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【算数】図形問題の苦手を克服させるコツとは?1年生から6年生まで解説

 

【算数】図形問題の苦手を克服させるコツとは?1年生から6年生まで解説

 

 

小学3年生の場合

小学3年生になると、三角形や四角形の他に円や球の図形を学ぶため、直径や半径という用語を習います。

 

子供がつまずきやすいのは、円を書くために使うコンパスの使い方です。はじめて使う道具なので、きれいに円を書けなかったり、慣れるまで時間がかかったりする場合があります。

 

また、コンパスは定規と異なり、芯を交換したり、針を固定させたりと使い方があるため、保護者は子供が慣れるまで確認してあげましょう。

小学4年生の場合

小学4年生は、平面図形の他に立体図形や面積の単位に加え角の大きさなど、新しく学ぶ内容が多いです。学ぶ量が増えれば、覚えなければいけない量も増えるため、子供がつまずきやすいと言えます。

 

特に面積の問題は、図形の形に注目するのではなく、計算が必要なことを教えてあげましょう。

 

小学5年生の場合

小学5年生では、平面だけではなく、立方体の体積や円柱の展開図を学ぶため、より複雑になります。単純な長方形や正方形と異なり、図形同士が合わさったような変形した図形問題も出てくるので、つまずきやすいです。

 

保護者がアドバイスするポイントは、変形した図形の場合、もとの図形が単純な円だったり、正方形だったりするので、もとの図形の求め方を復習させましょう。

小学6年生の場合

小学6年生は、今まで学んだことに加え、縮図や拡大図、線対象や点対象を勉強します。6年生になると、今までの応用問題が出るため、全体的に復習が必要です。

 

また、円柱を求める底辺×高さという体積の公式を覚えても図形を読み間違えると、回答が間違ってしまう可能性があり、つまずいてしまうポイントでもあります。

 

公式を使う際に底辺と高さが正しいか把握する色をつけるなど工夫させてみましょう。

 

図形問題の苦手意識を少なくするためのポイント

保護者は、子供が図形問題に対して苦手意識をもっているのならば、解消してあげたいと協力するでしょう。しかし、保護者が解消方法をしらないと、子供にアドバイスすることができません。

 

図形問題に苦手意識をもっている子供に、何をさせるといいのか2つ紹介します。小学1年生からできる簡単なことなので、ぜひ参考にしてみてください。

身の回りにある図形を探させる

すでに苦手意識をもっている子供には、身近にある図形を探させてみましょう。

 

家の中や外など身の回りに図形があることを伝え、実際に手に取って、頂点はどこにあるのか、面はいくつあるのかなど勉強ではなく、遊び感覚で学ばせてみてください。

 

図形問題を解くために必要な空間認識能力は、実物を通して身につく力なので、机で勉強するだけではなく、さまざまな場所にどんな図形があるのか探させるのは効果的と言えます。

 

図形を書かせたり立体を作らせたりする

身の回りにある図形を探す他に自分で図形を書かせたり、折り紙などで立体を作らせたりしてみましょう。

 

書くことは、見ること以上に断面の形や面の数などの図形の構成を理解するのに役立ち、立体の図形を作ることは形を理解していなければできないため、少し難しいですが、図形を把握するのに効果的です。

 

ポイントとして、ただ図形を書いたり、作ったりするのではなく、辺の数や頂点がどこにあるのかクイズ形式など楽しく取り組める工夫をしてみてください。

図形が身近に感じられた後にドリルを利用する

図形を探したり、書いたりできるようになり、図形への苦手意識が少なくなってきたらドリルを利用して学んでみましょう。ドリルを使って何度も問題を解くことで、覚えた知識を忘れないよう身につけることができます。

 

ドリルの選び方のポイントは、図形を書き込めるタイプのドリルを選ぶことです。書くという動作は、図形を把握するのに効果的なため、ドリルを選ぶ時のポイントになります。

 

算数で必要な図形を上手に書けるようにする方法

 

 

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