保護者ができる対策方法を7つご紹介します

 

10歳の壁ってなに?

「10歳の壁」という言葉を知っているでしょうか。

 

10歳の壁とは、小学校4年生前後に起こりうる内面の変化から、勉強面や精神面、人間関係などでつまづいてしまう問題の事をいいます。9歳の壁、小4の壁とも呼ばれることもあり、小学生の子供をもつ保護者は聞いたことがあるでしょう。

 

10歳の壁とは具体的にどのような特徴をもつのか、また保護者ができる対策を7つ紹介します。

 

10歳の壁についての4つの特徴

10歳の壁には、子供の発達上の個人差から発生する問題と、放課後の居場所がなくなることから発生する環境の問題があります。

 

10歳前後になると具体的にどのような問題が出てくるのか、大きな特徴を4つ紹介していきます。

1:子供の人間関係変化や自己肯定感が下がりやすい

9~10歳になると、物事や自分を客観的に理解し始めます。発達上の個人差も大きいため、自分と友達を比べ、「できること」や「できないこと」がはっきり分かるようになります。

 

そのため劣等感でイライラする、人間関係の変化がいじめに発展するなど、不安定になる子供も増え、自己肯定感が下がりやすい時期といえるでしょう。

 

反抗期が始まる子も出てきて、仲間集団で活動するようになるギャングエイジは難しい年代です。

 

2:勉強についていけなくなる

またこの時期は、勉強面でつまずきを感じる子も増えてきます。

 

発達段階において9~10歳は抽象的な概念を理解するようになる時期で、小学校の学習も抽象的理解が必要になるものが増えてきます。しかし子供の発達には個人差があるため、まだ抽象的理解を獲得していない子供はついていけなくなるでしょう。

 

特に分数や割り算、がい数、角度などを学ぶ算数や、書き言葉が増える国語でつまずきやすいといわれています。

3:友達との運動能力の差を自覚し始める

この時期の子供は、心だけではなく身体も大きく成長します。しかし個人差が大きいため、同じ学年でも大きな子と小さな子が混在することになります。

 

身体面の成長は運動能力にも影響するため、「あの子は足が速い」、「自分は運動ができない」など、友達との差を自覚し、劣等感や羞恥心をもつ子供も出てくるでしょう。

 

4:学童が使えなくなる

10歳の壁には子供の発達から発生する問題に加え、放課後の居場所の確保という社会的な問題も含まれます。

 

10歳前後になると、学童を利用したくても低学年が優先され学童待機になったり、中学受験のために学童をやめる子も増えてきます。

 

ギャングエイジと呼ばれるこの時期は、放課後に友達との悪ふざけが過ぎて近所に迷惑をかけたり、コンビニでの買い食いしたり、塾をさぼるなど、親としては頭を抱えてしまうような問題が起こることもあるでしょう。

10歳の壁の対策7つ

 

 

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