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運動で子供のワーキングメモリを向上させるおすすめの方法|注意点も知っておこう

 

運動で子供のワーキングメモリを向上させるおすすめの方法|注意点も知っておこう

 

身体能力向上で浮かぶのは運動です。そこで本章では、運動を軸としたワーキングメモリを向上させるテクニックについてご紹介します。

 

運動で子供のワーキングメモリを向上させるおすすめの方法を知りたい方は参考にしてください。

 

1:体育の授業で積極的に体を動かすように教える

ワーキングメモリを高めるためには運動を行うのが効果的です。運動することは注意力や体力を使います。使う量をコントロールするのにワーキングメモリを使用するのです。

 

ウォーキングなども運動のひとつですが、なかなか継続して行うのは難しいです。知的作業と組み合わせて運動することをおススメします。子供なら体育の授業に積極的に参加するのがよいでしょう。

2:立って作業をさせる

ワーキングメモリを鍛える作業として、運動と知的作業2つの作業を同時に行うとよいでしょう。

 

2つの作業を同時に行うことをデュアルタスクといいます。難しく捉えてしまいがちですが、立ちながら机にむかって勉強やお絵かきを行う行為も立派なデュアルタスクです。

 

普段リラックスした姿で何気なく行う会話や、ゲームなどを立ちながら行うことで脳が混乱し、調整するためにワーキングメモリが働くのです。親子での会話、計算、しりとりを立ったまま緊張状態で行うことで遊び感覚でワーキングメモリを鍛えることができます。

 

3:状況判断をしながらプレーするスポーツをさせる

ラグビーや、アメリカンフットボール等も判断力を鍛えられるスポーツですが、一番おすすめなのはサッカーです。小学校にサッカークラブが併設されていることも多く、手軽に始められるのです。

 

攻め時か守り時か考えたり、パスを受けてキープとドリブルどちらをするか、パスは誰にまわすべきかを瞬時に決めなければなりません。サッカーにおいての同時進行で進めながら行う瞬時の判断力はワーキングメモリ向上に繋がることでしょう。

4:幼少期のうちにリトミックを活用する

ピアノを習っているお子様が学力や知的能力が高いというのは昔からよく言われている話です。ピアノを弾くときには、弾いている場所よりも先の楽譜を目で追わなければなりません。この先読みが、ワーキングメモリを鍛えるのではないかと言われています。

 

リトミックにも応用できます。音楽が鳴ったら動き、終わったら止まるというシンプルな動作でも体は動かしつつ、音楽が止まるのはいつかと考えなければなりません。複数の動作を同時作業で進行するリトミックはワーキングメモリ向上に役に立つでしょう。

 

運動以外で子供のワーキングメモリを向上させる方法

保護者の方でも、手軽で費用もかからずにワーキングメモリできるのが、絵本の読み聞かせです。絵本を読み聞かせている時に、子供は絵本の絵を眺めながら、読み聞かせている保護者の言葉を頭の中で映像化して理解しています。

 

そのため、複数の事を同時進行で行うのでワーキングメモリが向上しやすいです。絵本は図書館で無料で数冊程度を2~3週間貸してくれるので、初期費用もかからずお子様の能力を向上させられるのです。

子供のワーキングメモリの向上には運動を取り入れよう

子供のワーキングメモリについてお話してきました。乳幼児期の運動遊びは、ワーキングメモリはもちろん抑制力や集団能力も身に着けられる可能性があります。

 

頭の活性化にも役立つ運動を積極的に取り入れることは、お子様の将来にも自身の健康にも役に立つことです。ワーキングメモリの向上はご家庭でも気軽に出来るものなので、ご家族で是非お試しください。

 

 

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