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小学校で読み聞かせをする時のコツ6つ|本の選び方や気をつけたいことについて

 

小学校で読み聞かせをする時のコツ6つ|本の選び方や気をつけたいことについて

 

 

2:ゆっくり読む

ゆっくりと読むことで、子どもは、話していることを理解しやすくなり、絵本の内容が頭に入りやすくなります。コツは、一音ずつ区切ることを意識することで、ゆっくりと話すことが出来ます。

子どもが絵本に興味がなさそうにしていたら、内容を理解出来ていない可能性があるので、絵本を読むスピードを緩めてみてはいかがでしょうか。

3:声色を変えすぎない

キャラクターを声の違いで区別したり、感情表現をするために声色を変えたりしてしまうと、子どもの想像力の育成を阻んでしまいます。そのままの落ち着いた声で話せば、子どもが想像しながら話を聞くので、無理に声のトーンを変える必要はありません。

 

4:抑揚をつけすぎない

極端に抑揚をつけてしまうと、子どもの注意が、読み手に移ってしまいます。穏やかな様子でスラスラと読まれていくと、子どもは上手く読み聞かせに集中することが出来ます。お芝居のような抑揚にしてしまうと、読み手の印象を子どもに植え付けてしまう恐れがあります。

5:点や丸で間を開ける

句読点に間を置くことによって、聞き手の子どもの表情を見ることが出来ます。間の置き方のコツは、読点で少し息を止める程度にして、句点では、息を多めに吸い込むようにしましょう。そうしていくことで、話のテンポも伝わりやすくなります。

また、子どもが音読を小学校で行うようになった時に、句読点を意識しながら読むことが出来るようになります。先生からも褒められて子どもの自信にも繋がる可能性があるでしょう。

 

6:過剰な演技をしすぎない

子どもは、絵本の絵からの視覚情報と、聞こえてくる言葉の1つ1つの意味を頭に入れながら物語を聞いています。読み手である保護者は、絵本のキャラクター等に対する自分なりの印象を頭に思い浮かべながらも、淡々と話すことを意識することがコツです。参考にしてみてください。

小学校での読み聞かせで保護者が気をつけたいこと

本の選び方が分かったところで、今度は実際に子どもの前で本を読む時にどう読んでいいかが分からないという方もいるでしょう。

正しく子どもにあった読み方をしないと、本を読むことが嫌いな子どもになってしまいます。

本を好きになれば、子どもは自分で本を読むことも増え、色々な知識が広がっていきます。小学校での勉強での成績に良い影響もありますし、コミュニケーション能力の向上も期待出来るでしょう。

そこで、子どもが本の世界に引き込まれる読み聞かせのコツを紹介します。

 

読み手の感想は言わない

読み聞かせで重要なのは、本の内容を子どもがどう感じるかということです。

感想を話してしまうと、子どもたちの印象操作をしてしまい、自分なりの受け取り方をすることが阻害されてしまいます。読み手はあくまでも、読むことに徹底し、子どもの感受性を刺激する支援をすることに意識を向けましょう。

絵を指でささない

指差しをしてしまうと、子どもが絵をじっくり見て自分で探すことが出来なくなってしまいます。こうなってしまうと、子どもが読み聞かせを楽しむことが出来なくなってしまいますので、注意しましょう。

小学校に通っている年齢の子どもなら、大人も気づかないような絵の中にある細かい描写を自分で発見するので、保護者の方は、それを手助けすることを心がけるようにしていきましょう。

 

読み聞かせのコツを知って小学校で読み聞かせをしよう

ここまでで読み聞かせのコツを習得したら、今度は実際に小学生の子どもに読み聞かせを実践してみましょう。子どもに読書の習慣を身につけてもらうためのきっかけ作りとして、読み聞かせを行いましょう。

また、読む保護者側も、子どもとの接し方に困っている人がもしいれば、ぜひ読み聞かせをきっかけに子どもとの時間を増やしていってください。仕事で抱えているストレスなどが、絵本を読んで喜ぶ子どもの表情で和らいでいくでしょう。

 

 

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