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中学生が定期テストで伸び悩む要因は?|中間・期末テストのアドバイス方法4つ

 

中学生が定期テストで伸び悩む要因は?|中間・期末テストのアドバイス方法4つ

 

ここでは、中間テスト・期末テスト対策について見て行きましょう。前項で触れた伸び悩む要因を踏まえ、試験の対策方法を知りましょう。

試験対策を理解し、定期テストの結果に結び付けていきましょう。

 

中学校の定期テスト対策1:中間テストのアドバイス

中間テストはほとんどが5教科の実施です。教科数が少なく、学習時間をしっかりと取ることができるので、安易に「1週間前から勉強すれば大丈夫」と考えるのは非常に危険です。

5教科のうち、社会と理科は暗記項目が多い教科と言えます。そのため、他の3教科に比べれば、一週間前からの対策でも間に合う場合が多いでしょう。

しかし、残りの3教科、国語・数学・英語は、基礎が重要な教科です。毎日の積み重ねがもっとも大切ですが、日々の学習を疎かにしてしまい基礎・基本が理解できていないのであれば、2週間前からテスト勉強を始める必要があります。

例えば、最初の1週間で基礎・基本の確認をし、残りの1週間で応用問題などに取り組むのも良い方法です。

2週間前からテスト勉強を始め、前半は3教科の基礎・基本の確認、後半一週間で5教科全ての応用や暗記を進めていく方法をおすすめします。

しっかりと学習計画を立て、可能であれば計画を前倒しできるようになれば良い結果につながります。

1教科あたりの勉強時間をしっかり取らせる

テスト対策として、1教科あたりの勉強時間をしっかりと確保することが大切です。

1日に5教科全てを勉強するのは効率が悪く、なかなか学習した内容が残りにくくなります。1日で勉強するのは、2教科までにするなど工夫が必要です。

また、2教科に絞る場合も注意が必要です。暗記がメインの教科を組み合わせると、なかなか頭に残りません。

おすすめは、国語の漢字・社会や数学・理科など、書いて覚えることがメインの教科と、暗記がメインの教科を組み合わせることです。

書いて覚えるタイプの内容は、忘れてしまったとしても書き始めたら意外にスラスラ手が動くことがあります。

1教科当たりの勉強時間をしっかり確保しつつ、いい組み合わせを考えてみましょう。

 

中学校の定期テスト対策2:期末テストのアドバイス

期末テストの対策では、中間テストと異なり、ある程度勉強する方法を計画しておく必要があります。

期末テストでは、すべての教科の学習が必要になりますので、2週間前には計画を立て、効率よく対策をしていきましょう。

実技教科は教科書とノートで可能なことを伝える

中間テストとは違い、期末テストは実技教科のテストが入ってきます。しかし、たくさん勉強しなければならないと焦る必要はありません。

実技教科のテストは、かなり簡単にできています。なぜなら応用問題はほとんど出題されないからです。また、実技教科のテストの場合は選択問題も多数出題されます。

実技教科の勉強は、教科書とノートに書いてある内容を軽く読んで覚えておくだけで、ある程度の点数が取れるようになっています。勉強の時間は、各教科で1時間程度取れれば十分でしょう。

 

実技教科の勉強状況を聞く

実技教科のテスト対策は1時間程度で十分とお伝えしましたが、どれくらいの時間を実技教科に割いているかを把握しましょう。

実技教科のテストの対策は、教科書とノートを軽く読んで覚えておくだけでそこそこ点は取れるということもお伝えしましたが、もう一つ有効な手段があります。

それは過去問題を入手しておくことです。

実技教科の場合、基本的にはテストの内容はあまり変わりません。特に実技教科はテスト範囲もあまり変わることがありませんので、兄弟がいたり、先輩からもらえるのであれば入手しておきましょう。

中学校の定期テスト対策3:中間・期末テスト両方のアドバイス

ここまで中間テスト、期末テストについての対策をご紹介しましたが、ここからは中間・期末テストに共通してのアドバイスをお伝えしていきます。

ここでアドバイスすることは定期テスト対策の基本となりますので、しっかり把握し、お子さんに伝えましょう。

 

2週間前から始めさせる

最初の方でもお伝えしましたが、定期テストの2週間前からは勉強を始めさせましょう。多くの学校は、テスト期間が設定されるのはだいたい1週間前です。

1週間前になると部活動が停止され、早く自宅に帰ってきます。そのため勉強の時間は増やせますが、1週間前から始めるのではテストまでに復習が間に合わない可能性があります。

まず、前半1週間は基礎・基本問題がすらすら解けるのかを確認しましょう。

ここで躓くようであれば、しっかり基礎問題を解かせてあげましょう。後半の1週間で応用問題に取り掛かるようにし、取りこぼしのないように勉強を進めていきましょう。

点数の目安としては、基礎・基本が完璧なら70点前後、応用問題をしっかり取り組めたら90点以上です。

それほど基礎・基本ができているのかの確認は重要ですので、前半1週間でしっかりと確認をしてください。

勉強時間をつくる工夫を話し合う

勉強時間は2週間前から計画的に始めることをお伝えしてきましたが、計画を立てる上でも注意点があります。それは、中学生は忙しいということです。

例えば運動部に所属している生徒の1日の流れは、朝練習から始まり授業6限、そして放課後に部活動、さらに帰宅後に塾などの習い事というのが主流です。

そのため、家に帰って一息つけるのは22時以降という生徒も少なくありません。

この多忙を極める子供たちに、ただ「定期テストの勉強をしなさい」と言うだけでは、かなりのストレスをかけてしまうことになりかねません。

どのようにして勉強時間をつくるのかを子供と話し合っておきましょう。しっかりと話し合った上で子供が納得すれば、勉強を自分で進めていくようになります。

テスト期間中は、「計画通りに進められているか」や「分からないところはないか」など、寄り添うような言葉がけをしていきましょう。

 

一夜漬けはさせないこと

 

 

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