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公立高校と私立高校の違い7つとそれぞれのメリットとデメリット

 

公立高校と私立高校の違い7つとそれぞれのメリットとデメリット

 

公立高校と私立高校には違いがあります。

 

例えば、学費、施設、入試問題や入試科目、校則、カリキュラム、指定校推薦、大学受験対策など違いは多岐にわたります。

 

ここでは、順に公立高校と私立高校の違いを七つご紹介していきます。

 

公立高校と私立高校の違い1:学費

公立高校と私立高校の違いに学費があります。

 

公立高校では、以前は完全に授業料が無償で行われていましたが、法律が改正された平成26年4月以降、高等学校等就学支援金は世帯年収に限度が設けられた制度に変わりました。

 

私立高校においても高等学校等就学支援金の限度額が上がり、世帯年収に応じて、家庭の負担が軽減されるようになりました。しかし、授業料以外でも私立高校は公立高校より費用がかかる傾向にあります。

公立高校と私立高校の違い2:施設

公立高校と私立高校の施設に違いがあります。

 

公立高校は、公費(地方自治体)での運営のため施設は同じ水準です。公立高校の施設は、入学金等授業料以外も費用負担が少ない分、施設は必要なものに限られています。

 

一方、私立高校は学校法人など民間経営のため、学校によって特色があります。私立高校の施設は、入学金、海外研修、学校への寄附金など授業料以外も費用はかさみますが、教科に特化した施設等が充実しています。

 

公立高校と私立高校の違い3:入試問題や入試科目

公立高校と私立高校では入試問題や入試科目に違いがあります

 

公立高校の入試科目は一般的に英・国・数・社・理の5教科です。入試問題は、基礎的なことに加えた応用問題がある一定水準の難易度です。一方、私立の入試科目は一般的に英・国・数の3教科です。

 

入試問題の難易度は学校によって違い、より深い理解度を求められる問題が出る学校もあり、独自の対策が必要なこともあります。

公立高校と私立高校の違い4:校則

校則に関しては、公立高校または私立高校の違いだけでは、厳しい、ゆるいとは一概には言えません。

 

私立は一般的に校風が自由なところが多いですが、服装や髪型だけでなく、アルバイト禁止など校則が厳しいところもあります。

 

公立でも、制服がなく自由な校風なところもありますが、服装などのルールが校則で細かく決められていて厳しいところもあります。

 

校則に関しては、公立私立であることは関係なく学校によって違うといえます。

 

公立高校と私立高校の違い5:カリキュラム

公立と私立では、授業数や内容、授業のスピードが違います。

 

公立の場合は、全国一律の授業数で、学習指導要領に沿った同じようなカリキュラムで授業が行われます。

 

私立の場合は、学校によってさまざまで、授業日数の多いところが多く、学校独自のカリキュラムで授業が進みます。受験対策が進む学校では、授業のスピードがはやく、公立の学校では行わない難しい内容まで行われることもあります。

公立高校と私立高校の違い6:指定校推薦

公立と私立では、指定校推薦の枠が違います。

 

高いレベルの公立高校には、公募制推薦の他に、私立大学へ指定校推薦できる枠があります。ただし、各学校数名程度の枠なので、校内選考で通ることが難しいことが多いのが現状です。

 

一方、系列大学がある私立高校は、特に系列校に指定校推薦の枠を多数持っています。系列大学を目指していたり、興味があったりする場合は、系列の私立高校をまずは目指し、推薦を狙うのもいいでしょう。

 

公立高校と私立高校の違い7:大学受験対策

公立と私立では大学受験対策が違います。

 

公立の場合は、全国一律の授業数や学習指導要領に沿った授業が行われます。公立の難関校では、受験対策に向けての補講が行われることはあるものの、授業日数も決まっていて、受験対策が十分取れる学校は多くはありません。

 

私立の場合は、学校独自のカリキュラムで授業が展開されます。難関私立高校では、大学入試を見据え、受験対策のカリキュラムが組まれていることが多くあります。

公立高校と私立高校のメリットとデメリット

 

 

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