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反抗期の小学生の接し方とは?低学年と高学年に分けて紹介

 

反抗期の小学生の接し方とは?低学年と高学年に分けて紹介

 

時間を守るように意識させましょう。時間を守ることを意識できれば、そのためにどのように行動すれば良いのかを考えるようになるのです。

 

まずは、子どもが出かける時に行き先と帰宅時間を確認しあい、帰宅時間を守る約束をします。子どもが時間を意識することで、責任感を覚えることにもなるのです。

 

【高学年】小学生への接し方の4つのポイント

小学校高学年の子どもは、物事を深く考えたり、自己肯定感を持ち始めたりします。そんな子どもと向き合っていくには、子どもの自尊心を傷つけないように関わらないといけないのです。

 

そこで、高学年の小学生への接し方について4つのポイントをご説明します。

1:子どもの気持ちも聞いて一緒に解決策を考える

子どもが間違ったことをした時、叱るだけでなく子どもの気持ちを聞いて、一緒に解決策を考えることが大切です。

 

物事を行う時、子どもには子どもなりの考えがあって行動します。その考えを保護者が聞き、良いところは認め、間違っているところは解決策を一緒に考えるのです。自分ではない誰かの考え方を聞くことは、子どもの成長を促します。

 

ただ、この時に威圧せず、子どもの言葉が出てくるまで待つことが重要です。いくら物事を深く考えるようになってきたとしても、子どもは大人のように経験があるわけでもすぐに判断できるわけでもありません。そのため、すぐに言葉にできないこともあるのです。

 

2:原因や理由をしっかり伝える

何かをしてもらう時や失敗した時、その原因や理由をちゃんと伝えるようにしましょう。物事を深く捉られる時期ということは、何か大切なことを伝えても理解・判断ができるようになってくるということです。

 

理由も告げずに何かをするように言っても、大人ですら納得できません。子どもだから分からないと決めつけるのではなく、物事の理由や原因をちゃんと伝えることで、子どもから信頼を得ることにも繋がります。

3:叱るときは場所を変えてから

高学年の子どもを叱る際は、場所を変えてから叱るようにしましょう。高学年にもなると、子どもは自分の考えやプライドを持つようになるのです。周囲に人がいる時に叱ってしまうと、子どものプライドを傷つける可能性があります。

 

そのため、子どもと2人きりになれる場所に移動するようにした方が良いでしょう。また、叱る際にテレビや音楽などがついていると、子どもは話に集中できません。落ち着いて話すためにも静かな環境を作ることも大切です。

 

4:一緒に家事をさせる

子どものために、家事の手伝いをさせましょう。これは単に、家事を覚えてもらうためだけではないのです。

 

家事をすることで、子どもは家族の助けになっているという気持ちが芽生えます。その気持ちが、「自分はここに居てもよい」や「自分は家族に必要とされている」といった安心感や自己肯定感に繋がるのです。

 

子どもは勉強を主に頑張っていますが、勉強でしか自己肯定感を得られていない場合、勉強に失敗すると自己肯定感を失ってしまいます。そこで、勉強の他に家事による自己肯定感を育むことで、子どもの自己肯定感を維持させることができるのです。

小学生の時期に反抗期が来る理由と特徴とは?

一般的な反抗期は、2〜3歳頃におきる第1反抗期と、12歳から中学生頃の思春期による第2反抗期の2つがあります。しかし、その中間にあたる小学生の時期に「中間反抗期」と呼ばれるものが存在するのです。

 

第1反抗期は自分の意志で行動しようとする時期で、第2反抗期は保護者の価値観を1度否定して自分の価値観をつくりあげる時期と言われています。それに対し中間反抗期は、社会性を学ぶ時期と言えます。

 

特徴としては、口答えや保護者より友達の話を重視する、家庭内でのみ態度が悪くなるといったことがあります。これは、学校生活で一緒に行動する仲間を大切にしようとする反面、我慢していることを家で発散するようになるため、中間反抗期という形で現れるのです。

 

反抗期が来た時の保護者の接し方

中間反抗期における保護者の接し方は3つあります。1つ目は、頭ごなしに言うことを聞かせるのではなく、子どもの意見に耳を傾けることです。頭ごなしに抑えつけると、言葉で伝え合うことで解決するようにならなくなってしまいます。

 

2つ目は、注意したいことがあっても、子どもが落ち着いている時に伝えるようにすることです。落ち着いていない時に注意しても、感情的になって暴れてしまったり、話をしっかり理解できなかったりします。

 

3つ目は、悪いことをした時に叱っても、日頃は友達に対する指示や批判をしないことです。友達への批判は、その友達を信頼している子どもに対しても信用していないと言っているようなものであるため、批判するようなことは言ってはいけません。

 

 

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