小学5年生が苦手な算数を克服する9つの方法|苦手のままにするリスクとは? 小学5年生が苦手な算数を克服する9つの方法|苦手のままにするリスクとは? - chokomana
ホーム >

小学5年生が苦手な算数を克服する9つの方法|苦手のままにするリスクとは?

 

小学5年生が苦手な算数を克服する9つの方法|苦手のままにするリスクとは?

「うちの子、小学5年生だけど算数が苦手で困っています」
「今、小学5年生だけど、算数が苦手なままで大丈夫かな」
小学生のときに習う算数は、計算を解き、図形を理解することが必要です。そして、文章を読み解くことも必要になる教科です。

 

小学5年生であれば、小数の計算や図形の理解、割合などこれまで習ってきたことを応用しながら問題を解いていかなければいけません。小学5年生になると急に学習内容が難しくなって苦手になる子どももいるでしょう。

 

本記事では、算数が苦手な小学5年生を対象に、算数を克服する方法について紹介します。

 

本記事を読むことで、苦手な算数の勉強の仕方や注意点が分かり、算数に対する苦手を克服する方法を知ることができます。

 

小学5年生で、算数が苦手だと思っている方や算数が苦手な子どもがいる保護者の方は、是非ご覧ください。

 

▼この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます。

 

小学5年生で習う算数の学習内容とは

小学校5年生の算数では、小数と整数からはじまり、小数のかけ算・わり算、直方体や立方体の体積、合同な図形、分数のたし算とひき算、割合、角柱と円柱などを学習します。

 

小学5年生の小数は、小学4年生で習った小数が発展した内容です。小学4年生では、小数と整数のかけ算やわり算を習いましたが、小学校5年生では、小数同士のかけ算やわり算を習います。

 

直方体や立方体は、直方体や立方体の体積について習い、体積の解き方については、方程式を覚えます。さらに文章問題も出るため、どの方程式を使って問題を解くのかを理解する力が求められるでしょう。

 

合同な図形では、角と辺の長さが等しい、合同な図形をコンパスや分度器を使って学びます。

 

分数のたし算・ひき算で習うのは、分母が異なる分数同士の計算です。分母と分子を同じ数で割り、分母の小さい分数にする「約分(やくぶん)」や分母が違う分数を同じ分母にする「通分(つうぶん)」も習います。そして、分数を小数に置き換える学習も行います。

 

割合で習うのは、小数を○%にする百分率や○割○分とする歩合です。

 

角柱と円柱では、平行な面や垂直な辺について学習する他に、見取り図や展開図についても習います。

 

このように、小学5年生の算数は、これまでよりも覚えることが増える学習になるのです。

 

小学校5年生で習う算数を苦手のままにするリスク

小学5年生で習う算数を確認すると、小学4年生まで習ってきたものをさらに発展した内容になります。

 

小学校の算数は、1年生で習ったたし算やひき算を応用して2年生のかけ算ができるようになり、2年生のかけ算を応用して、3年生のわり算ができるように学習するのです。

 

この算数のように、小学校をはじめとする学校の勉強は、これまで習ってきたことを積み上げて学習していきます。

 

つまり、小学5年生で習う算数を苦手なままにしておくと、次の小学6年生で習う算数を理解するのが困難になり、より算数が苦手になってしまうのです。

 

さらに、小学校の算数が苦手なまま中学校に進学すると、算数に変わる数学が苦手になってしまうのです。

 

人は、苦手なものがあるとそれを避けてしまいます。苦手意識を持ったままにしていると、苦手なものに対して情報を集めないようになります。つまり、苦手なままにしていると情報収集能力が低下してしまうのです。

 

情報収集能力が低下してしまうと、自分から新しいものを学ぼうとする意識も低下してしまいます。自ら学ぼうとする意識が低くなるのですから、算数だけではなく、他の科目にも影響が出てしまいます。

 

算数を苦手のままにせずに、苦手を解消できるようにしましょう。

小学5年生が算数を苦手とする要因

小学5年生までに積み上げてきた算数の学習で苦手な部分が残っていると、今後、より算数が苦手になってしまうのです。

 

小学5年生の算数では、小数同士でかけ算やわり算をしたり、分数を約分したりと、小学4年生までの学習よりも複雑に考える学習になります。算数が苦手な子どもにとってはより算数が嫌いになってしまうでしょう。

 

では、子どもは算数のどの内容が苦手と感じるのでしょう。ここでは、小学5年生が特に、苦手と感じる算数の内容について紹介します。

 

百分率やパーセントの計算が難しい

百分率は、全体の中にある対象のものの割合を知りたいときに使います。全体を100にした場合、対象のものは、全体である100に対してどれだけの量があるかを知るときに使うのが百分率です。

 

そして、百分率はパーセントという記号も使います。90%や45%のように%(パーセント)で表すのです。さらに、パーセントを小数に変えることも学習します。

 

このパーセントの計算や小数に変えることを苦手と感じるのでしょう。百分率を理解しやすくするポイントは、日常生活に当てはめて考えるのが良いでしょう。

 

日常生活でパーセントを使う場面は、買い物をするときの消費税が当てはまります。買い物に出かけたときに子どもと一緒に計算してみるとパーセントが身近に感じるでしょう。

 

しかし、計算ドリルや問題となると、とたんに分からなくなってしまう子どももいます。

 

さらにパーセントを理解するためには、パーセントを数字に直すときのルールを知っておくと良いでしょう。

 

パーセントを数字に直した場合、100%は「1」で、1%は「0.01」です。0.01が10個集まれば「0.1」になり、パーセントに直すと「10%」になります。そして、0.1が10個集まれば「1」になり、それをパーセントに直すと「100%」になるのです。

 

このルールを踏まえて保護者の方は、子どもと一緒に算数を学んでいくと苦手意識が解消されるでしょう。

割合の概念が理解できない

割合は、「100円は50円の2倍」のように、比べる量に対して、元の量のどれだけなのかを表す方法です。

 

「割合=比べる量÷基にする量」で計算します。「100円は50円の2倍」だと「100÷50=2」と計算できるのです。

 

また、割合を表すのに「歩合(ぶあい)」を使うこともあります。歩合は、百分率が%で表すのに対して「割(わり)・分(ぶ)・厘(りん)」で表します。

 

日常生活では、百分率と同じように、買い物の場面で「3割引セール」など見かけたり、野球で「打率が○割○分○厘」とよく見かけたりするでしょう。

 

歩合については、百分率の10%は、小数だと0.1です。歩合だと「1割」と表します。そして、1%である0.01のとき、割合だと「1分」と表します。さらに、0.001のときは「1厘」と表すのです。

 

つまり、「3割」を小数で表すと「0.3」であり、百分率だと「30%」と表すのです。

 

割合も百分率と同じく、身近なものではありますが、問題として提示されると答えられない子どももいます。

 

百分率と同じように、割合の計算の仕方や歩合のルールを理解できるように学習しましょう。

 

1割が10個集まれば1になり、1分が10個集まれば1割というルールを基に、子どもと一緒に保護者は、計算の練習をしてみてください。

 

小学5年生に苦手な算数を克服させる9つの方法

 

 

関連記事一覧

関連記事一覧へ