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団体行動が苦手な子どもの特徴・心理とは?原因やメリットも解説

 

団体行動が苦手な子どもの特徴・心理とは?原因やメリットも解説

 

 

自己アピールをしたい

団体行動を行うためには皆が同じ行動をする必要があります。一人に注目するのではなく大勢で一つのまとまりとしてみられるので自己アピールはできません。

 

そのため自己アピールをして自分に注目してもらいたいと考える子にとっては団体行動は楽しいものではなくなり、一人での行動をしたがります。

自分を優先して行動したい

団体行動では、全て自分の思い通りに行動することはできません。

 

遠足や修学旅行での班行動やクラスでの行動は、元々予定が決まっていて、あまり自由はありません。もし自由時間があったとしても皆で決めた行き先に行きます。

 

自分の気持ちを優先して行動したいと考えていれば、当然思い通りにはならず、歯がゆい思いをするため団体行動をするより一人での行動を好みがちです。

 

団体行動のメリットがわからない

団体行動を嫌がる子どもの中にはメリットがわからないからやりたくないと考えている子もいます。

 

大勢で歩調を合わせて同じゴールへ向かうのには時間も労力もかかります。一人で行動すれば簡単なのに、周りの意見を聞いて時間がかかるし、特に仲良しでもないクラスメイトと一緒に行動する理由なんてわからないというのが本音でしょう。

 

そのため納得がいかないから団体行動を嫌だという子どももいます。

団体行動が苦手と感じる原因とは?

ここまでは団体行動が苦手な子どもの心理を解説してきました。しかし、特に理由もなくこの心理状態になってしまうわけではありません。物事には原因があります。

 

ここからは、どうして団体行動が苦手に思うようになってしまうのかという原因について説明します。

 

幼少期のトラウマがある

子どもだからこそ幼少期のトラウマが深い傷になる場合もあります。

 

仲良しだった友達に無視や仲間外れにされてしまったり、転園・転校などで離ればなれになってしまったりした記憶は子どもに深い傷をのこします。

 

団体の中での行動を続けることによって過去のトラウマが呼び起こされるため不安になり、団体行動を苦手に思うようになります。

自分の世界を大事にしている

団体行動が苦手な子どもは、周りの子どもとは違った視点や世界を持っている子もいます。

 

皆が同じことをする中で当たり前だったことを打ち壊していけるのもこのタイプであることが多く、素晴らしい特性です。

 

しかし、その一方で自分の世界を大事にしている子はこだわりが強く、頑固になってしまいがちです。

 

周囲が横ならえで同じことをしなければならない場合は、独特な世界感は邪魔になってしまうことがあります。

 

人が多くいる空間に苦手意識がある

学校や幼稚園などの教室では多くの子どもが一緒に長い時間を過ごします。

 

大人でも満員電車やライブ会場や花火大会などのイベントなどで多く人が集まる場所自体が苦手な人は多いです。人が多くいる所に行くだけで具合が悪くなるという人もいます。

 

日常の一部であっても、大人よりも狭い世界の中で暮らしている子どもにとって教室は人が多く圧迫感があります。このため、苦手意識を持つことがあります。

 

また、教室は日中の長い時間を過ごす場所でもあるので、トラウマになるような出来事が起こる可能性もあります。

 

そのため、人が多くいる所にいくことでトラウマが呼び起こされ、団体行動が苦手な子もいます。

周りの目を気にしすぎている

テストや授業での発表など子どもは周りの目の注目をあびる場面が多いです。

 

そのため、周りより劣っているのではないかという不安や、人前に立つ緊張感などにさらされます。

 

こういった感情は誰しもが持つものですが、団体行動が苦手な子は周りの目を気にしすぎている場合があります。

 

人目にさらされることによって必要以上にストレスを感じてしまうため、団体行動を嫌がる傾向にあります。

 

団体行動を取るメリットとは?

 

 

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