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中学生で図形が苦手な人の克服法は?問題点や特徴をくわしく紹介

 

中学生で図形が苦手な人の克服法は?問題点や特徴をくわしく紹介

「数学に苦手意識があるんだけど、なにか克服方法はないかな?」
「計算は得意なんだけど、図形問題はいつも間違えてしまう」
「図形の問題を解けるようになるコツってあるのかな?」
このようなお悩みを抱えているお子様を持つ保護者の方は多いのではないでしょうか?

 

この記事では、図形が苦手な中学生の問題点と、苦手の克服方法などをくわしく紹介しています。

 

この記事を読むことで、図形の苦手を克服するための具体的な実践方法を知ることができるでしょう。実際に問題を解く時にこの方法を実践することで、図形への苦手意識を軽減させることができるでしょう。

 

図形問題に苦手意識があるお子様を持つ保護者の方は、ぜひ最後までお読みください。

 

中学生は図形が苦手な子が多い?

中学校の数学には、
・数と式
・図形
・関数
・データの活用
の4分野があります。

 

その中でも、図形に苦手意識を持つ中学生は少なくありません。

 

中学の図形問題の内容とは

中学校で扱われている図形の単元は、以下の通りです。

 

・1年生…平面図形・空間図形
・2年生…合同・三角形と四角形
・3年生…相似・三平方の定理

 

1年生で様々な図形の作図や立体の位置関係を学びます。表面積や体積などの計算もあります。

 

2・3年生になると、合同条件や相似条件などの証明問題、三平方の定理や比率の問題が出てくるので、より深い図形の理解が必要です。

センスやひらめきではなく他に問題点があるケースも多い

図形の問題を解くためには、センスやひらめきが必要!と思われている方も多いのではないでしょうか。

 

確かに、持って生まれたセンスや才能があると、難しい問題や応用問題もすらすら解けるでしょう。しかし、実際には生まれつきのセンスや才能はそこまで重要ではありません。

 

なぜなら、高校受験程度の図形の問題であれば、たくさんの問題に触れ、繰り返し練習をすることで、センスが身についていくからです。

 

大切なのは、基本問題を押さえる+そのパターンを把握する+繰り返し練習するということです。

 

図形が苦手な中学生の問題点

図形が苦手な中学生には、主に3つの問題点があります。

 

・問題を正確に読み取れない
・用語、定義、定理が曖昧
・空間、平面のイメージができない

 

それでは、それぞれの問題点について具体的に見ていきましょう。

問題を正確に読み取れない

図形の問題に苦手意識を持っている中学生の中には、そもそも問題文が理解できていないこともあります。これは、図形以前に国語の読解力の問題です。

 

小学生のうちは、文章を理解して読んでいなくても雰囲気で答えが出せる問題も多いです。ところが、高校入試レベルの問題となると最低限の読解力は必要になります。

 

この場合、まずは基本的な国語力の向上が重要です。漢字の読み書きや教科書の音読に取り組んでみましょう。

 

用語・定義・定理が曖昧

数学は、他の教科と比べても特に論理立てて考えることが大切です。

 

ですから、用語の正確な意味(定義)やそこから生まれる性質や決まり(定理)を正しく理解することが重要になります。

 

1つ1つの用語や定義・定理を正しく理解し、正確に相手に説明できるようになれば、図形の勉強が得意になるでしょう。

 

特に中学校2年生・3年生で扱う単元「合同の証明」や「相似の証明」では、用語や定義・定理の理解は必須です。

 

教科書をしっかり読んで意味を理解し、似たような用語や定義・定理がある場合にはしっかり区別できるようにしておきましょう。

空間・平面のイメージができない

文章の読み取りができていて、用語や定義・定理が正しく理解できていても空間図形が苦手になってしまう場合もあります。それは、空間認知能力の弱さが原因です。

 

立体図形でも、問題集やテストでは紙の上に平面で印刷されます。見取り図も立体のように見えるだけで、実際には平面です。

 

立体図形の問題を解くには、見えない位置の辺や頂点、切り取った時の切り口、展開図など、平面に描かれた立体を頭の中でイメージする必要があります。

 

空間認知能力は、子どものころに外でたくさん体を動かして遊ぶことで身につきます。

 

空間図形が苦手な人の特徴

 

 

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