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団体行動が苦手な子どもの特徴・心理とは?原因やメリットも解説

 

団体行動が苦手な子どもの特徴・心理とは?原因やメリットも解説

 

ここからは団体行動のメリットを見ていきます。

 

子どもの目線からでは、団体行動のメリットは見えにくいものです。

 

メリットがわからないのにただ団体行動を強要するだけでは納得して行動ができません。頭ごなしにルールだからと従うように叱ってしまうのは逆効果です。

 

お子さんに団体行動を取るメリットを教えてあげることで団体行動をポジティブにとらえられるようになります。

 

孤独感が和らぐ

人間は集団で生きていく生き物です。

 

一人でいることが好きな子どもでも、家族や仲が良い友達とは一緒に過ごします。完全に一人では生きていけませんし、孤独を感じるでしょう。

 

団体行動をしていれば常に周りに人がいるため、話し相手や遊び相手が見つけやすく、孤独感が和らぎます。

助け合える

一人でできる作業はもちろんありますが、全てが一人でできるわけではありません。

 

一人では解決できない問題が出てきたときに、仲間がいると助けてもらえるというのは大きなメリットです。

 

また、自分が持っていない能力でも仲間が持っていれば使えます。このため協力することで大きな力を得られることができ、一人で行動したときよりも達成感や満足感は大きくなりやすいです。

 

コミュニケーションを学ぶことができる

子どもの社交性や協調性は団体行動する中で成長・発達をしていきます。多くの人と関わる中で相手のこと考え、思いやることでコミュニケーションを学べます。

 

相手のことが考えられないと団体の中で浮くため、生きづらくなります。そのため本来抱えなくていいはずの不安や恐怖を抱えてしまいがちです。そうならないためにコミュニケーション能力は必要な能力です。

 

苦手意識を持っている子どもでも集団の中で生活を送ることでコミュニケーションを学ぶことができます。他人とのコミュニケーションを学ぶことは最終的に子どものためになるので積極的に周りと関わることは大切です。

団体行動についての苦手さを克服するための対処法とは?

子どもの団体行動についての苦手意識には理由や原因があることを見てきました。

 

この原因や理由は、大人が対処してあげることでカバーできます。ここからは苦手意識の対処方法を紹介していきます。

 

団体行動が苦手であると周囲に伝える

子どもの個性は千差万別で、一番身近にいる親であっても理解することは難しいものです。身内でも難しいものですから、周りから見ているだけでは苦手であるかどうかの判断はさらに困難です。

 

周りに団体行動が苦手であることを伝え、周りとのコミュニケーションを取るためのハードル下げるアシストをしてあげるのも一つの手です。

他人に興味を持つことから始める

すでに団体行動に対して苦手意識を持っている子どもにいきなり団体行動をさせるのは酷です。ここで焦ってしまうと逆効果です。

 

団体は一人一人が集まったものです。まずは少ない人数から関わりを持っていって団体としてではなく個人として意識し関わっていけるように慣らしていくのがいいでしょう。

 

負担がかかりにくくすることで、不安や恐怖が薄れ、相手に興味を持つことができます。

 

信頼できる人を作る

けんかをしてしまったり、仲間外れにされたりというトラウマから集団行動が苦手になっているかもしれません。

 

大人であれば関わる相手はある程度選べますが、教室という部屋の中にいる子どもは相手を選べないことがしばしばあります。そんな状況で頼れる人がいない中で、何か嫌なことが起こるかもしれないと思いながら集団と関わっていくのは強いストレスです。

 

まずは誰か一人でも信頼できる人を作って、そこから友達を紹介してもらうことでゆっくりと関わる人数を増やしていくのが良いでしょう。

団体行動が苦手な子どもが知っておきたいポイント

 

 

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