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中学1年生が苦手な理科を克服するためには?学習内容や勉強法を解説

 

中学1年生が苦手な理科を克服するためには?学習内容や勉強法を解説

 

 

光・音の性質

中学1年生で学ぶ「光」については、屈折と反射がポイントとなります。屈折においては、入射角と屈折角の関係、反射においては入射角と反射角が等しいことをしっかり覚えておくことが大切です。

 

屈折の場合は、空気層から水やガラスに入射する場合と、その逆の場合とでは、入射角と屈折角の大小が逆転することを覚えてください。凸レンズを使った光の作図は、テストに出ることも多いため、何度も作図して描けるようにしておきましょう。

 

音の性質については、音が振動で伝わることと、真空中では音が伝わらないということを押さえておく必要があります。音の速さを導き出す公式を覚え、算出できるようにしておくことも大切です。

圧力

中学1年生で学ぶ「力について」では、力の三要素と力の種類、力の圧力を学びます。力の圧力では、圧力の公式を覚え、問題を解けるようになっておくことが大切です。圧力を表す単位も覚える必要があります。

 

密度

中学1年生で学ぶ「密度」については、密度を導き出す計算ができることがポイントとなります。密度計算の公式を確実に覚え、問題にあてはめて密度を導く力が必要です。

 

密度の単元では、物質の質量を量るためにてんびんを使ったり、体積を調べるためにメスシリンダーを使ったりなど、理科に必要なツールを使う機会があります。いずれのツールも使えるように、重さの量り方や目盛りの読み方を覚えることも大切です。

【分野別】苦手を克服するための勉強法

理科を苦手としている場合、単純に「理科」という科目と捉え、苦手克服の対策を考えるのは得策ではありません。

 

「理科」の中には「物理・化学・生物・地学」という勉強するポイントの異なる分野が混在しています。どの分野が苦手なのかを分析し、苦手な分野にあった対処方法を実践しましょう。

 

ここでは、理科の分野別に苦手克服方法を解説していきます。

 
  • 【地学分野】暗記で点数の底上げができる
  • 【物理分野】数学の理解度が必要
  • 【生物分野】基本は暗記
  • 【化学分野】暗記と計算力が必要

 

【地学分野】暗記で点数の底上げができる

中学校で学ぶ地学分野は、総合力が必要とされています。つまり、計算力も暗記力も必要になるということです。しかし、中学1年生で学ぶ単元では、計算を必要としません。

 

中学1年生で学ぶ地学分野は、地層や岩石などをしっかり暗記しておけば、テストの点数を伸ばすことが可能です。中学1年生の地学分野では、重点的に暗記学習をしましょう。

【物理分野】数学の理解度が必要

物理分野では、数学の基礎知識が必要になります。公式を覚えて、身の回りの事象にあてはめることも多く、中学1年生としては難しめの科目です。苦手意識を抱いてしまう子どもも少なくありませんが、つまずきかけたときに修正するためにも、数学の理解度を上げておきましょう。

 

数学の理解度に問題がないにもかかわらず、苦手意識があるという場合は、日常で起きる物理的現象に興味を持たせることも大切です。

 

【生物分野】基本は暗記

中学1年生で学ぶ生物分野は、暗記が必要な分野です。中学1年生では、植物のつくりを学ぶため、さまざまな植物の構造を覚えなければなりません。

 

中学1年生の段階では、計算が必要な問題もあるため、暗記だけでなく計算にも努めるように教えましょう。

【化学分野】暗記と計算力が必要

中学1年生で学ぶ化学分野の単元には、物の状態変化が含まれており、状態変化を表す用語をしっかり覚えなければなりません。

 

化学分野では、状態や用語などを基礎知識として暗記し、身につけておきましょう。水溶液の濃度計算も単元に含まれているため、公式の暗記も必要になります。また、グラフを読み取る能力も必要になります

 

 

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